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殺人遺伝子保因者は隔離され、保因者が一度でも暴力的な事件を起こすと、首に殺人(Homicide)の頭文字である"H"の刻印を入れられる。
・・・という近未来の世界のお話。
最初に書店で見かけた時に、気になったけど保留にし、その後、ブクログで紹介されていたのを見て、結局購入した1冊。
なんというか、実際、充分ありえそうな話だと。
裕福な家庭に生まれ、音楽の才能があり、神童とまで言われて何の不自由もなく育ったデイビーが、どんどん辛い状況に追い込まれていき、最後、「どうなるのー!?」とページをめくると、ありえない中途半端な終わり方。
え、何これ、結末はご想像にお任せします、ですか!?
と思ったら、どうやら続きがあるようで。
これで終わりじゃなくて、とりあえず良かった(笑)。
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妙にリアリティがある殺人遺伝子という設定にかなり引き込まれつつ読み終えました。
全ての人は安全ではない、現実世界でも色々な事が起こる、安全安心など、どこにもないのだなと思わされつつ、こんな世界の中でも自分を信じて強く生きようという生き方を教えてもらったように感じる。
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ディストピアもの。順風満帆な女の子が運命に抗おうとしたり従おうとしたり。心理は見てて胸に詰まるものがあった。
内容としては少し薄いのかもしれない。結局他の元クラスメイトがどうなったのかわからないまま。ただ、主人公の心情だけを書いたシンプルな作品。なので少し不完全燃焼な感じは残る。ショーンには恋してしまうよなぁ。。
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何も始まってない感じですかね。
殺人遺伝子を持ってるというだけで、犯罪を犯してもいない者を隔離し、蔑む。そういう気持ち悪い世界の気持ち悪い(普通の)人間と殺人遺伝子を持った(普通の)人間のお話。
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ブクログの献本でいただいた作品。
印象を一言で言うと「ちょっとダークな設定の少女漫画」といった感じ。
漫画という印象を受けただけあって、スラスラとは読める。が、何か考えさせられることは少ない。
完璧美少女主人公が殺人遺伝子によって人生転落、と思いきやそこまで落ちぶれないし、性的なシーンがいくつかあるはずだが、全て未遂なところも少女漫画っぽさがある。
また、全2作の1作目なので仕方がないが、微妙なところで終わっている。
それにしてもこの主人公、頬が赤くなりすぎなのでは。