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子どものころに大好きだった「秘密の花園」。梨木果歩さんの「秘密の花園ノート」で新たな面を知ったこと、そこに記された山内玲子さんによる新訳のマーサやディコンの訛りに興味を惹かれたこと、また、金井美恵子「噂の娘」でインド時代のメアリのあれこれがかなり詳しく記されていたのでどこまでが金井さんのフィクションなのか知りたかったこと、などから、岩波少年文庫版を読んでみました。で・・・そっかぁ〜〜、と、子どものころには気付かなかった人間関係や、メアリの背景が面白くてね。また、山内さんの訳されたヨークシャー訛りが、実に優しく素敵なもので、とてもしっくりと読めたのが嬉しかったです。(「〜〜じゃけぇね」とか、「〜〜しとりんなさる」とか。)インド時代のメアリの話も興味津津で読めました。うん、やっぱり金井さんは意地悪だ・・(*^_^*) なんて。これはまた、「噂の娘」を読みかえさなければ。
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小学校低学年向け。っていうだけで済ますのは、すこしもったいない!
主人公メアリのキャラクターと、自然と愛情に癒されていく様子がすごく清涼感あふれるw
自分っていう孤独な存在を、メアリは象徴しているのかも。自然と愛情は私が求めるものそのものじゃないか!
現代社会で頑張る皆さん、よんでみましょう。
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つむじ曲がりの女の子が親元を離れて、ある屋敷で生活する中で変化していく姿が、いろんな人との出会いを、通して描かれている。特に教育者は参考になる。
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子どもの頃から、家の本棚の1番上にあった、
福音館の古典全集(全部じゃないけど)
「秘密の花園」何度、読もうと思ったことか・・・
けど、この歳まで、開くことなく。
はずかしながら、内容も知らず、
何となく、ファンタジーかと思っていたくらいです。
読んでみると、これだけの時を経ても
導入からとっつきにくさがなく、ものがたりにはいりこめ、
人物も魅力的で、さすが力のある物語だなあ、と思いました。
最後までメアリが主人公でい続けてくれる方が
好みだけどね。ぼっちゃんは、あんまり・・・
大きいのは重いので、少年文庫で読んでしまったけど、
猪熊さんの訳で読めばよかったかな。
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コマドリがメアリの扉を開いてくれたような感じだな。メアリがどんどん健康になっていくようすが描かれていて、わくわくする。下巻も期待。
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言わずと知れた名作ですね。どこかの大学の過去問にこの作品を扱った評論が掲載されていました。作者はだれか忘れてしまったけど、この作品の魅力は人はなぜ「秘密」を持ちたがるかが分かること、だそうです。確か。
登場人物が増えてくる中盤からが、ファンタジーを読んでいるような感じがしてわくわくします。整備されていない、自由で自然な姿の庭園を想像するとわくわくします。ムアの森にも行ってみたくなる。
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『秘密の花園』を読むのは10年以上ぶり。この前、読んだ『庭師の娘』を読んで、読みたくなってページをめくる。イギリスに行ったことはないけれど、ぱっと情景が思い浮かぶ。庭いじりというより庭づくりを通して、成長していくメアリー。下巻を早く手に入れなくちゃ!それにしても、私もコマドリとお友達になりたいぞ。
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小学生くらいのときに読んだけど、当時はあまりぴんとこなかった。
思えば、当時の私は遠い国の邸宅やどこまでも続く荒野など写真でも見たことはなく、当然、そういう土地に建つ立派なお屋敷のお庭なんて全く想像できなかったもんなあ。
今でも実際にこの国に足を踏み入れたことはないが、幸いこの国の映画は何本も見ている。大いに想像力の助けになった。
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イギリス出身バーネットの名作児童文学。
あらすじ
インドで甘やかされてわがままに育ったメアリ。両親を病気で亡くし、イギリスの田舎のおじさんの家にひきとられた。そのお屋敷には、秘密が多く、一番大きな謎は、十年間誰も入ったことがないという「秘密の庭」だった…。
ストーリーうろ覚えだった。上巻は、わがままでひよわなメアリーが、どんどんイギリスの田舎の荒野・ムアの影響で、元気になっていく様子。お屋敷の人は方言なんだけど、日本語訳ではちょっと東北なまりっぽくて、素朴な感じ。
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性格が悪くて、容姿が優れてない女の子が主人公なだけで☆5!
庭をきれいにしていく過程も面白いので是非。鍵と秘密は、最高のアイテム。
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原書を読んでから、和訳版も気になって読んでみた。ヨークシャー訛りはこんな風に訳すのね、ととても面白かった。
英語では読み取れなかった細かいニュアンスも分かって、良い復習になった。
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日々の暮らしの中の小さな幸せに気づかせてくれる。そして、夢中になれることを見つけた時強い力がエネルギーの泉のように湧き出てくる。
若き子供たちに力を貰えた。
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前半面白味を感じず、なかなか読み進められない。
悲惨な環境でねじ曲がった性格がイギリスの広大な屋敷と自然と人に触れスクスク育つメアリ。
秘密の扉、庭、子ども…秘密にワクワクする年頃には刺さるのだろうか?
後半次第だが、今はさほど好きな作品ではない。
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小学生の頃1度読んだかどうかで、内容はほぼ覚えていない。屋外で焼き芋の要領でじゃがいもを焼くシーンがあった気がするのだが、給食前に読んでいたせいで強烈に記憶に残っている。じゃがいもシーンは下巻かな?
誰からも愛されず育ったメアリが、ミスルスウェイト屋敷の豊かな自然や世話役のマーサとその弟・ディコンのおかげで明るく活発になっていく。同じく親からの愛情を知らずに育ったコリンと出逢ったところで下巻へ。愛されること、外で遊ぶこと、同世代の子どもとの交流等がいかに大事か、マーサのお母さんじゃなくてもよくわかる。