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ホセ・ムヒカさんの考えは非常に素晴らしかった。自分もYOU TUBEでスピーチを見て感動し、この本を読んだ。正直この本より、YOU TUBEの動画を見た方が良いのではないかなと思う。ホセ・ムヒカさんの熱が伝わるので笑笑
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僕のような庶民には、世界規模の話などは大きい話だな思いました。
しかし自由を勝ち取るという態度などは、常に持っていたいです。
「自分の存在に中身を与えない限り、また新しいゴミを買うことになる」の一言が沁みました。
中身を与えるということこそが、自由なのかなと思います。
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貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の力があり、黒あっても満足しない人のことだ この地球上で、唯一、価値のある中毒は愛だけです
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豊さとは何かを考えるいいきっかけとなる本。
自分の生き方を押し付けるわけでなく、先進国の人々に問いかける話し方は改めて生き方を考えさせられる
印象に残った言葉:
・本当のリーダーとは、多くの事を成し遂げる者ではなく、自分を遥かに超えるような人材を育てる者
・貧乏とは欲が多すぎて満足できない人のこと
→欲しいものを買うのはお金だけではなく、買うためのお金を稼いでいる時間も消費している
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2012年にブラジルで開催された国連会議でのスピーチが世界中の人々を感動させて一躍、時の人となった当時のウルグアイ大統領。
タイトルの通り、ホセ・ムヒカの発言を引用して構成されている。消費社会経済が産み出す問題と、その限界について考えさせられる。世界全体として何を目指すのか、発展とは何か。。
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世界でもっとも貧しい大統領、ホセ・ムヒカさんの半生についてテレビで見てからずっと読みたいと思っていた本。
身なりや生活ぶりからすると、彼は本当に大統領なのかと疑うほど質素な暮らしをしている。
幼い頃に父を亡くし、ゲリラに参加して4度の逮捕、歯に衣着せぬ毒舌ゆえのバッシング、熾烈な大統領選、と、彼の人生はそう平坦なものではなかったが、彼はその経験から多くを学び、自らの精神と向き合い、世の中を変えたいという思いで社会に率直な投げかけをした。
いま私たちが暮らす世の中は何かに支配され、束縛され、本当の自由を失って暮らしている。自らを愛し、他者に与える精神は失われ、両者を愛することができなくなっている。
「貧しさは物を持っていないことではなく、無限の欲があることだ」
その通りだと思う。
私たちは持っているものを少しずつ、余裕のある人ならなおさら、それを他者のために使ってこそ、豊かな人になれるのだと思う。
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世界でもっとも貧しい大統領「ホセ・ムヒカ」の言葉
何度も読み返して見ているうちに自分の消費的思考を変えていかなければいけないと思うようになった。
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給与の9割を募金し、残り1割は将来学校を建てるために貯金する大統領のスピーチや人となりを書いた本。ムヒカ大統領は慈悲深く優しいと思っていたが、実際はとても厳しく、時には大胆でとても胆力のある人物だった。
今後の世界環境問題を話し合う国際会議で、今の世界の悪いところ、自分たちが無意味な討論をしていることなどをズバッと話した伝説的なスピーチがある。その中でも気に入っているところが、我々は大量消費の生活を送り、知らず識らずのうちに先進国だけがいつまでも私服を肥やすように途上国に無理を強いているということだ。地球上の資源には限りがある。それでも我々は超消費社会の中でファッションや食べ物やあらゆるものを消費している。そんな中、大統領はボロボロの服で家で暮らし、家庭菜園をして極力消費を減らして生きている。
またこんなスピーチがある。「貧乏とは物が少ないことではなく無限に欲があることである」これはとてもハッとした。
ミニマリストではないが、貯金を増やしたり、物が少ない暮らしでやっていくにはどういった考え方をすればいいのか悩んで探した本。内容は自分の知りたかった考え方の1つを示していた。
自己啓発してだけではなく、自分と同じように倹約をしようとしている人や、何か今の生活のままでは満ち足りないと感じている人にもおすすめの本。
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おやすみ前の読書であっという間に読破。
ハッと気付かされる言葉の数々。
完璧であったり全能であったりというわけではないだろうが、間違いなく世界に必要な考え方の持ち主だ。
ムヒカ大統領の言うような生き方を実践するのは決して簡単な事ではない。でも、少しずつでも生活に、人生に取り込んでいかなければならない。世界が存在し続けるために。自分達の子ども世代、孫世代も幸せに生きていける世界であり続けるために。
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1.Youtubeでいきなり出てきたので、スピーチを聞いてみると、非常に感動したので、本でも読みたくなった。彼はなぜこのような考えをしているのか、世界をどのように見ているのか、とにかく知りたくて購入しました。
2.ウルグアイ第40代大統領であるホセ・ムヒカのスピーチをもとに、彼の生い立ちを深堀している1冊です。
2012年のリオでの会議で衝撃的なスピーチをしたことで一躍有名になった彼は、ほかの政治家と異なり、本当に貧困をなくしたいと考えている1人です。日々の日常で実践しているからこそ、言葉に説得力があり、本音を言うからこそ国民がついてくるという良い循環ができています。
彼のスピーチは時折過激な発言として否定されることもありますが、どんな政治家よりも問題点を突いており、深く考えさせられます。まずは、この本を読んで、彼がどのような人間なのかを深く考えることが大切です。
3.本当の豊かさとは?と考える1冊です。今の私は、特に不自由なく生きており、欲しいものは手に入るようになっています。改めて考えると、欲望のままに欲していると、悪循環が生まれ、自分でコントロールできなくなってしまう。これが世界全体で起こってしまっているので、彼は公の場で指摘しています。政治がコントロールできない世界が出来上がり、その先に何があるのか。考えるだけで怖い世界です。
お金がすべてではないと考えている人は必ず読んでほしい1冊としてお勧めします。
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一昨日勧められて、amazonのkindle本を確認したら、unlimitedの対象書籍だったので、速効でダウンロードして読んでみた。非常に良かったです。
ホセ・ムヒカ=ウルグアイの元大統領。1995年から同国の議員となり、2005年に同国の農牧大臣として初入閣。2010年3月1日に同国の第40代大統領に就任し、2012年にブラジル・リオでの国連会議で行ったスピーチが感動を呼んだ。そして、2015年3月1日に大統領の5年の任期満了で退任、退任後も議員として同国に貢献している。とそういう経歴が紹介されている。
さらには、そのもっと以前の経歴として、極左武装組織「トゥパマロス」に参加して活動していたこと、1972年8月から1985年1月までの約13年間、獄中生活を送っていたことなども本書で紹介されている。
自分としては、恥ずかしながら、本書を紹介されるまでノーマークの存在でした。
本書の他のレビュアーの方も書かれていますが、you tubeでその感動を呼んだ2012年のスピーチが、親切な字幕スーパー付で聴くことができる。これを聞けば、もう本書を読んだのと同じであると思う。
そのスピーチの中に、本書のエキスはすべて込められていると思われますが、その他にも本書には、ムヒカ大統領の自ら行っている驚くべき質素な生活や、驚くべきエピソードなどが紹介されているし、大統領として行ってきた非常にユニークで実質の伴っている政策なども紹介されている。
このスピーチの中でも紹介されている次の言葉が、他のレビュアーの皆様と同様、自分にも非常にインパクトがありました。
「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
国連では貧困や環境をテーマとして議論されているが、それらの問題が政治的な問題であるとムヒカ大統領は指摘した。現在のコントールできないようなマーケット社会(消費をひたすら駆り立てなければ経済が回らないような社会)としているのは、政治の問題だと。
現代社会の忙殺の中で、忘れ去られている本質的な哲学を、国連の会議の場で訴え、聴衆が思わず我に返ったのではないだろうか。
本書の中で紹介されている次のような言葉も同様だ。
「私たちは発展するために生まれてきたわけではありません。幸せになるために、この地球にやってきたのです。」
「命より高価なものは存在しません」
「発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛を育むこと。人間関係を築くこと。子どもを育てること。友達を持つこと。そして必要最低限の物を持つこと。」
「贅沢な生活は無駄な時間をとられ、煩わしさも伴ってくる。つまりそれは束縛。-質素は自由のための闘いである。」
「人がものを買うときは、お金で買ってはいない。そのお金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです。
「物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそ自由なのです。」
「我々は健全な消費を考えなければなりません。使い捨ての無駄なものを大量に生産し、それをイノベーションと呼んでいる。」
などなど。
これらの哲学は、我々の身近な生活においてもそのまま適用でき、しかも重要な哲学であるように思われる。
ムヒカ大統領自身が、私生活でそれを実践されていることが本書で紹介されている(それが有言実行の姿でもある!)。
この国連でのスピーチは大国から始まり、ムヒカ大統領は最後のほう(多くの先にスピーチを済ませた国の代表はすでに帰ってしまったあと)に、行われたようだが、それまでパワーポイントを駆使して、難しい話が展開されていたかもしれない。
ムヒカ大統領の面白い言葉が紹介されていた。
「パワーポイントは1、2枚ならまだいいのですが、50枚もあれば拷問です」(笑)。
映像では、原稿など持たず、皆に本音で真剣に語りかけるムヒカ大統領の姿がうかがえる。
この哲学を私生活で実践できれば、究極のミニマリストになれるかもしれない。
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何のために政治があるのか、政治家がいるのかを、全世界共通であろう原則、幸福感に基づき、平易な言葉での名言集。
共感の嵐が、内から沸き起こる。
日本の政治家が読んでも、自意識過剰で謙虚さもないから、気付かないだろうからこそ、我々有権者は彼の言葉や思想、理想を知るべきなのかもしれない。
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物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそ自由
この地球上で、唯一価値のある中毒は愛だけ
人間のもっとも大事なもの 生きる時間
多くの時間を仕事にさいて、お給料もらい、消費している私
言葉が刺さりました
時間、、、大切な時間を有意義に使えてるだろうか、、
多くの人々に響く言葉
でも資本主義の上位にいる人達には納得出来ない部分もあるかもしれないな
弱者に寄り添う素晴らしい大統領
13年間も投獄されていたとは知らなかった
でもその年月が、ホセ・ムヒカの信念を作ったといっても過言じゃない
何回も読み直して自分の心に問いかけます
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何年か前に世界で最も貧しい大統領としてスピーチが話題になったときから、全文を読んでみたいと思っていました。さぞや立派な方なのだろうと思っていたら、若い時には武装組織に入っていて、13年間も投獄されていたとか。しかも、かなり過激なことを言って、何度か外交問題にもなりかけている。そんな、最初の想像とはまったく違う姿がこの本には書いてあります。政治家の何を見るかで、その人に対する印象は大分変わるのだなと改めて思いました。多角的に見るのは大事ですね。
ところでホセ・ムヒカ氏は5年の任期を終えて大統領を退任していますが、再任しなかったのは不支持者も多かったからなのかな?と思ったら、そのときの支持率は65%程度。単純にウルグアイは、再任禁止みたいです。
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『貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ』
質素の哲学。
断捨離、ミニマル、レスイズモア(ローエ)。