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世の「文章読本」がなぜうまくないかというのがよくわかった。文例に自分の文章を使う、というのができそうでできないんでしょうね、みなさん。さすが清水さん
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ノウハウ本なんだけど、おもしろくてためになる。メールやブログも含めて、文章を書く機会のある人にとって非常に参考になります。読み方も変わりそう。
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「文章教室」(この手の本はあらゆる作家が出していますが)というだけでも惹かれる上、
著者が清水義範氏というのがとても興味深いです。
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タイトル通りの本。さすがパスティーシュ作家が書いた文章本という感じで、いろいろな文章の書き方及びその効果が分かりやすく書いてある。読みやすくとても楽しく読めた本の一つ。
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“大人のための”と銘打たれているように、手紙・実用文といった日常で書く機会の多い文章の書き方のコツが詰まった一冊。
職業作家の書く、文章の見本がユーモアに富んでいて読んでいて楽しかった。
ちょっと工夫をするだけで、いつもの文章が読みやすくなったり説得力を増すようになる――わかっていても実践は難しい。
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接続詞に注目。よく考え、使いすぎない。/短い文を一つ二つ置いて、それを助走として長文に入ると読みやすい。/読点を打ちすぎない。/紀行文は目的地に着いたところから書く。場所のデータは調味料的に使う。/始めの方に「まだわからない」と謎を書く。その謎は部分的な解明でかまわない。/特別な自分をねつ造する必要はない。/借り物の解説ではなく、個人的な体験や視点から始める。/一つの文にテーマは少なく。
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清水義範氏が好きな人にはためになるはずですし、おもしろいです。
しかし、文章論とはいっても個人の好みが現れますから、万人向けというわけでもないかと。
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続けて、文章を書く本を読みました。
なかなか面白いものです。今の時代、ちょっと昔よりもはるかに多くの文章を書いている感じです。だって、昔ならメールがないので、多くは電話で済ませちゃう。それに、メールがないと、手紙となるとはるかに敷居が高く、書くものも書かないで済ませちゃう。そこに来てブログだ。こうなれば、以前ならアルバムに貼った写真が、ネットで旅行記として紹介されていたり、日々のくだらない日記をが公開されていたり、感想文とは思えないような読後感想文がブログに書かれています(って言いながらそれを書いている張本人(^-^;)
そんなに、書くことが多くなったのに、書くことを考える事は少なかったです。特にこの本で接続詞の話は大変興味深いものでした。中には、手書きとワープロの違いとその主張など(理解できるけど)そうとも思わないこともあったけど、この本自体が面白く書かれていると言う参考になる作品である(である調、混在型(笑))
それにしても、清水義範さんの作品を読むのはずいぶん久しぶりだったなあ。
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実用的かどうかは少々謎な部分もありますが、なるほどと思う点も多いです。清水義範が好きな人は確実に楽しめると思います。
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面白かった、いつかまた読もう、と思わせる文句なしの星5つ。
接続詞の語彙が乏しいと、文章がチープになる。いきなりガツンと打たれました。
句読点の使い方、しゃべくり文(口語みたいなもんか)などの書き方と、前半はテクニックを説明。
後半は、ビジネス文書や紀行文などの書き方の表技裏技。裏技とあるものの、小生には全部表技に思えた。
著者は、パスティーシュなる他の作家の文体を真似る手法を用いるとのこと。歌や仕草の物まねではなく、文章を真似るのだから、そりゃまた高度な遊び。そんな知的なことをやってみたい。それには、たくさん読書せねば。
もちろん、文章の上手に書くためには、たくさん読書する必要があるんだけどね。
この著を読んで、これから作る文章のレベルが少しでも上がれば、という思いもあるが、こんな楽しい文章を書く著者の他の著書を読んでみたいなぁ、という思いが強かった。
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どうやら以前にも読んだ記憶がある。ヘタしたら、持ってるかもしれないw でも、役に立つし読み物としても面白いと思うの。
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小学生のための作文教室を何度も開いた経験のあるという作家の清水義範氏が、「大人のために」書き下ろした、文章の書き方の本。
この本で著者が一貫して主張するのは、「独りよがりな文章ではなく、他人に伝わる文章を書こう」ということであり、そのための心構えや基本的な技法、自身の文章を書くに当たってのこだわりなどが、ユーモアあふれる楽しい文章で書かれている。
また、ブログに書くようなエッセイ(随筆文)風の文章の書き方ついても触れられているので、多くの人に自分の書いた文章を読んでもらいたいと望む人にも勧められる内容になっている。
特に、文章を書きなれていない人がパソコン(ワープロ)を使用して文章を書くと、必要以上の漢字変換や過剰な漢語表現の使用などが起こるため、不自然で読みにくい文章になってしまうという分析(第一章)は、的確だと思う。
(たとえば、ふみにじるー>蹂躙、すさまじいー>凄まじい、おののくー>戦く、などが例として挙げられている。・・・以前ネット上で「弄る(いじる)」という読み方をするのを初めて見たとき、驚いたことをこの箇所を読んで思い出した。)
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著者は教室の先生として、文章上達の指南をすることに非常に真面目に取り組んでいる。もともと真面目なハカセだから、なおいっそう堅い(笑)や、ユーモアを交えようという意図はわかるんだが、いかんせん古い、ような気がする。著者の子供の作文教室の本はとっても面白く読めたのだが、大人向けとなるとどうしても、上手く書きたいという嫌らしさみたいなのがにじみ出ちゃって、そこを直視しようとすればするほど、すっきり笑えなくなるな。
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何でも感じに変換しない。難しいのはあえてひらがなで書く。
頼み事は最後に自署すると心がこもってよい。
接続詞を意識せよ。しかし、あまりに使いすぎるとうるさい。極力少なくせよ。
文は長いの良くない。しかし、短文だけもダメ。バランス大事。
司馬遼太郎は、
短文 短文 ちょっと長い文
という構成を良く使い、リズムをとった。
長文も3つくらいの短文をつなげるのが限界。
最初に言いたいことを短文で。そのたと長文で補強する。
読点は、あくまで意味をわかりやすくするもの。多すぎるとうるさい。
例えば、
私は、彼が・・・・・・・・。(主語が連なり、しかも長いときにわかりやすくするもの。)
従って
私は、寂しい。
のときには、「、」は不要。
作家の文体を良く読み、まねるのも良い。
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文章を読みやすくするために、文章にリズムをつけること。リズムをつけるとは、句読点の場所を短くつけた後、長めにつけてみるなどして、文章に変化をもたせるということだ。はじめの書き出しは短めの言い切り文にする、次に長めの文で説明する。このような文章はたしかに読みやすい。
なんだかんだいっても、文章は書きなれることが一番の上達方法なのだ。毎日ブログで日記を書くなどするのもよい。問題は継続する方法をみつけること、継続は文章上達に限らず、何をするにも必要不可欠な要素なのだが、身に着けるには確かな覚悟が必要だ。