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八木剛士と、松浦純菜シリーズ最新作。
いやァ〜。ずいぶん待たされました。
もう出ないかと思った^_^;
相変わらずのグダグダ精神世界っぷり。
ちっとも話が進まない・・・と思ったら
ラストにバタバタと進展。
純菜と、南部の「力」はどうなったんだ?!
自作は、ついに完結編らしい。。
どうやって終わるんだろう(笑)
ってか、きっとコレもなかなか出ないんだろな・・・
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2008/11/7
やっちゃった。八木君。そして浦賀さん。
最後にぶっ壊すの好きだね。
次で最終巻のようですな。
ある意味楽しみです。
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読み始めるまでと読み終わりはブルーになるけど、読んでいる最中は異様に楽しい純菜シリーズその8。
色々間違っている剛士がなんだかもう。
次でラストのようだけど、幸せな結末…は、待ってないだろうなぁ、これじゃあ。
いちばん初めの渚のミステリ論には膝を打ちました。
あーそうそう、そう思ったことあるよ!よくぞ言葉にしてくれた!
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松浦純菜シリーズ8作目。
事件は解決し、感動のシリーズ完結に向かう…わけもなく。
本当に、どこに向かっているのか。
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ー 社会派ミステリは、どんなものでも多かれ少なかれ、日本という国を告発するもんだ。本格ミステリも大抵の場合、警察は道化として探偵の引き立て役としか描かれない。つまり、国家権力の否定だ。だから本格ミステリからミステリを取り払ったって、ミステリに歴々と続く反権力の思想は汚されることなく保存されているということ。
だが、どんなに左翼が否定しようと、共同体の最大観念は国家だ。俺も、あんたも、人間である以前に日本人なんだ。存在とは相対的に成り立つもんだ。他人がいなければ自分もいない。外国人がいなければ日本人もいない。ロハスな左翼は、私達は日本人である以前に地球人なんです、などとほざくが、そんな寝言は宇宙人が見つかってから言えっていうんだ。
だが、今から世の中に出てくる作家が書く小説の登場人物達は、自分が日本人だと思っていないだろう。もしかしたら、その小説の中には日本という国家すら存在していないのかもしれない。自分がいて、その上に、家庭や学校や職場という共同体があって、そして最終的に国がある。それが『世界』だ。
だが、今の小説は、そういうプロセスをまるごと取っ払ってしまう。自分と、自分の周囲が、そのまま『世界』と同義になってしまう。自分の極めて個人的な事件、例えば失恋などが、国家をすっ飛ばし、まるで地球人類の最後と直結する物語。国家否定の、戦後民主主義の教育を受けた作家達が、そういう小説を量産している。だがいずれ次の世代が現れるだろう。その時、今度はその物語から何が差し引かれるだろうか? ー
本格ミステリ論、右翼の論理、核武装、差別の構造、、、もはや何の小説なのか分からない。
ようやく暗殺者との闘いにも決着が着き、いよいよ最終巻で全ての真相が明かされる…はず。