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購入した本。Suicaを開発し、導入した筆者の体験が綴られた本。
Suica開発の背景には常に「お客様目線」があった。どんな商品も使うのは常に人。人が使いやすいようにすることが大事。
Suicaは「タッチアンドゴー方式」と呼ばれる。こういう名称によって、魔法の呪文のようにお客様が使いやすくなる。
経営陣には円グラフを用いて説得したそう。大きな夢を語るのも良いが、まずは目先の達成可能な目標から定めることも大事。
今後は第二次インフラの時代。「一度このインフラサービスを経験すると、手放せなくなるもの。」
そういったものが求められる時代になっていく。例、携帯、コンビニ。
夢やチャレンジ精神の原点はやはり好奇心。育成する際も好奇心をベースにしないと、本質的な育成につながらない。
飛べないはずのペンギンが飛ぶかのように、Suicaは成長軌道を描いた。2001年からサービスが始まり、当たり前のように使えているSuica。こういったサービスを作っていかないといけない。