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いわずと知れた名著であり世の中に作為的な図表、資料がいかに多いかを思い知らせてくれる本。内容は難しくなく、知っている人が読めば何を当たり前のことを書いているんだという感じ。でも仕事で話していてもこういう基本的なことをきちんと理解できていない人は結構多い。
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これでもう、グラフ・数字、統計データにはだまされない!!
プレゼンに使うグラフ作成時などにも応用できそう♪
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統計リテラシー(統計を見抜くセンス)をつけるための入門書、みたいな位置づけだけどやっぱり古典ということもあるのかはたまた訳のせいなのか若干読みづらいかな。ただ数式を極力排除していることは評価できると思う。
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「統計学を悪用する」という観点から書かれた、広い意味でのリテラシー涵養の書。名著です。たとえば、グラフの描き方を立体的に見せたりするだけで、大きく印象は変わってしまう…などのような実例を挙げて、注意すべきことを学べます。
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だめな統計の先生は、この本から出題する気がする。
もはや古典的な統計における虚偽が散りばめられている。
いろいろな本で引用されているので、原著を読んでも新鮮さがないのが残念である。
統計のウソを見破る五つのカギは、確実に暗記するべき。
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随分昔に書かれた本ですが、今でも通用する内容。数字(統計)は説得力を持つが、何を説得しようと(されようと)しているのかきっちり把握しておくことが重要です。
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あまり興味をそそられる内容ではなかった。ひたすら世の中に出回っている統計の信頼性の低さを説明する内容。
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2007/6/9 ざんねんながら、知っていることばかりだったかなという感あり。びっくりしたかったなー 小中学生のときだったら、びっくりしたかもしれない
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雑誌や書物で頻繁に持ち出される統計資料を見る上で、基本的だけれどとても大事なことが書かれている。これは内容をもっと現代的に書き直して、小中学生に読んでもらうべき。【070610新/070729】
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この本にも引用されている、好きな言葉にこんなのがある。"ウソには三種類ある。ウソ、みえすいたウソ、そして統計だ。"そんなウソだらけの統計的データに騙されないように、統計の知識はつけておく必要がありますなこりゃ。
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http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/005130.html
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かつてベストセラーになり、今現在も売れ続ける名作。
統計技法のウソ、まやかしを痛烈に指摘する作品。
谷岡先生の本のモデルともいえるような本です。
統計用語や数式は出てこないので、文系の人にもオススメです。
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内容的には、ほとんどいまでは当たり前のことである。「ひとはけの紅白粉で、人が変わったように美しくなるように、統計によって、多くの重要な事実が見違えるようになる」(7頁)。つまり、統計というのはいくらでも操作可能なのですよ、ということだ。ここで「重要な事実」とされるのは、だいたいにおいて科学的仮説である。たとえば受動喫煙の害毒、格差社会の有無、などなど。仮説の蓋然性を示すために統計は、いまでも頻繁に用いられている。数値という、非常に理解しやすいツールであるから。しかし示されるのがあくまで蓋然性=「もっともらしさ」であり、正確な証明ではないことが重要であろう。だからこそ統計者の意図による操作可能性が生まれる。事実の証明ではなく、政治的意図の補強こそが統計の本質である。
ところで、「統計」をスタディ、「重要な事実」を成果物として考えてみると建築の設計プロセスの性格が理解る。「スタディによって、成果物が見違えるようになる」。ははーん。この本質におぼろげながら気づいたのがSANAA、明確に利用してやろうと意図したのが藤村龍至、と言ったら、できすぎか。
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2009/05/16
数字やグラフに騙されちゃいけないわ.
だいぶ警戒心は強くなったつもりでした.
自分はちゃんとしようと思います.
1968年初版のため,新聞の記事が面白かったです.
・データが何回も統計的操作で濾過され,小数点のついた平均値に姿を変える頃には,
その結果はもとのデータとは似ても似つかないような確信の香気を身につけ始めたのである.
・層化ランダムサンプル.ただし,母集団の割合が正しいという保障はない.
・平均賃金の正体
・アメリカ合衆国の農家の4分の3以上は電気を利用できます.
・暗影
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大学の一般教養で必読と言われた本。
今更ながら読み返してみると知恵の結晶がきらめている本です。
統計を言葉で説明した際にでてくる相違点や
(≒どこに力点が置かれるかによって数値は主観的になってしまう)
視覚化するために用いるグラフがときに人に大きな間違いを起こさせるものであり、
決して鵜呑みにしてはならないという注意点をわかりやすく教えてくれます。
日本では1968年に訳が出版されていますが、その版数が50以上を超えていることからも分かるように、新書的でありながらすでに古典の仲間入りをしている本です。時間がない方は10章だけを読んでもたぶんためになります。