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一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その彼女の前に、男の体と女の心を持つ美人が現れる。彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が…。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた…。
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RIKOシリーズ第2弾。
麻生の私立探偵ぶりを知りたくて、10年振りぐらいに再読。
第1弾では登場しなかった麻生と山内が登場し、緑子と深く関わりを持っていく様だけで、もう十分満足だけど、ミステリーとしても、事件の表側だけではなく、裏側に潜む感情(今回だと母性)がきちんと描かれているので、隅から隅まで楽しめる。
最後に山内を守るため、罪を犯してしまった麻生が第3弾で、どうかかわって来るのか?
今から楽しみ。
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RIKOシリーズ2作目。
2作目にして練と麻生が初登場です。
事件自体も面白く、夢中になって読めるのだが、「聖なる黒夜」から入った私は何より練や麻生の登場を待っていた(笑)
この2人が出てる作品に関しては、あまり正当な評価ができそうにもない。
なぜならこの2人が出ているという事実だけで満足してしまうから。
本筋の部分よりもこの2人の関係性に興味があるから。
それにしても、この作品に限って言えばもう少し「犯人側」に魅力が欲しかったかなというところ。
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柴田さんの本には相変わらず引き込まれるし、読みごたえもある。
けど、主人公の感情が強すぎるような気がする。私は「うーん」となってしまうところがちょこちょことあって、共感できるのは50%くらい。
ただとにかく次へ次へと読みたくなってしまう。
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一児の母となり
下町の所轄署で穏やかに過ごす緑子の前に現れた親友の捜索を頼む男の体と女の心を持つ美女。
保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。
関連の見えない事件に隠された一つの真実。シリーズ第二弾。
第一弾から読みたかったなぁ。
久しぶりに柴田さんの本を読みましたが
やっぱり、テンポよく読めて
作品の中に引き込まれ
文庫本の中では
厚みがある方なのに
あっという間に読み終えました。
全体的に、切なさが残った感じかな。
このシリーズは、読破したい!
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主人公の女刑事を好きになれなかった。まぁ、本篇に関することはそれだけです。目的は、麻生さんと練なんだもの。「聖なる黒夜」の後日の話です、流れは。練、ひどいんだけど、憎めないんだよなぁ。そんなことより、麻生さんと練が近づいて言葉を交わし、麻生さんが練の頬を撫でる場面、麻生さんの「愛してるんだ」の言葉、練の、ひっそりと呟いた、うん、の囁き。うーん、切ないっ!切なすぎるよぅ、練〜。練が、こちらの世界に戻ってくればいいんだけど、そうもいかないし……。出会わなければよかった、そういう関係性もあるのかもしれませんが、それでも、そんな思いを抱いてほしくはないなぁ、と思ってしまう。麻生さんが、もっとしっかりすりゃいいんじゃないの、とか思わないでもないんだけど。
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2009年最終読破。最近読む時間が取れない。2010年は読書数が減少してしまうのだろうな。
おもしろかったよ。プチエロチズムの警察物としては女性が好むだろうから。
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麻生が語る「女」を知っていなかったら、おそろしく騙されたんだろう。第二弾。母親になっても仕事に必死で、なんだかたくましくなった緑子。麻生や静香や及川やもろもろ、のちの「聖なる」の人物たちを違う目で見るのってすごく面白い。スピンオフは逆だ。クライマックスは疾走感あふれて一気に読んだ。かっこいいー。そして本当の本当の真実。ここを読むと何百ページ乗り越えた甲斐があったと思う。ほどいてほどいてほどききったものが弾丸になって消えた。
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一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その彼女の前に、男の体と女の心を持つ美人が現れる。彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が...。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた...。ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第二弾。
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関係ないかと思える全ての伏線が、最後に繋がる展開は爽快なほど。
しっかし、緑子またダブルヘッダー?
しかも今回は二度ともレイプだし・・・。
ラストの麻生の手紙の意味が最初わからなくてしばらく考えて、理解した時にぶわぁって涙が出ました。
佐智子はちゃんとお母さんだったんだなぁって。
自分は聖黒から読み始めたので、山内と麻生、2人の関係性の変わりようにびっくりしました。
2人の蜜月の頃の話を読んでみたいよね。
・・・ってそれこの作品の感想じゃないじゃんw
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シリーズ一作目がどうにもこうにもヒステリックなセクハラ満載だったので、どうかな~この作者さん人気だけど合わないかな~とかって思ってましたが。
とんでもなかったですね!(力説)
どどどどどどうしたんだ、二作目からのこの面白さ。
わけわかめな女の愚痴モノローグがなくなり、ミステリーとしても人間ドラマとしてもめちゃくちゃ読み応えのあるものになっておりました。
一作目は「キツイ……」て感じのリコも、相当柔らかく魅力的になっておりました。
でもまあ、ぶっちゃけヤラレ過ぎですけども(お言葉が下品だ)。
むーん。この要素は作者的にはどうしても必要なのね^^;
とはいえ、同僚刑事との一瞬の情事は非常に胸に迫るものがありました。
夫となる刑事となんかより、ずっと情に通じていたというか。
で。
途中からどえらいハードなBLなのだと気付きました……@@
アワワワワワ麻生さんっっ惚れてまうやろーーーーーっ!!
こっこんな萌えミステリーある?
高村薫女帝以来の衝撃でした^^;(ゆみみゆは高村薫センセ崇拝者)
もしくは連城三紀彦御大以来の(連城センセは萌えミステリー界の至宝、奇蹟だと思います。キッパリ)。
もしくは皆川博子大先生(このお三方がゆみみゆの頂点)。
ミステリーとしても読み応えあるんですよ、めちゃくちゃ!
でもどうにもこうにも麻生さんと練君にハートを奪われ過ぎて@@まともな感想が書けません……ダメダメやん……
麻生さんもっと読まなくちゃ……
十年以上前に、トランスジェンダーのことについて書いた作者の先見の明に感服。
おそらく今よりも、ゲイ、同性愛といったものと区別がついていなかったはずだから。
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一児の母、シングルマザーである主人公が、あまりにも女女しすぎていて、行動および言動がいちいち不愉快。男が嫌がる女らしさを全て集めましたみたいな感じ。
真ん中ぐらいまで頑張って読んだけど断念。
肝心の内容も、いろんな事件が繋がっていきますよーっていう感じが見えすぎていて、おもんない。
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アソーさんと練が出てくるだけで満足ですが、緑子が前作よりヒステリックじゃなくて良かった。でもまだ心情的に理解できないとこはありますが緑子はそれでいいんです。おでん屋台でのアソーさん告白に萌え萌え(そこか)。
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壮絶な一作目に続いてまたまた壮絶な展開。
いつもながら、こんなにたくさんのことを複雑に動かし、しっかりと最後にはまとめてゆく柴田先生の力には感動する。
麻生さんも出てくるけど、麻生シリーズとは少し違う魅力。
やはりこの人は女性を描く人なんだと感じた。
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壮絶で引き込まれるストーリー。
魅力的な男たち。
シリーズ2作目は、麻生元警部という魅力的な脇役ですごくメリハリのある作品に仕上がっています。
麻生元警部のスピンオフも楽しみ!