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なんで絶賛されてるのかな?
2017/09/22 02:19
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マーケちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事上で当たり前のことばかりだったので、何が目新しいのかが全く分からなかった。それだけマーケティングのスキルはバラバラなんだなーってのが分かった。
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鬼速PDCA 2016/10/24
著:冨田和成
著者は、㈱ZUU代表取締役社長兼CEO
2013年「世界中の誰が全力で夢に挑戦できる世界を創る」ことをミッションとして㈱ZUUを設立。金融機関のFinTech推進コンサルティングやデジタルマーケティング支援なども行い、リテール金融のIT化を推進している。
PDCAが「前進を続けるためのフレームワーク」である限り、それを、高速を超える「鬼速」で回し続けることで、会社、部署、そして個人が足つ等的なスピードで成果を出し続けることができる。さらに前進していることを実感することで自信が湧き、モチベーションにドライブがかかり、さらにPDCAが速く回る。これが鬼速PDCAの真髄である。
そんな著者が前職の野村證券時代に作り出した造語である鬼速PDCAについて以下の8章により紹介している。
①前進するフレームワークとしてのPDCA
②計画初級編:ギャップから導き出される計画
③計画応用編:仮説の精度を上げる因数分解
④実行初級編:確実にやり遂げる行動力
⑤実行応用編:鬼速で動くためのタイムマネジメント
⑥検証:正しい計画と実行の上に成り立つ振り返り
⑦調整:検証結果を踏まえた改善と伸長
⑧チームで実践する鬼速PDCA
著者が一貫して訴えている「PDCAこそ最強のビジネススキルである」という点については私自身も全く異論はない。まさしくそのとおりであり、PDCAより役立ちそして奥深いものはない。
PDCAの基本から入り、そして実践を一番の主眼として記されている。
以前からPDCAのAの部分について私自信も違和感があった。
A=ACTIONが通常ではあるものの本書ではA=ADJUST:調整と捉えそのサイクルをくるくる回している。
そしてそのPDCAサイクルも一つのサイクルを回すのではなく、大きなPDCAの中にある課題についてその課題を解決するために新たにPDCAをくるくると回すということを行なっている。そしてそれが連鎖的に連なっていく。
ひとつのPDCAでさえ回すのは困難である中、それを並行していくつも回す。しかし、その全てがリンクしており、難解ではあるものの全てを回して初めて成立するのである。
鬼速を今まで行なってきた著者により記されて本書は血と汗と涙の結晶と言っても過言ではない。PDCA等のフレームワークを活用するのは組織の改善には何よりも大きな力を発揮する。しかし、全てがカチッと当てはまるフレームワークは存在しない。自分で既存のそれをブラッシュアップさせ応用していくしかない。
難しいが成果が出だすとやめられない。
やり遂げる覚悟と使命感を持ち私もやり遂げたい。
そんな勇気を与えてくれる一冊であった。
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「鬼速」というタイトルから推察される通り、内容にも「圧倒的」「必死で」といった意識の高いワードが並ぶが、実態はストイックなPDCAの本。特に適切な調整をするための具体化の手法など、すぐに活かせるヒントも多い。
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コンサル的な仕事術を押さえている人にとっては目新しさはない。が、割と網羅されているので教科書としてはアリかも
検証のフェーズではうまくいかなかった原因だけではなく、うまくいった原因も分析する。うまくいった方法の再現性を見つける。
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P(plan)D(do)C(check)A(action→adjust)はよくわからないと思ってきました。
でもこの本を読んで思ったのは今やってることとそんなに変わらないのかなと。
今も目標に向かってトライアンドエラーは繰り返してます。
PDCAはそれで終わらせずその後に検証を加え目標にアジャストするということかもしれません。
具体的に言うと大目標から小目標に分解してその都度PDCAを回す。
この「PDCAを回す」という言葉がわかりにくいかもしれませんが「目標」を決め「トライアンドエラー」した後「検証」して「目標」や「トライアンドエラー」に「アジャスト」していく。
大目標から小目標に分解するには「マインドマップ」の手法が使えるのかもしれません。
詳細はこの本が詳しくてよくわかるので自己啓発本に行き詰まりを感じてる方に「とりあえずやってみる」手法を学ぶため一読をお勧めしたいです。
僕も一読しましたが再度深堀していきたいと思います。
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PDCAはよく聞く言葉だけど、実際に鬼のようにPDCAを回している人はいない。
やってるとしてもせいぜい、一週間とか月の振り返りだけで。
目標に進むために徹底的にプロセス分解して、それぞれに対してPDCAを回すということはない。この本は徹底的にPDCAをまわすとはどういうことかを説明している「。
1:PLAN
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著者の冨田和成氏は、株式会社ZUUの代表取締役。一橋大から入った野村證券で個人取引で類稀な成果を上げたのち、シンガポールのビジネススクールを経て独立。
感想。
PDCAをメインに扱った仕事術の本。でも僕が読んできた仕事術の本と比べると、非常に血が通ったというか、あ、本当に仕事で実績上げてこられた方というか。ご自身が試行錯誤し、血肉に変えたノウハウを体系立てた本。仕事ってこういうことだ、と共感。
備忘録
・「社会人になってから1日も休まず、やり続けてきただけです」
・PDCAのAはAction(改善)よりも、Adjust(調整)の方がしっくりくる。
・Planではゴールの定量化がポイント。期日設定も含め。期日設定は、1〜3ヶ月程度後くらいが理想。それより長いと課題が増えすぎる。
・ノミの実験。限界とは本人の思い込みにすぎないことが多い。他にやり方はないか?を自問自答すべし。
・MECEは最初の因数分解まで。それ以降もMECEを重視すると効率や精度の点でイマイチ。
・解決策→DO→ToDoの階層の違いを意識せよ。ToDoは実行時に迷わないレベルまで因数分解された行動であるべし。
・Check時にできてないと落ち込むよね。終わらなくても良いと割り切ろう。但し、それは優先順位の高い仕事から手をつけられていることが前提。
・タスクを捨てるためにはまず棚卸しから。
・課題が多いことはダメ社員の烙印ではない。課題に直面することを喜べ。課題解決=前進、成長。
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土井先生のオススメ
no3
p72〜
6フィンテックのベンチャー企業
7 ZUUオンライン
22 お客様はPDCAを回してくれる営業マンを求めるようになったのだ
→激しく共感
28 本の序章として、構成が上手。
『簡単だと思っている。』
編集会議の内容
32 PDCAの5割は計画で決まる
33 うまくいった原因も分析する
→ やっぱり。
44 不安を頂いたまま全力で向き合うことは、なかなか難しい。
55 実行するときは自信満々で。検証するときは疑心暗鬼で。
→ヒントを頂いた
56 調整項目
60 もう少し様子を見よう、というお決まりの文句
→こういうリーダーがいる組織は、PDCAが回りにくい
69 経営者や管理職は、社員や部下の定性的な側面(内面のメンタル、モチベーション)をムゲに扱ってはいけない
70 課題のための検討項目
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p48
「PDCAサイクルを回し続けている限り、その対象がなんであろうとゴールに到達するまでかならず前に進む。」
→
p112
「要因を見つける時は「なぜ(できないのか?/できたのか?)」を繰り返し、課題や解決策を見つける時は「どうやって(構成されているのか?/達成するのか?)」の問いをすればいい。」
→この切り分けはわかりやすいし、納得。
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集団で企業とかで回していく。その組織にいる以上はこれでやる。というタイプの動き。個人で取り組むものとは違うので、読んでよかった。これで走る会社は若い人体力気力のある人はいいけど介護中とか治療中とかどうするのかなあ。
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今まで何となく回せた気になっていたPDCAが、ボロボロだったことに気づかさせれた。
PDCAの各ステップに対して、やり方や陥りがちな点が列挙されており、解説本とは違う実践向きな内容だった。1回読んで終わらせずに、PDCAで止まった時に、該当ページを読んでPDCAを回す時の参考書にしようと思う。
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20170130号プレジデントで紹介されていた。
今ひとつPDCAのキーワードがしっくりこなく、これまで定着してしてこなかった。使いこなし方が分かっていないかもしれないので改めて具体例でおさらいしてみたい。
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PDCAの基本が体系的にまとめられている。目からウロコが落ちるような画期的な方法が書いてあるわけではないが、この内容をきっちり実践できている人はほとんどいないと思われる。実践してナンボの本。実践していく中で辞書的に使用し、自分なりの方法にカスタマイズしていくべき。
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PDCAの大切さを改めて気づかされた1冊
なんとなく理解してなんとなくしか実行した事がないPDCA
PDCAの本を何冊も買った後に辿りつき、その考え方が根底から覆された1冊
「PDCAの計画が5割占める」やKPI、KDI、KGIなどの実行にあたり細かくいろいろな基準を決める事で今まで自分が中途半端にしかPDCAをした事がない事に気付かされた。
目標を立ててもいつも中途半端やたまたま達成されたとしてもその理由も自分で理解できていなかった。
少し実行は難しいかもしれないが少しずつ実践していきたいと思う。
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PDCAは「前進続けるためのフレームワーク」
結果目標と行動目標を数値で追う
ミーティングでは各自、数値目標が未達であったものについて未達になった要因や課題を共有し、参加者全員で手を差し伸べ、それを次のサイクルに活かす。
毎日の振り返りを欠かさない。どれだけ遅く帰ってきても、どれだけ付き合いでお酒をのんでも、毎晩、必ずその日の行動を振り返って紙に書く。
週末には予定を入れず、半週ベース、週次ベース、月次ベース、四半期ベース、半期ベース、そして年次ベースの振り返りをしたり、計画を立てることを習慣化する。
本気で成し遂げたいことが浮かんだらPDCAを回す。
PDCAは対象を選ばない。どのような業界、職種であっても応用できる。万能なビジネススキル。
PDCAは、個別のスキルの習得を加速させるためのベース。
「勉強量」も「勉強効率」も「経験量」も「経験効率」も全てPDCAで上昇させられる。PDCAが高まればタイムマネジメント能力もチームマネジメント能力も問題解決能力もすべて上昇していく。
PDCAには「階層」がある。人も組織も複数のPDCAを回している。
あらゆるPDCAには、さらにそれを含む上位のPDCAと、それを細分化した下位のPDCAがある。
上位で回っているものから大PDCA、中PDCA、小PDCAと呼ぶ。
<Plan>
・慎重さと大胆さのバランスが肝になる
・過度の慎重さ、過度の心配はPDCAサイクルを遅くする
・過度の思慮不足、過度の日和見主義はPDCAサイクルの精度を落とす。
ステップ①:ゴールを定量化する(KGIの設定)
・期日を決める
・定量化する
・ゴールを適度に具体的なものにする(理想は1~3ヶ月にブレークダウン)
ステップ②:現状とのギャップを洗い出す
ステップ③:ギャップを埋める課題を考える
・ゴールから逆算すると、自分は何をすべきなのか?
・この道を進むとしたら、何が不足しているのか?
・全身を加速するために、伸ばせる長所はないか?
・あらかじめ手を打っておくべきリスクはないか?
・周りでうまくいっている人は、どんな工夫をしているか?
ステップ④:課題を優先度づけして3つに絞る
・選択肢をふるいにかけ、「やらないこと」を決めると同時に、「やること」について優先度づけを行う
・インパクト、時間、気軽さの3つの基準を使う
・インパクトと気軽さについてはABCの3段階評価、時間についてはその課題をクリアするために要すると思われる工数(延べ時間や日数)を考える
・インパクトのもっとも高いものを最低でもひとつ選ぶ
・インパクトが劣っても短い時間でできそうなものがあれば選ぶ
・同列の課題が並んでいたら、気軽さを基準にして絞り込む
ステップ⑤:各課題をKPI化する
ステップ⑥:KPIを達成する解決案を考える
ステップ⑦:解決案を優先度づけする
ステップ⑧:計画を見える化する
上位PDCAを再確認する