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セレンディピティ、という言葉がわかんないな、と思ったかたは、ウィキでも、見てください。
もちろん、OEDまで当たれるなら最高!
ですが、これはウィキで充分です。
ちょい足りないかな、というとこもありますが、出典から書いてあるのてお役に立つと思います。
これは知っておいた方がいい、教養、をあらわす言葉の1つですからーー。
つまりこの本は、乱読のすすめ、ということになるのですね。
これからの読書の指針の1つは、この“乱読”です。
なんてことをいわれなくても、昔から読書家、といわれる人たちは乱読で、あまり読むジャンルを問わないで読むものです。
でなきゃ、博覧驚記、とはいかないでしょう。
つまり、文学しか読まない……というかたたちは“読書家”とはいいがたいのです。
2018/10/18 更新
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似たような内容の本を既に読んでいたので、新たな発見はなかった(個人的だけど)。
乱読は風のように、散歩するように。
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精読至上主義の否定、流し読みによる新たなアイデアの創出という点で、日ごろの自分の認識を補強するものとなった。もう少し時間を経てから再読し、賛同できる部分が増えているか減っているか、確認すると面白いかなと思っている。
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あの「思考の整理学」知の巨人外山滋比古先生も90半ばになられ 本などの知識は貯めても毒しかならないのでいい睡眠をとってどんどん忘れてしまえ、いろんな本を読んで専門バカになるなと。 それで理解よろしいのでしょうか?本はとても読みやすいです。
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読書術というよりは、読書に関するエッセイという感じか。
新しい発見はなく、三分の一で読むのを止めてしまった。
思考の整理学、という本が有名なようだが。。
まあ、いずれ。
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「乱読」に、自身のポリシーを見つけ喜んだが、少々ベクトルが違った。のべつまくなしに読み続ける、ではない読書論。熟読を否定するわけではなく、知識の詰め込み過ぎには気をつけろ、という主張。知的メタボというフレーズにぐっとくる。メタボであると強く認識。
一方、読むなといっているわけでもない。結局「考えろ」に落ち着くような・・。PDCA回すのが考えることなのか、自分の言葉で説明できるようにすることがそうなのか?という自己課題に対して解を得ること、なんかと。で、「!」となる時がセレンディピティというもので、それがある時に来る、と。
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前半、読書術中心。
後半、筆者のエッセイ。
同ジャンルの本ばかり熟読するな。凡ゆるジャンルを素早く読め。本には惜しみなく自腹を切り、つまらぬならダラダラ読まず即読み捨てよ。読書ノートなど取るな。時間は有限だけど、本は数え切れないほどある。だから時間を無駄にするな。専門バカになるな。
……読書系の自論をまとめた書物には、まあ有りがちだと感じられる訴えの数々が前半に列挙されている。目新しい事柄はない。はいはい、いつも通りのやつなって感じ。
けれど、後半のエッセイで空気が変わる。
乱読を論ずるだけではない。「知識だけを詰め込んだメタボリックでは駄目。大事なのはセレンディピティ。発見し、己で考えろ。話す力も重要」と説く流れは、ちょっと新鮮だった。なるほど確かにと思わされた。
一時期、一部の人がやたら本書を推していた。彼らがススメるのも納得の内容だった。
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乱読の私の背中を押す著作...。思いがけないことを発見できないが、自信の考えを肯定はしてくれる。外山先生の示唆はいつでも無条件に後押ししてくれるんだなぁ...。
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本は風のごとく読むのが良い。という言葉がとても気に入った!
自分の目で選んで買ってきて読むこと。失敗しても意味がある。本が溢れる今の時代、最も面白い読書法は乱読である。読み捨てても決してバカにしてのことではない。
知的自由人。
ことばはかたまり。1つにこだわっていては言葉の流れが消えて意味を失う。丁寧に読むつもりが仇になって一層わからなくなることもある。
やみくもに速いのはいけないが、のろのろしていてはいきた意味を汲み取ることはおぼつかない。
セレンディピティ 思いがけないことを発見する力。特に科学で失敗が思わぬ大発見につながったとき。
散歩のような読み方。
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専門家になるには自分の専門とする範囲を狭めて、その範囲の文献を精読することが王道であるように思われる。
この本はそんな精読至上主義に警鐘を鳴らす。
曰く、精読をしても全く新しい発見はできない。乱読こそがセレンディピティの種になるのだと言う。
ここでいう乱読とは、自分の好奇心に制限をかけないで幅広い知識や考え方に触れること。セレンディピティとは、専門とは違うジャンルに影響されて新しい発見をすることである。
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外山滋比古さんの体験や本との追想は、参考になり、私自身の読書法を見直すきっかけになった。
積ん読派になってしまった私へ、どう乱読していくか、を問いかける良い本となった。
科学的な検証や客観的証明で裏付けず、彼の主観による語りはこの本の性質や印象を、彼の体験談を読んだアナタはどうするかという問いかけへ変容させていると感じた。
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「思考の整理学」で有名な著者の本ということで手に取ってみた本。読書について、特に乱読について書かれている。
本に対する著者の思いや、本とどのように向かい合ってきたかなどが1冊に渡って書かれていて、「知の巨人」と言われた著者の勉学における人生を垣間見ることが出来るものになっている。
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印象に残ったこと
・REM睡眠時に記憶の整理が行われ、要らないものは忘却する。その結果、朝の脳はスッキリ冴え渡っている状態にある。朝飯前という言葉は、時間がなくてもできるほど簡単なこと、という意味ではなくて、朝の優れた脳の状態で行うからあっさりできる、という朝の効用をうたった言葉ではないか。
・歩くことで思考が活性化する(時もある)。
・意味が分からなくてもとりあえず読んでおくと、後々になってふと思い出してセレンディピティが起こったりする。
いろいろな本を読んでみたいと思った。でもやっぱ自分の興味に寄った選択になってしまうだろうなぁ。興味をそそられない本を乱読してみる時があってもいい、ってことか。そう思うとちょっとハードルは下がる。読むならしっかり読まなくては、という観念に縛られていた。そうじゃない読み方があるということを教えてもらった。
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#瞬読アウトプット #瞬読道場2020.02.01
・ 本は身銭を切って買うべし
・ 乱読→見出し読み
・ 速読or精読
・ 多読→セレンンディピィ
・ 読書100遍(読返し)
・ アルファ読み(内容を理解して読む)とベータ読み(わからない内容を読む)
・ 読書を禁ずる環境や時代があった
・ ガリバー旅行記:時代により解釈が変わり、それが為にいまだに読み継がれている
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筆者の思いや、これまでの本と向き合って来た人生などに興味がある人にはオススメだと思う。
思考の生理学を読んだ事のない自分からすると乱読と言うフレーズに惹かれ購入をしたが、目次の文言に対して分かりやすい答えがなく、読解力がない自分にはまだ早いと感じました。