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かつて息子と読んだ時も、号泣してしまった最終巻。
これまで、息子と違って、冷静に物語を楽しんでいた娘と一緒では、やはり、違う感じで終わるのだろうかと思っていたけれど、ここは、やっぱり号泣で終わりました。
娘と二人、涙をぬぐいながらの読み聞かせタイム。
母は号泣のあまり、途中、何度も読むことをストップしてしまいましたが、なんとか、最後まで読み終えることが出来ました。
娘と二人、「良かったね。」と手と手をとりあった読書。
エーミル。こうこなくっちゃね!
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シリーズ最終巻
大好きな友だちのアルフレッドの命を助けるため吹雪のなかを走るエーミルと馬。
今までのいたずらは全部帳消しになるくらいの活躍でした。泣きました!
大好きなエーミルです。でも、自分の子どもなら毎日大変だろうなぁ・・・
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いたずらっ子エーミルの知恵と勇気に乾杯!
シリーズ3巻目。エーミルはオークションで買い物をしたり、子豚に芸を仕込んだり、学校に行き始めたり。とんでもないいたずらをするエーミルですが、将来性が見えてくるエピソードも。オークションに行くために自分でお金を稼ぐところ、またそのオークションで買った品物のこと、そして自分の子豚を守るために他の豚を犠牲にした葛藤など、エーミルがただのいたずらっ子ではないことがわかります。
ラストを飾るエーミルがアルフレッドの命を救った話は、エーミルの成長や将来有望さを感じるエピソードで、ここまでエーミルの物語に親しんできた読者としては、お母さんじゃなくてもエーミルが誇らしくなります。
スウェーデンから多くの人がアメリカに行ったことや、救貧院、農場の様子など、当時のスウェーデン社会の様子が語られるのも興味深いところ。