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緑三〇四 6
角川文庫のナンバリングが若い作品ながら角川映画にはなっていないので知名度は低い。片岡千恵蔵の金田一で1956年に東映で映画化されている。昭和30年9月から翌年2月にかけてのエピソード。倍舞台は都内から兵庫県と比較的広範囲にわたる。1972/8初版
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いかがわしい風俗描写がツボでした。結末が大変好みだったので、金田一モノとしてかなりお気に。おそらく5指には入る
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ほかの人のレビューでは★がそんなに多くないけど、なぜか一気に読めてしまう。(ほとんどそうだけど)ずっとドキドキです。笑
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一番好き。
何度も読み返して、長々と読後を楽しんでいる。
最近感想が変化してきた。
驚き。
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この作品も八つ墓村と同様に事件に巻き込まれた主人公の視点で描かれています。
ストーリー展開も八つ墓村と似ていますが、小学生の時によく読んだ怪人二十面相物のような悪い意味での軽さがあります。
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ちょっと古風で取りつき難いところがあるが、やはり横溝正史!クライマックスに向けて盛り上がりは最高!音禰が誰が味方か分からず、それでも男にのめりこんでいくこの不思議さは何ともいえない
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横溝正史が初めて推理小説にロマンスの融合を試みた作品と言われている。
読んだ当時、中学生だった私はそのエロっぽい描写に少し興奮しながら読んでいた
のを覚えている。横溝作品の中では結構異色の作品だと思う。
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ある男との結婚が条件で遺産を贈られることになった音禰。相手の男、探偵の殺人事件をきっかけに音禰の怪しげな親族たちの中で起きる殺人事件。謎の男と音禰との逃避行。「三つ首塔」に隠された秘密。
旧装版
2010年1月20日読了
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運命に翻弄される薄幸の美女、音禰ちゃん。
全身タイツとか、いいんですか。その他にも「これはありなの?」という展開が… ピカレスク的ヒーローとのかかわりとか。
超常現象というか、ちょっと妖気じみた描写もあって、ぎっちり中身のつまったエンタテイメントだと思う。
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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/4063800.html)
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うーんセクシー。音禰さんセクシー。
ミステリというよりは、冒険小説のような風味。
謎解きっぽいものもあまりない。
各人物の隠された過去とか、問題にされてないアリバイとかが謎のメインになるので。
最後に出てくる「超自然的な出来事」がまた、アンチミステリっぽさを増幅させている。
でも面白かったので嫌じゃないです。たまにはこういうのもいいかな。
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遺産百億円の相続話が舞い込むが、見知らぬ謎の男性との結婚が条件付きだった。そして次々と発生する殺人事件…クライマックスは、かなりドキドキした。
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禍々しい、おぞましい世界観にぞくぞくしました。好きだ!
耕助シリーズはテレビや映画でしか観たことなくて、「設定は独特で面白いけど、もしかしたら映像化スタッフに恵まれているのかなぁ」とひねくれた予想もしていたのですが。文章も面白かった。簡潔でどんどん進むし、妖しさも原作からしてちゃんと香ってくるし。
後半から、主人公が鈍すぎやしないか?と思ったけれど、そこからまた少し引っ繰り返され、切なくなりました。(オチバレしないよう伏せたらうまく伝わらない感じになってしまいました…)
最後の小題が「大団円」で、その通りきちんと終わっているところも好きです。散々ひねくり回して結局「答えはあなたの胸の中に…」みたいな、気持ちの悪い作品も多い昨今ですが、原点に戻るべきじゃないか!(キリッ と、そんな気持ちになりました。
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「世の中には理外の理というものがあるもんですね」 横溝氏が得意な形のロマンス。「女王蜂」に似通ったところがあるかなぁ
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お馴染みの金田一シリーズ。ですが金田一はあまり登場せず、事件の渦中にあったヒロイン・音禰の視点から書かれている作品。今までの金田一シリーズとは違った感じで面白かったです。
遺産相続に複雑な一族関係といつもの横溝テイストに、金箔アクロバットダンスだのSMショーといったエログロ、戦後の荒んだ雰囲気と妖しさタップリ。江戸川乱歩みたいじゃない?(読んだことないけど・・・)
露骨な性描写があるわけじゃないけどなんかエロい。でもどこか芸術的な感じがするのが横溝マジック。だと思う。