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二重構造かと思ったらなんと…という。いや、なんとなくそんな感じかなと思ってたけどいざ明かされるとやっぱ驚くね。ただ俺がすれているのかもしれないけどああいう構成のは最後にどんでん返しがあるものだから二重だろうなと。だけどそれに加えてさらにさらに。驚きました。
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作中作が入り混じってもうなにがなんだかわかりません(笑)でも、なんか面白いんですよ。ほんとにこの作者さんは章ごとに読ませる力があります。
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生放送のテレビドラマ本番中に、スタジオ内で次々と勃発する事故。
毒は本物にすり替えられ、脅迫電話は真実の声音となり、脚本に秘め
られた真実は、慟哭と贖罪の扉を開く。「完全なる虚構(パーフェク
ト・フィクション)」と「不完全な虚構(インパーフェクト・フィク
ション)」という2つの世界が交錯する、入れ子トリックの博覧会。
この物語は、著者自らが奏でる鎮魂歌でもある
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生放送のテレビドラマ本番中に、スタジオ内で次々と勃発する事故。毒は本物にすり替えられ、脅迫電話は真実の声音となり、脚本に秘められた真実は、慟哭と贖罪の扉を開く。「完全なる虚構」と「不完全な虚構」という二つの世界が交錯する、入れ子トリックの博覧会。この物語は、著者自らが奏でる鎮魂歌でもある。
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確かに「マトリョーシカ」。どこが現実でどこが虚構か。入れ子構造のストーリーが読んでるうちに混乱しそうだけれど、意外にきっちりまとまっていて読みにくくはない。それどころか一気読み。
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テレビドラマの中のストーリーと現実に起こっている話が絡みあい、どこまでが現実か解らなくなるミステリー。登場するオタクの徹底ぶりが清々しい。
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構造や真相やらにもびっくりしたけれど、名前を使ったネタに一番驚いた。これ、映像化したものを見てみたいかも。
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つつつ...疲れた。こういう構図な作品だろうなー
っていうのはタイトルから予想出来たんですが
ここまで現実、ドラマ、劇中劇などが小刻みに
入り交じって、入り組んでストーリーが展開されると
もはや、何が何だかもう分からないっす。
登場人物も登場人物としての名前に更に役名まで
振ってるもんだから人物を把握するだけでも
シンドい作業。
ゆっくりと丁寧に読めばさほど混乱したり
分かり難くなったりしないかもですが、自分の
様にせっかち気味に結末まで焦って読むタイプ
にはもはや、トリックがどうのとか犯人が誰とか
関係なくなってきて、早く終わってくれーという
読書としては本末転倒な結果に...。正直、毒入りの
お茶の件なぞ、あまりのクドさに途中から諦めて
読み流してしまったし...orz
自分的にはクロケン作品の中では
珍しくハマらなかった一冊。
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入れ子形式で進むストーリィ。マトリョーシカというのはなるほどなタイトルだ。マジシャン黒田研二氏の技が冴える。
今回はわりとキャラクターが描かれており、感情移入しやすい構成になっている。しかし、感情移入させておいて…という筆者の逆転はさすが。
もちろん面白い。 (2002-04-25)
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この人の作品「ウェディングドレス」もそうなんだけどポップでB級で危機感がないのよね。そこが好きで個人的には当たり外れ少ないと思っているのだけど、生粋のミステリキチガイ的にはもう少し歯ごたえ欲しいと思うのかしら。
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2002年度版本格ミステリベスト5位。いやー、登録者少ないなー。入れ子構造というふれこみだったけど、確かに入れ子だった。かなり混乱。二重構造のドラマとそれを見ている観客かと思いきや、観客のとこまでがドラマという三重構造。しかし歌織が昭島のことを嫌いなら、いつまでも「準君」なんて呼ばないと思うけど。安藤レオが現実にいたら絶対好きにならないけど、意外といい役だった。しかし好きな相手を苦しめないために、と殺そうと思うかね。まぁ結局泣いたりして殺さないんだけど。何か誰一人感情移入できない感じ。
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読者に提示しているものの外に全く別の真実がある… という魅せ方がとてもうまいなと思いました。多重構造もの大好き。まさにマトリョーシカ。
アレな主人公にまつわる伏線の数々も読み直すとぴたりぴたりとパズルがはまって興味深い。
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テレビ局を舞台に劇中劇の劇を演じる。途中でどこがフィクションでどこがノンフィクションがわからなくなったけど、それこそが狙いだったのね。ラストはえー、それだけーって物足りないが、これを本当にテレビドラマに仕立て上げたらかなり面白いだろうな。