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勝さんひでえな
2017/09/30 19:43
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投稿者:かんけつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
即席で結成された百姓の一撃隊。訓練機関を短縮、防御方法を習う暇もなく最初の一撃で倒すというのである。それにしても松本次郎と時代物、悪くないどころかむしろ合っているかも。
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薩摩藩・御用盗を取り締まるべく勝海舟の指示で集められた百姓達。彼らの指南役として新選組から2名派遣されてくる。訓練はたったの6日。幕末動乱、一撃必殺隊はどうなる?!
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幕末チャンバラ。ありがちな新撰組モノでなく農民がいきなり必殺隊みたいな扱いをされる展開。仲間を含めて人の死に方がかなり惨いが引き込まれる。
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相変わらず絵が上手いなあと感心する。登場人物の顔とか適当に書いてる場合もあるんだけど動作の描き方とか本当に見ててぞくぞくする。お話は幕末を描いてるんだけどとても血なまぐさくて良い。サムライって結局は人殺しなんだなあ。
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動乱の幕末。我が物顔で江戸の町を蹂躙する薩摩藩の横暴に対抗するべく、幕府が招集したのは屈強な農民たちだった。剣を握ったこともない彼らを指導するのは元新撰組。陰で操るのは勝海舟。身分制度も流派もすっとばして突き抜ける活劇アクション
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全7巻。
1巻しょっぱなからいきなりピーク。そこから4巻くらいまで話しに隙間がなくて読むことをやめられないかった。こんな読み続けた漫画は久しぶり。そこから最終巻まで、疾走感は薄まったけど内容の濃さは持続で、最後までおもしろかった。
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一百姓だった丑五郎達は、突如開かれた「選抜試験」に合格し、サムライとしての訓練を受ける。
身分の差が歴然であり、今までサムライに虐げられてきた丑五郎達は、自分の生活の変化に戸惑いながらも自身がサムライであることを自覚していく。
本作品は、百姓が武士になるという、激しい変化の中で主人公たちの心がどのように変化していくかを追うのが楽しいところだと思います。
つかみどころのない、トボけた絵柄で書かれる一方で、締めるところはしっかり締めてくる。メリハリのある展開が主人公たちの感情、変化を一層強く感じさせます。
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江戸終期に農民から武士へと転身する男たちのプライドを描く。農民たちが武士になるといえば新選組だけど、この物語は江戸が舞台なので新選組母なしの端々に出てくるぐらいで登場はしなかった。
話の構成が上手く、刀を握ったことのない農民の主人公がサムライとなり、人斬りとして葛藤していく様が手にとるようにわかる。ただ初手から乱闘に次ぐ乱闘シーンで息つく暇がないので、じっくり読みたい人には向いてないかもしれない。
絵柄は士郎正宗の白黒ページのようで少々粗いけど、殺陣や人体破壊に凄みがあり引き込まれる。