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さんまさんのお正月番組に写真家の松村さんとその娘さんが出ていた。「あ!そういえばこの本読んでない」と思い、早速買った。
松村さんの写真を撮る時のこだわりの描写が面白かった。
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"村上氏と松村氏(写真家)が二人で旅した一ヶ月半の間の写真とちょっとしたエピソードが綴られた本。
メキシコ、アメリカ、中国、日本、、、それぞれの地域、国にある""何か""が静かに映っているようでした。
写真をぼーっと眺めながらページを捲るだけでも良い時間が過ごせます。"
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文庫本を見つけて買って読んだものの、はるか昔に読んだ記憶がある・・
(きっと買うのが2回目ってことなのだろう・・・) ということで、結果的に
何年かぶりの再読。
『僕らの抱えているある種のきつい密閉性はまたいつか過剰な圧力を、どこかに向けて激しい勢いで噴き出すのではあるまいか、と。』
・・・・日本社会の特徴である”空気を読め”みたいなのも、村上氏が言う「ある種のきつい密閉性」なのではないでしょうか??
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村上さんの旅行記。
香川のうどん旅行記は来年の合宿の参考にしようと思う。
個々の具体的な体験も面白かったが、村上さんの旅に対するスタンスも興味深い。
また、旅の記録の付け方の一例としても参考にしたい。
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雨の日はおでかけできないような気分になりがちなので、次のおでかけの予定をあれこれ思い描きながらおうちで読書!ディープうどん紀行からイースト・パンプトンまでおうちでたのしめます。私はコレでさぬきうどんツアーにいきました! ”と”さん推薦
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ノモンハンの戦跡、香川のさぬきうどん、瀬戸内海の無人島でキャンプ、メキシコの長時間バス旅行、東海岸のボストンから西海岸ロサンゼルスまで2週間以上をかけての北米大陸横断などなど。雑誌掲載のための取材旅行をはじめとする、1990年から1997年の作家・村上春樹による辺境なき時代の辺境旅行記が、この一冊に収められています。現地での体験や空気感だけでなく、心象風景も綴られており、場所が作品に与えた影響を感じ取ることもできます。
小説のファンはもちろんですが、旅行好きにもおすすめ。
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瀬戸内海の無人島から、アメリカ大陸横断、ノモンハン地区など、春樹さんが旅をしつつその地の今や過去を思う。讃岐のうどん紀行以外は、特別楽しそう、という印象はないのだけど、春樹さんの文章はなんでこんなに気持ちが安らぐのだろう・・。ノモンハン事件(彼は戦争と言っていて、なるほど、と私も同感)の跡地で、当時の戦いの「効率の悪さ」に思いを馳せ、散っていった兵士の無念さを慮る。遠くに出かけては日常を思い、近くを歩いては心の中の辺境を探るという、春樹さんらしい「旅」へのスタンスが心地よく、何度でも読みたくなるエッセイです。
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やっぱり四国人ですもの…「讃岐のディープなうどん紀行」がうれしかった(笑)。お隣県民なのに、香川でうどん食べたのは多分1回だけのような気がします。村上さんの行ったところをたどってみたい。
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同じ旅行にしても、讃岐うどんツアーとメキシコ辺りの違いがもう大きすぎます。
辺境は過酷ですね…。私は虫がプイプイ寄ってくるなんて耐えられません。
11.10.21
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村上春樹の旅行エッセイ集。神戸からメキシコまで、とにかく様々なところに行っている筆者に唖然。かなりさばけたトークに、今まで村上春樹に抱いていたイメージが変わった。
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村上春樹の紀行文を何冊か読んだが、なかなか味があるなと思う。
この本では、外国はメキシコ、モンゴル、アメリカから日本は香川、阪神間と、遠くから近場まで旅行する。でも、我々の旅行のように楽しかったなあ、珍しいものをみたなあというのは、あまりない。むしろ、こんなひどい目にあったな、大変だったなあというのが多い。でも、それを楽しんでいるようでもある。結局、レストランでビールやコーヒーを飲みながら、持っていった本を読んでいるのが一番いいのではないか。
なかなか思い通りにならなくて、ぶつぶつ文句を言っている村上春樹氏が読者にとっては一番面白く、またこの種の本を買ってしまう
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卒業旅行が移動の多いツアーだったので、その移動中に読み、帰りの飛行機で読了。旅行中に旅行記を読む、というのもなかなか乙であると思ったとか、思わなかったとか。
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村上春樹はエッセイもかなり好きです。
独特の比喩が効いた飄々とした文章は読んでい気持ちがいいですね。
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村上春樹著「辺境・近境」新潮文庫(2002)
*旅行記を書く。これは今では誰でもどこにでも行けるようになって、辺境というところがなくなったし、冒険の質も変わってきている。しかし、旅行をするという行為が大なり小なり旅行する人に意識の変革を迫るものであれば、旅行を描く作業もその動きを反映しなければなりません。その本質はいつの時代になってもかわりません。一番大事な事は、このように辺境の消滅した時代であっても、自分という人間の中にはまだ辺境を創り出せる場所があると信じる事です。
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読みやすい。ノモンハンとか草原に行ってみたいが、実際行ってみると大量の虫がいたり想像とは違って相当過酷なんだろうなと再認識した。