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いろんな生き方があって良い。
モデルになったお二人に対して 著者がインタビューした時の様子を描いた巻末の漫画で、
「ロマンスがはじまりそう」
と書かれていますが、なーんでそうなるかな、と…。
「異性同士なら恋愛!」的思考の押し付けっぽくて不快でした。
友情やそれ以外の関係でも良いじゃないですか。
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今日、たまたま図書館でこの本をみつけて、即、借りた。
オレは、安富歩については、最初、ふつうのエコノミストだと思って本を読んでた。
その頃は、スーツを着ててマジメなサラリーマンみたいなルックスだった。
また、学生たちと一緒に写った写真では、髭モジャモジャで、ワイルドな革命家みたいな風貌で、チェ・ゲバラのTシャツ着てて、とっても男っぽい人だった。
ところが、それから5年くらいたつと、女になってて、もービックリした。
はじめて、女性化した安富歩を見たとき、頭が混乱してしまった。
ただし、最初に読んだ、NHKから出てた経済学の本も、なにかしら???ではあったんだよね。
最初のほうでは、フリードマンの経済理論を批判したりしてるんだけど、途中から、母親や、妻の悪口を述べだしたりして、アレ???というカンジだった。
全体として、経済の本とは思えないような、内容だったし。
安富歩の場合は、女になった、とはいえ、セックスの対象は、女なんだよね。
ただ、彼の内面が女である、というだけで、男性同士でセックスしたいわけではない。
これは、カニエ・ウェストの義父で、元陸上選手1976年モントリオールオリンピックの金メダリスト、ブルース・ジェンナーと同じケース。
今では、名前までケイトリン・ジェンナーに変えてるけど。
彼(彼女)も、セックスの対象は女性であり、ワイルドな男で、複数の女性との間に、たくさんの子供をつくっている。
しかし、内面は女性であり、5歳の頃から女の子だったんだって。
この本は、安富教授のことと同じくらいの比重で、彼(彼女)のパートナーである女性の内面的な問題も描かれていて、話が錯綜してるよね。
パートナーのことを描くのは大事な部分だった、とは思うんだけど、でも、もっと、切るべき所はバッサリ切って、話を単純化すべきだった。
題名も、混乱してるし。もっと、単純な題名にすべきだよ。
たとえば『そして彼は女になった』とかさ。
テンテンさんのマンガは好きなんだけど、コレ読むと、テンテンさんも、頭が混乱してるんだと思う。
でも、まあ、良い作品だな、とは思う。
続編が読みたい。
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ついに安富本に入る。
と言っても、これはご本人の著書ではなく、細川貂々さんによる「(今の)安富歩ができるまで」をつづった漫画。
漫画のタッチにもよると思うんだけど、かなり肩の力を抜いて、とても気楽に読むことができた。
何より細川貂々さんが描かれる、安富さんがとってもチャーミング。
次に読む『ありのままの私』より後に出されたものだそうだけど、先に第三者の目から描かれたものを読んだのは、よかったような気がする。
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女性装で有名な安富歩先生(と言ったら失礼にあたるのだろうか)、安富先生のインタビューを読んでいて、役割やせねばならぬというものを超えているなと思っていたのだけど、そうか……こんな背景があったのか、と、納得するような驚いたような。
貂々さんのかわいい絵柄じゃなかったら、読み進むのが大変そう。
この本に出てくる、ふーちゃんも気になる。
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解放されている安冨さんの原体験がマンガで描かれている。親の圧迫が全編をとおして語られる。真の自由のモトが描かれている。