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個人的にはネガティブ描写が苦手だからかもしれませんが
心理的な描写(特にネガティブ方面)が細かくの描写されている印象でした
本筋は面白かったので機会があれば次巻も買います。
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なんで俺が事件解決しなきゃいけないの!?
佐東利雄は家が探偵事務所だったせいで周りから理不尽
なドラマ性を求められて以来、平凡・堅実を信条として
生きてきた。国家公務員を目指し順風満帆な大学生活を
送っていたが、ある日、母親を交通事故から救った志川
渡という男が家に同居することになる。しかし利雄は志
川になぜか嫌な気配を感じる。そんな利雄に志川は不敵
な笑みを浮かべ「俺は人間じゃない、魂回収係だ」と告
げてきた。更に近所に住む女性・岡野が明日死ぬと教え
る。利雄は岡野が危ないところを助けるが、そのせいで
殺人事件が起きてしまい――。
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自分に害があるものに激しく反応する体質の主人公。
母親を助けた人物に近づくと拒否反応が起こり
それは何故かというと…。
さすが人間ではないものは、こちらの事を考えず
的確に嫌な所を突いてきます。
主人公が1人だったり、あれがでてこない限り
普通に面白く読めるのですが、出てきたら無理です。
言い方にいらいらしてきます。
それだけ、文章がうまい、というか、キャラが
出来ている、という事なのでしょうが。
しかし主人公の両親、こんな怪しげな言い分を
命の恩人だからと鵜呑みにして、大丈夫でしょうか。
そもそも事故がこいつのせいだと思うと
さらに腹立たしい限り、ですが。
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ヒロイン千佳ちゃんがかわいいね。
佐東利雄って主人公にしては地味な名前だなぁと思ったけど、なるほど、さとうとしおね。
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ライトノベルならではの軽さでサクサク進むのに、
犯行の描写はかなり不快(笑)
そのアンバランスさも面白さのうちなのかも。