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2017/04/29
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入れ子構造なのか、夢オチなのか、どこへ持っていくのか、期待しつつ読める、その露出効果は面白い。
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結局のところ何が言いたかったのかよくわからなかった。タイトルが面白かったので作者の穿った視点からみた芸能界や芥川賞の後日談など、どんな風に表現するのだろうかと期待して読んでみた。が、さしてひねりのない芸能界の裏側や下世話な話、やたらに出てくるあまり上手いとは思えない雑な性描写。全体的に滑稽ではあったがそれが面白いとは思えず・・・結局のところ、成功者K自身が何を言いたかったのか自分には伝わってこなかった。
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芥川賞を受賞した作家K
その後TVに出まくり、出会った女性と。。。。
作者本人のノンフィクション?
を思わせる?
そこが狙いなのかな?
お笑い番組に、密着番組、そしてドッキリ。
その結末は?
何故だか、羽田くんの作品は嫌いじゃないので
結構読んでるけど、そうじゃない人は、読まない方が
良いかもね。
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売れない作家であったKが、芥川賞受賞。
それをきっかけに生活が激変する。著者の自伝的小説。あくまで小説。
成功しだしてからの成功者Kの成功っぷり、人生の勝ち組っぷりに一般人のオイラには腹立たしく、はよ落伍者Kになれと黒い心で読んでおりました。
たぶんこの小説が悪いわけではなく、オイラの心が黒いだけですごめんなさい。
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読了せず。
Kさんの話芸が合うか合わないかで、すべてが決まるタイトさな気がする。
私が女性だからKさんを気持ち悪いと思うのか、誰から見ても気持ち悪いのか、どちらなんだろう。
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どう考えても著者の羽田圭介自身がモデルなわけだけど、テレビの裏側ってこんな感じなの?こんなことまで書いちゃっていいの!?と感じた読者こそまさに小説内で描かれるテレビを真実と信じる視聴者になっているというメタ構図。これってSNS時代には規模は違えど誰にでも起きる話だと思う。怖いな…
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図書館本。
結構予約がいっぱいで借りれるのにずいぶん時間がかかったな。
ノンフィクションのようなバリバリのフィクションである。
芥川賞受賞作はまあまあ面白くはあったがそれほどでもなかった記憶があるが、コレは結構面白かった。
主人公のKも羽田圭介の姿を想像しながら読んだので中々面白かった。
そうか・・・デカいのか(笑)
結構面白く、最後までグイグイと引き込まれさあどうなることかと思ってたら、最後がよくわからない。
どういうことだ?
妄想なのか?
どこからどこまでが幻?
それとも現実?
よくわからんかった。
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面白かった。
成功者K、ゲスいし考えが好き。
カトチエはなんか鼻につく。
新聞で本人書いてた時はスルーしてたけど。
まあ、純文学だもんね。
イミフでよし、読ませる文章ってだけで
今の時代価値を感じる。
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うーむ30分程で読了。こういうタイプは大抵、大学デビューでいるんだよな。俺彼女(地元に)いるけどいいの?羽田さんはそれが芸能界だったのか。あ、羽田さんじゃねーかKか。羽田さんのいいところである若さが今回は弱点になったか。次作に期待。
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かわいそうな人ねえ。実際はどうかわからないけれど。夢は終わったかな。事細かく書き連ねましたね、少々読むのに疲れた。実際に起こったことも書いているんだろうけれど、うまいような流れでした(脚光を浴びてから陰るに至るまで)。これから先、どういった感じで作品を作っていくのか気になるところです。
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芥川賞を受賞して生活が一変した、成功者Kの物語。
表紙の写真も作者自身であり、作中に登場する人の多くが実在する。内容も、本人の実体験をなぞって書かれたことは間違いないのだが、現実と虚構の境目がどこにあるのかは不明。
最初のうちは、作者のプライベートやテレビ業界の内幕をのぞき見るような下世話な気持ちも手伝って、おもしろ半分に読んでいた。何しろ、メディアに登場する際の自己顕示欲の強そうな一風変わったキャラクターが印象的だったので、羽田圭介の実生活を眺めているように思えたからだ。
でも、そのうち露悪的な内容の羅列に、どこまでこの調子で書くつもりなんだとうんざり。ギャラをはね上げ、高級品を手に入れ、近づいてくる女性と関係を持ちまくるのが、成功者なのかと。
そんな苦々しい気持ちになったところで、ふとこれは実録を読んでいるかのように導かれているのだと気づいた。つまり、とぼけた告白のような文章ですべてがノンフィクションのように感じたのは、作者のあえてのミスリードであり、キワモノ扱いするのは術中にまんまと嵌まっていたというわけだ。
終盤、成功者のはずの主人公の足元が揺らぎ始めるとともに、読み手も虚実入り交じった迷宮に放り込まれたところで、物語は終わる。これって、読み終えてからフィクションだったことを思い出させる、なかなか計算高い作品なのではないかしら。
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羽田圭介氏の本は初めて読みました。
芥川賞作家ということで名前は知っていたので
読んでみたいなと思っており手にとって見ました。
お笑い芸人の又吉と一緒に芥川賞を取ったことで
あまり注目されなかったイメージがありますが
自身の体験談を多少は基にして書かれたのでしょうか。
成功者としての気持ちの変化や周りの変化などが
非常にリアリティを持って描かれているので
最初は面白いのですが途中からはどうにも
羨ましくてイライラしてくるというかそんな感じでした。
残念なのが最後があまりによく分からないまま終わってしまうこと。
余韻を残して終わるとかあとは想像にお任せしますとか
そういう感じの終わり方ではなく結論を投げちゃったみたいな
そんな感じの終わり方で消化不良でした。
ドッキリ企画とかの伏線があるものの最後まで回収せずに
終わっちゃいますしね。
もうちょっと納得感が欲しいというかそんな感じでした。
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一瞬、著者の私小説かと思わせるかのような文体でノンフィクションでも違和感ない感じであった。芥川賞受賞し、一躍有名となり、テレビ出演し、テレビ出演したことで有名人との付き合い方を肌で感じとったり、ある作家さんとインターネット番組に出演し、作家同士の共通点や苦悩などを語ったりなど、賞を取ったことで以前との違う世界にいるのかと感じさせるものだった。それに合わせて、女性と性関係を持ち、やりまくる姿が強烈に残り、受賞後の華やかな世界の裏に、と少し落胆も残る。文豪と呼ばれた人もそうだったのかなと不思議な読後。
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読後の消化不良感が半端ない。
著者自身が芥川賞を受賞してテレビに出ているので、そういう人の目に、テレビや芸能、他の成功者はどう見えるのかという興味があり読み進めた。序盤中盤は先が気になった。
成功の波がおさまってきた時、主人公は何を感じるのかとオチを楽しみに読み進めたものの、、、消化不良。
成功者から成り下がっていくところの描写が、成功者になるところや、成功者としての振る舞いの描写に比べ、だいぶ不足している感じがした。
ずっとひっぱってきた、ドッキリの話と、大阪の女性の話のことの顛末が全く記されてなくて残念。事細かに主人公の考えを書いておきながら、最後の数ページで突然読者に委ねる部分が多すぎではないか、、、
文章の主語がわからないところなども多かったりして、さくさく読めず。作者との相性がイマイチだっただけかもしれないが、うーん残念。
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うーん…この本で書きたかったテーマは何なんだろ。最初の全能感がどう展開するのかもよくわからなかったし、ドッキリの話などネタ振りも回収されずに終了。最後は何が正解か全てが曖昧になっていく、的な感じなのかもしれないが表現も含めてイマイチ感じるものがない。ちょっと期待して読んだのに残念…