投稿元:
レビューを見る
ビジネス関連書や歴史の本の著書も多いライフネット生命保険の会長の出口さんのお勧めの本108冊。多くの本を読んでおり、1つの読書の指針としてはよいものだと思う。
元々は、週刊誌に連載したものを再構成しており、10章にわけて紹介して、巻末には108冊が載っている。基本的には古典に近いもののおすすめが多いと思った。このような本は、読書の指針が自分の中にない人や自分の読み方に偏りを感じた時に読むと一番良いと思う。
10章の内訳は下記の通り。
・リーダーシップを磨くうえで役に立つ本
・人間力を高めたいと思うあなたに相応しい本
・仕事上の意思決定に悩んだ時に背中を押してくれる本
・自分の頭で未来を予測する時にヒントになる本
・複雑な現在をひもとくために不可欠な本
・国家と政治を理解するために押さえるべき本
・グローバリゼーションに対する理解を深めてくれる本
・老いを実感したあなたが勇気づけられる本
・生きることに迷った時に傍らに置く本
・新たな人生に旅立つあなたに捧げる本
投稿元:
レビューを見る
読みやすい文章で、楽しく良質な本を紹介していただいた!このような本は、読む本が偏っている私には、とてもありがたい。
読もうと思ったり、もっと早く読んでおくべきだったと思う本にたくさん出会えた。
投稿元:
レビューを見る
様々な分野の本が網羅されていて、筆者の読書量に驚く。
普段手に取らないような本が多く、読みたくなった本が何冊も・・・。今まで、歴史ものにはあまり興味がなかったけれど、世界史面白そうだな・・なんて興味がわいた。
投稿元:
レビューを見る
会社に来ていただいた講演会も拝聴いたしました。
非常に幅の広い読書歴に敬意を表するとともに、108冊の中から一部でも読み始めてみたいと思っています。
投稿元:
レビューを見る
108冊の本を読んだ気がして煩悩が消えたような気持ちになった!
本の虫として自他共に認める、ライフネット生命保険の出口さんの選書の元、日経の記者とのタイアップで書かれたこの1冊。
全く読んだことのないカテゴリーの本が多く紹介されており、多分読むことはできないかもしれないが、なんだか読んだ気になってしまった。
視野を広めるために読んでおきたい本が数多く紹介されており、さあて何冊読めるか。
投稿元:
レビューを見る
かなり難しい書物が紹介されている。
古典を読んでわからない時は、自分の能力が低いと思えという言葉はきついなあ。
投稿元:
レビューを見る
深い本質に迫るような書籍が108冊も紹介されている。古典を読む必要性は感じていたけれど、どこから手をつけて良いかを考える上の指針となりそうだ。著者の出口氏が挙げた書籍はまだ1冊も読んだことがなかった。まずは今の自分に必要だと思う切り口から読み進めてみたい。
投稿元:
レビューを見る
・「自分のアタマで考えよう」ちきりん
・「2050年への構想」日本経済センター
・「田中角栄 戦後日本の悲しき自画像」早野透
・「職業としての政治」マックス・ヴェーバー
・「ベルリ提督 日本遠征記」土屋 喬雄
・「おひとりさまの老後」上野千鶴子
・「アルケミスト夢を旅した少年」パウロ・コエーリョ
・「アラン幸福論」アラン
・「男性論ECCE HOMO」ヤマザキマリ
・「何でも見てやろう」小田実
・「スペイン旅行記」カレル・チャペック
・「脳には妙なクセがある:池谷裕二
投稿元:
レビューを見る
Part9: 生きることに迷った時に傍らに置く本、part10: 新たな人生に旅立つあなたに捧げる本、の項が最も興味をそそられた。さすが読書好きの著者の紹介本は骨太でちょっと近づきがたい印象。
2016.2.20
投稿元:
レビューを見る
こんな素敵な書評本があったとは!「ビジネスに効く」とタイトルにありますが、学生の間に読むと自分の器が広がっていくのを実感できる本がたくさん紹介されています。しかも、ただの紹介ではなくテーマごとにまとめられていて、読む順番まで考えられています。まるで一冊の本が、フレンチのフルコースの様に絶妙の組み合わせで紹介されています。
著者の出口治明さんは、ライフネット生命の会長であり大変な読書家として有名ですが、この本には人生を支える教養を身につけるために必要な骨太の本が分かりやすく紹介されています。元気になりたいときや迷ったときの良い道標になる本です。
投稿元:
レビューを見る
何冊かビジネス本の紹介をする本を読みましたけど、この本が一番インパクトありました。
素晴らしい引用分の抽出、書物に対する深い洞察、分かりやすい言葉の使い方、全て理想に近いです。
たくさん読書して、自分の身に付けるとこんな素晴らしい本が書けるんですね。
投稿元:
レビューを見る
人生の中の自由に使える時間を「人と会うこと」「本を読むこと」「旅をすること」に費やしてきたという筆者。書評はわかりやすく、選ばれている本は単なるビジネスのハウツー本では無く、事実や信頼できる出典元に裏付けされた知識が得られるものである。古典など興味のなかった分野も読んでみたいと思えるものばかりであった。
投稿元:
レビューを見る
出口さんの勧める本はリベラルアーツの良書ばかりで、普通のビジネスマンである自分には目から鱗の本ばかりであり、すごく参考になる。図書館とアマゾンを活用して一冊ずつ読んでいこうと思う。
投稿元:
レビューを見る
ビジネスに効くかは別として、本の虫なだけあって色んな本がテーマごとに紹介されています。
ここ1,2年で読書に目覚めた私なんか足元にも及ばないほどの読書量の中から厳選された出口さんオススメの本。
気軽に読める本からちょっと覚悟を決めて読まないといけない本まで幅広く、読者に読みたい!と思わせるような紹介の仕方で何冊かチェックしちゃいました!
投稿元:
レビューを見る
本書はかなり当たりだった。
著者は1冊の本を紹介しながら、流れるように関連の本を紹介していく。紹介される本は世界で読み継がれる古典など硬派なものもあれば、国内のベストセラーなど柔らかいものもあり幅広く、読者を置き去りにしない。
チョイスも絶妙で、最新の宇宙事情をかみ砕いて説明している『宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)』、日本のピアノ界の発展に生涯をかけた人々ついての『日本のピアノ100年』、そして貧困はないが自由もない世界を描いた『ユートピア』というようにタイトルだけで興味をそそられるものばかり。
しかも本を表紙付きで載せてくるというこだわり!
表紙の気合の入り具合を買うかどうかのファクターの一つにいれている私にとってはまさに至れり尽くせり!
紹介の文体も独特の味がある。
例えば『2052 今後40年のグローバル予測』という本に関しては、
「考えられうるすべての悲観論が網羅されている。(しかし)本書の魅力は文体がユーモアがあることである」
というように切り口が面白く、つい読みたくさせられる。
ーーーー
著者はライフネットの出口さんという方だが、
多忙な社長のはずなのに読書家のような教養力。
一体何者なんだろうか??
何か新しい本を探したいときはオススメの1冊!