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ド派手な装丁が目立つことばかり考えてるカメントツイズムに満ちていてナイス。最近の漫画にない泥臭さがあって大好き。次巻も期待。
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この本は漫画家さんや、印刷工場、雑誌の編集部に取材に行って見聞きしたことが面白おかしく描かれたルポ漫画です。
社会科見学のような雰囲気があって微笑ましい。
取り上げられているテーマが懐かしかったりして、読んでいて楽しかった。
(おそらく20代後半〜30代前半の特に男の人には共感できる所がたくさんあるはず。)
取材に行っている漫画家さんがとても豪華です。(西原理恵子先生、あだち充先生、青山剛昌先生など)
豪華すぎてウェブ漫画時代から読んでた人間からすると、「でっかくなったなぁ…カメントツさん…」と思ったりします。
「そんなこときいちゃうのっ?!」って言うようなことも聞いてしまうところが好き。
普通に読んでた“読者の疑問"だけど作者には聞かないだろってところにも踏み込んでしまうから、ふざけているのかと思いきや、突然真面目な話をし始める。
その辺りのバランスがとても良い漫画だと思う。
それにしても『つるピカハゲ丸』なんて、ものすごく久しぶりにきいた。
小学生ぶりかな。
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こちらはゲッサンで連載されたものをまとめたもの。
「漫画裏話」みたいなのがテーマか。
製本や印刷所のくだりなどは知ってることだったのでやや退屈。
西原理恵子・あだち充・青山剛昌にインタビューしてるけど、インタビューがやっぱ面白かったかな。
特に青山さんはまた登場したりといい味出してる。
続きも楽しみです。
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コック帽のこぐまの店長が活躍する『こぐまのケーキ屋さん』で、骨抜きのフニャフニャにされた。
その作者のカメントツさんが『こぐま〜』より先に上梓した「エッセイ」漫画を読んでみた。
最初は西原理恵子さんの職場訪問。
新人Web漫画家にはいきなりの高いハードル。
第二話は製版所、第三話は印刷所、製本所の漫画業界を下支えする現場の訪問。
第四話は、なぜか担当編集者☆野さんが苦手なオカルト話。
第五話は、あの『ムー』の編集長三上さんへのインタビュー。やはり、並大抵な方ではないようで……。
第六話は、この本のメインディッシュともいえる、あだち充さん&青山剛昌さんのWレジェンドとの甲子園観戦&喫茶店でのインタビュー。
どちらの先生の凄さもよくわかってない私だが、このシチュエーションはいろんな意味で震える。
カメントツさんは禁忌を犯し、編集者☆野さんを縮み上がらせる。
第七話は、コロコロコミック編集部にカメントツさんが自作漫画を持ち込み!
コロコロは昔、弟が買っていて、懐かしかった。
第八話は、のむらしんぼさんにインタビュー。
誰?と思ったが、『つるピカハゲ丸』の作者だそうだ。
このキャラクター、知ってる!と、ますます懐かしさでいっぱいになった。
のむらさんは『つるピカハゲ丸』のヒットの後は鳴かず飛ばず。「漫画に打ち込みすぎたしんぽ先生は 奥さんに離婚を言い渡され、資産をけっこうな感じで手放したのだ。」にしんみりとした。
第九話は、あの先生の再登場!
貴重なおはなしも聞けて、友達だ、とも言われて、うらやましい限りです。
常にお金のことを考えているカメントツさん。
でもなぜか、「愛され力」は持ってる―――って、仮面を外せば、中身は『こぐまのケーキ屋さん』の店長なのでは?と妄想する私であった。