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あてはまる部分もなかなかあった。ダメをみがくというか、ダメなりに生きていくための処世術。これを読んでも決して悪化はしない、と思う。
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女子力の低いダメの話かと思ったら、職場に馴染めないなど、要領の悪いダメな人への処世術というかアドバイス的な本でした。各テーマごとに鋭い真実がちりばめられていて、ぜひ20代で読みたかった。そしてSNS全盛の今に繋がりすぎないことの重要さを書いているのが非常に興味深い。
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他人との距離の考え方。
素敵じゃなくても良い。
コンビニの店員や、掃除のおばちゃんとの関係に、生かされている。
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芥川作家の津村記久子とコラムニストの深澤真紀の、自分たちのダメさを認める対談。
とはいえ、あんまり内容はダメな感じがしない。
二人とも芯があるので、いわゆるダメさ、ルーズさは感じられない。特に深澤さんは自ら口が立つというだけに、熱気ムンムンの、饒舌なダベり大会という趣。
それでいて、議論が対立するとかもなく、同感、共感の方向で対話が進むので、議論の高まりなどもあまり感じられず、ただただ仲良しの2人の話を傍で聞いている感じに。
この2方のファンであれば、十分に楽しいと思いますが、ある程度、レイドバックした際立ったユルさ(?)を求めていた私としては、少し期待外れでした。
2人の就職の厳しさには、本当に社会で仕事していくことって、どの人にとっても大変なんだなと共感。
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ーーー自分の見るもの、触るものが全部人に言うためのものとしてあるのっておかしいーーー
読み応えあった。
深澤さんのことよく存じ上げなかったのですが
津村さんより10上とは思えないほどパワフルで
お話するのが大好きな方なんだなーっと文面でもわかる
会社員として仕事しながら芥川賞作家になった津村さんの周りの反応が意外と普通だったっていうのが大阪の良さなのかなあとおもったり。
ーーー会社には近くのコンビニっていう通気孔があって、芥川賞には会社の仕事っていう非常口があったーーー
メイリオのフォントはわたしもすきです。
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作家の津村さんと、編集者の深澤さんの対談。
人間関係、仕事上の失敗など「ダメダメなわたし」を語る。
二人の息が合っていて、よむほうもテンポよく進む。
編集さんから、「まだダメが足りない」というダメ出しが下ったという話が途中で出てきた(笑)。
でも、たしかに、そうかもね、と思う。
お二人とも物書きなので、失敗談なのに、客観視できているし、理性的な印象になる。
パワハラを受けた、親とうまくいかない―当事者にはむろんつらい体験だけど、自分はハラスメントするほうが悪い、という前提でいるので、それが「ダメなわたし」という枠組みに収まらない。
すごい人だって、若い頃はそれなりに失敗するだろう。
そんな感じで、全然ダメに見えない。
初出は日経ウーマンだそうだ。
若い働く女性が読んだら、励まされるかな。
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女子の呪いを解く方法の本だけど、中年おじさんにも効果がありそうです。綺麗事ではない処世術です。仕事や 人との距離の取り方など、なるほどと思うポイントがたくさんありました。
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お互い心の健康を保ちながら安心して過ごせる人間関係の構築のためには、繋がりすぎないことが大切なのだと思いました。
「自分はダメだ」と言っているお2人が「ダメ」だとは思えませんでしたが…。「ダメ」ってなんだろう?
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津村さんの「ドラマを途中で止めて違うことをしてしまう」は凄く共感できたし、子供心と痛い子に対する疑問もとても素敵でした。言われてみれば確かにどうしてこんなことにとらわれているのだろうと心の荷がおります。ただ深澤さん、名指しで男性作家を批判するのはやめて~!(笑)本に残るねん!
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p196「そうやって、自分が持っているものを見せて、「これを持っていないのはあんたが悪い」って言いたがる人はいます。」
p242「だから子育てで悩んでる最中の人もいれば、同じ歳なのに介護で悩んでたり今まさに恋愛で悩んでる人とかどんどんどんどん変わってくるものだから、その背景の細部を見ちゃうとイライラしちゃうんだけど(中略)それぞれに学びの段階とか時期が違ってて。その人は今、自分からしたら終わったような問題で悩んでるけど、反対に自分がまだ入り口にも立っていない物事を理解しているかもしれない、とかありますし、あの人はこの年なのにこうで!みたいに、自分の物差しで全部測ったらダメですよね。」