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ユーモアに溢れていて楽しめた。
突然、作者の目が見えなくなった話か始まってどうしたのかと思った後のあの結び。
そう繋がるか、と感嘆した。
トリビア的な話について、きちんと参考文献が記載されていることにも好感が持てた。
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Twitterやピクシブエッセイで話題となった一連のエッセイ漫画。
漫画にしては少し高めの価格設定でしたが、描き下ろしもあるとのことで購入。
画像だとけばけばしいピンクですが実際の書籍はもっと明るいピンクです。本棚に入れてても目立つ!
「腐女子」とは、BL(ボーイズラブ)が好きな女性を指す言葉ですが、書籍タイトルからわかる通り、この本の主役(not主人公)はBL好きの男性、しかも社長。
主人公(作者)はその側でお仕事をされている女性会社員。同人活動で鍛えられた画力と構成力でコミカルに腐男子社長の日常を描きます。
社名などは出てきませんがすべての登場人物に実在のモデルが居ます。
ここで「BL」という単語だけで嫌悪感を抱く人には無理に押し付けるつもりはないのですが、この本はギャグタッチではあるものの、分類で言えば「教養」の棚に入るような気がします。
ネットで公開されていた分は腐女子・腐男子にしか通じないネタのも多いですが、描き下ろしは雑学集です。社長がBLに絡めて(というかBL周りの)雑学集。ちょっと歴史に詳しくなれます(ピンポイントで)。
あとは、やはり主役が社長ということもあり、作中には別の会社の社長や秘書、企業のイベントなどのエピソードも。学生視点からはすごく面白かったです。
ところで、「実在の人をモデルにして、作者は身バレして大変な事にならないのか?」と思う人も多いはず。
そのあたりの事も書籍の方に描き下ろしで収録されています。私は読んだときに無性に感動しました。
PVもあるので気になった方はぜひ。
https://www.youtube.com/watch?v=ahpXWId1YMc
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就職先の社長は、腐男子だった!
大変な職場だけれど、社長が同じ趣味だったら?
それはそれで、非常に幸せな事かも知れません。
何せ、色々と都合が付きやすくて…。
ある意味、分からないように合図を送る、にも
仕事にも閊えるオタク生活。
これはこれで楽しい感じがしますが
きっとそれ以上に大変な事もあるかと。
けれどこの社長は楽しいw
ペンタブ、かなり面白かったです。