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人工的に作られた人間の体に意識を移転させる近未来小説。スマホが壊れて修理に出す時に一時的に別のデバイスげ転送させておくシステムの進化版って感じ。著者の百年法も良かったけどこれはそれ以上。
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百年法が良かったので続けて読了。
こういう近未来SFは世界観の構築がカギだと思いますが、
百年法に続き良くできています。
百年法では死生観がテーマだったと思いますが、こちらは人間とは?自我とは?とダイレクトに問われているイメージです。
巻頭のモノローグが最後になって生きてきて、上手くまとめていますね。
次元についてという点で、映画のインターステラーが思い浮かびました。
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怪我や病気の治療中に
意識のみを移して社会生活を継続させるための器=代体。
アイデンティティーは何処にあるのか。
意識なのか身体なのか。
難しくもあったけど、切なくやるせない物語。
終盤の台詞にグッと来て
最後の一行にとどめを刺された(涙)
【図書館・初読・1月20日読了】
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人間の意識を体から取り出し、一時的に人工の肉体に宿らせる技術が確立された世界。
その、仮の肉体のことを「代体」という。
例えば、病気やケガなどで長期の療養が必要な人の意識を一カ月だけ代体に移し、本体は療養に専念し、代体は社会生活を変わらず送ることができる。
この技術はビジネスとしても急速に普及しようとしていた。
ちょっとその仕組みとかはよくわからなかったけれど、ガインの言葉には揺さぶられた。
読み終わってから、もう一度最初のモノローグを読み直す。
たまらない。
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この人のSF系は(私が普段あんまりそのジャンルを読まないからかもしれないけど)いつも設定が斬新。しかも未来にはあるかもなと思わせる、というか荒唐無稽過ぎないリアリティのある感じなのもすごい。
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3月-4。4.0点。
意識を『代体』へ移せる近未来。
創設の科学者が、陰謀を考える。
意識の暴走が。。。
面白い。さすが、こう言うの書かせるとうまい。
ラストもホロリ。
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面白かった。
この人の発想というか考えというか
すごいよね。
SFの世界と言われれば
それまでのような気もするが。
でもなんか、現実味があるというか。
どれだけ科学が進化しても
普遍的に変わらないものがあって
それが心なんじゃないかと。
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近未来の技術の進歩と、それと相反して起きる倫理の問題を扱っている理想的なSF。
登場人物のキャラクターも魅力的で良かった。
代体というのは将来実現するんだろうか。もし実現したら、この小説に出てくる以上の難題が起こると思う。この小説に出てくる問題も起きると思う。
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割と面白かった。倫理的に重苦しくしなかったのがある意味では良かったのだろうし、逆に深みを欠いてしまったような気もする。「ギフテッド」を読んだときにも思ったことだけれど、過不足ない落とし所になんとか帰結させた感じかな。
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フォロワーさんが読了されていた&百年法が面白かったので選びました。一気読みです。百年法の時も感じたが、ありえそうな世界観がリアル。自分とは、何を持って自分だと思うのか。
初めの詩のような数ページを読了後に再度読むと(引用)「感情が胸に弾けた。」
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平成29年6月
図書館で、本日返却された本の中から何気に手に取る。
自分のあまり好きではない、SFもの。
きっと自分に想像力がないから、こういうSFって入っていけないんだろうな。。。
だから、作者が悪いわけではない。
ロボットに人の意識を入れて、ロボットを代わりの体として生活できるようにする。
そこで、いろんな事件が起こる。
人の死って、体なのか、心なのかを考えさせられる物語。
ロボットに中で意識があれば、その人は、不老不死となる。
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病気やケガで長期に入院治療が必要な人の意識を人造人体・代体の脳デバイスに移すことで、治療中も代体を使って日常の社会生活を送ることができる。
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面白かった…。
体に不具合があったとき、意識を一旦他の入れ物に入れておいて治療などを行えたらという発想力。凄いなぁ。全くの根っからの文系の私は、SF作品を読んでも理解しきれない場合が多い。今回もそう。感覚で読んでる部分も多かった。
でも、終盤に向かって、物語の中の「スピード」と一緒に、理解しきれないのに読む早さも増していった。好きな話のときはだいたいそうなる。大事に読みたいけど、早さがましちゃう。「その世界」の景色が怖かったけれど、自分を顧みても、そんなものかもなと。思ってしまった。(ネタバレしたくないからみんな読んで。)
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ぐいぐい読了。
空間理論諸々、文系一辺倒のわたしにはイメージとしてつかみにくいところがあったのが残念。
進化とともに倫理との闘いは避けて通れないんだなーと。
意識を置き換えるという話は、刑罰0だったかな?西条奈加の作品でもあったなぁ。
と、まとまりない感想。
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代車や携帯電話の代替え機のように、怪我や病気をした自分の体の代体を利用出来たとしたら?一見、便利な発想だと思ったが実際はものすごく怖いのではないか?