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本当に引き込まれる一冊です。二巻ではどうなるのかな、とかハラハラする場面も多かったけれど、楽しく読めました。特に最後の、現代版歌舞伎からうってかわっておとせの台詞が感動もの。クロ、凄いです。皆に楽しさを伝えたいっていう思いが蛯原にも伝わるといいなと、三巻も期待して待ってます!
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表紙を飾る阿久津くんが冒頭から大活躍。二巻では、何をやるかほぼ想像がついた文化祭の「三人吉三」の舞台よりも、演劇部との「外郎売」対決が面白かった。思わずネットの動画を観比べてしまった。たしかに、早口言葉動画に終わっているものと比べると、團十郎さんは外郎売を演じている。さて、三巻は来年の夏だとか。登場人物も増えたし、阿久津くんの出生の秘密?のヒキもある。クオリティを落とすことなく、緻密な仕込と仕掛けで次も楽しませてほしい。
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ぎゃー!!って叫びたくなるくらい楽しかった。ぎゃー!!
電車の中でにまにましながらあっという間に読みました。
イオフィエルがもう好きで好きで可愛くてしょうがなくて外郎売を演り終えたときなんかもう愛しさと誇らしさで飛びつきたい気持ちだった。
髪型が金髪→茶髪→五分刈りになっちゃったのはちょっと残念だったんだけれど。(頭悪そうな金髪チャラ男が伝統芸能を華麗にこなすギャップが好きだったんだ)
勧進帳の台詞の場面とかよかったなぁ、あああかっこいーって感動がひたひたきて…帯の「バカだけどカッコイイ男子、あります」というアオリはちょっと大袈裟でないかいと買ったときは思ったのだけれど、なるほどこれクロちゃんやトンボじゃなくピンで阿久津のことだったのかと今になって笑えます。
ボカロだニコ動だフェイスブックだLINEだ、よく知っているものが会話にじゃんじゃん出てくるとっつきやすさも、主人公クロちゃんの軽快でナチュラルな語り口も相変わらず魅力的。
それにしても、次巻来年夏って…!
前巻に引き続きめちゃめちゃいいところで終わっちゃって、もーとてもとてもそんなに待てないよぉって叫びたい気持ち。
クロちゃんの衣装とかイオフィエルの屋号とか「珍妙な和尚」って言葉の意味とか、細々した気になることがいっぱいあるのにー!!
関係ないけど前巻の表紙のイケメンが芳さんだって知ってテンション上がったの私だけですか。
てっきり花満っちゃんだと思ってた…こんな男らしい方向にイケメンだったなんて…やっば…。///
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歌舞伎のサークルをつくろうという高校生の奮闘記。
今回は音痴でロッカーで金髪に赤メッシュの阿久津を中心に話が進みますが、登場人物の個性と役割がはっきりしてきて加速度的に面白くなってきて、いよいよ!というところで終わり。3巻が待ち遠しいシリーズになりました。
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1巻で最後どうなることかとハラハラさせられて、ほっとしたのもつかの間、2巻はそれ以上にハラハラしてしまう展開!!次から次へと難題が降りかかってくるカブキ同好会。でも、歌舞伎が好き、楽しい、と思う気持ちの強さが乗り越える力になっていると思えます。
そもそもイオフィエルがw
ほんとにおバカなんだけど憎めない中二病男子。今回はそんな阿久津にスポットライトが当たって、彼の抱えているものがちょっと見えてきたところ。そして、今回登場してきた阿久津の母がパワフルでした。阿久津と母親と歌舞伎の関係が、とても興味深いです。
学園祭で使用する場所をめぐっての、演劇部との対決も面白かったです。キリコの気持ちも後になって、ただ争うだけの話じゃなかったところにはっとさせられました。
クロもみんなに歌舞伎を楽しんでもらおうと、すごく工夫していてすごい。「三人吉三」の場面は臨場感いっぱいで楽しかった!みんなで何かを作り上げていくという過程がいいです。
そんなカブキ同好会を認めないと言いながらもとても意識している蛯原。彼のこれからも気になります。芸をなめるなよ、と思いながらも蛯原自身も迷いがあったり悩んだり。クロたちと打ち解ける日はまだまだなんでしょうかね…?
歌舞伎の興行システムの話も鋭くて頷けました。確かにね、働いている人には観劇するのが難しいですね。
またイイトコロで続いているんです!え、ここで続く??早く続きをプリーズ!!
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歌舞伎同好会の初舞台が思わぬアクシデントで配役交代と相成ったわけだが、2巻でも阿久津キャラに主役・クロ喰われちゃったかぁ?クロだっていい仕事してるんだけどさァ、阿久津×丸ちゃんの夫婦漫才とか阿久津×強烈母とか阿久津、目立ってたなァ。恐るべしアホキャラ。…で、文化祭編、舞台本番、えーっ?ここで切るか?続き来年の夏だって。゜゜(´□`。)°
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この文庫に気付いた時、2巻も出た後だったので続けて読めてよかった!だが、次も早く読みたい。それくらい面白かった。クロがぶれないから安心していられる。新が単純なのに単純ゆえに迷うがちゃんと戻ってくるし、チームクロはきっちり回っている。仁がエリートのステレオタイプ的な役割なのだと思うが、今後カブキ同好会や新にどう影響されて変わっていくのか(?)楽しみだ。次巻はいつ出るんだろう?
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いいね、いいね。カブキブがだんだん育ってきているじゃないか。といってもまだまだ、ひよっこブだけど。これからが楽しみな部活じゃ。
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3巻!3巻はいつ!?え?2014年の夏!? そんなに待てるかーーーー!!!!
あたしゃ、遠見先生が一番好きです。
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さあ、いよいよ文化祭の季節。カブキ同好会も場所取りのために、熾烈な争いを繰り広げます。
文化祭での場所取り勝負に、演劇部部長の坪山さんが提示してきたお題が「外朗売(ういろううり)」対決。各クラブの代表者が、いかに流暢にこの題目を言えるかどうかで勝負を決めるという・・・
私、「ういろううり」なんて題目があることを初めて知った。
あの、超長い口上を、デフォルトで暗記しているクロのすごいこと。
「まずお前、やってみろよ」 ・・・そういうんなら、やってみるけど・・・
の後の、1ページに渡る口上!!ページをめくって、私、「わあっ」て声をあげてしまった。
しかも、その1ページに書かれている内容は、全体の半分にも至っていないということで・・・どれだけ怖ろしい演目なんですか!!「外朗売」!!
その怖ろしい演目を、演技に乗せて、堂々と、朗々と、歌い上げる阿久津くんの素晴らしかったこと。
「拙者親方と申すは、お立会いの中にご存知のお方もござりましょうが・・・」ってついつい私も暗記してみたほど(笑)
文化祭での、クロの行った演出も良かった。
クロの願いである、「同年代のみんなと歌舞伎を楽しみたい」というものを実現すべく、とった二部構成。素晴らしい。
「こいつぁ、春から、ちょうラッキィィィ」
お嬢吉三のセリフが、4月のクロに繋がった。
ああ、好きなことがあるっていいな。仲間と、好きなことがやれているって本当にいいなあ。
これからも、クロたちを応援し続けていきます。
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第二巻。一貫で颯爽と現れた彼がじたばたしてました(笑)
でも歌舞伎をみんなにわかりやすく知ってもらいたいと言う工夫とかが面白いです。
テンポよくさくさく読めるのはさすがラノベ作家。
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1巻のすぐ続きからはじまり、さらに続きが気になるところで2巻が終わるって小説ではあまりないのでは?コミックみたい。歌舞伎の内容はいかに説明してもらっても文章では頭に入らないけど人間関係が気になるストーリーになってきて面白かった。
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1巻より断然面白くなってる!皆がカブキ同好会にどんどんのめり込んでる感じとか、本当にキラキラして自分も仲間に入りたくなるくらい。1巻で出てきたお嬢の台詞使ってるのもよかったな。ストーリーも動いてきて、続きがますます楽しみです。
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カブキ同好会もいよいよ始動!文化祭に到るまでのあれこれが面白く、クロ、トンボ、丸ちゃんはもちろん、金髪阿久津まで魅力的で、何やら訳ありなのもこれから楽しみ。
そして、歌舞伎が読者にもとても分かりやすく書かれていて、啓蒙小説としても面白い。
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失敗に備えるエネルギーがあるなら、成功するために使いたい。俺の力は、全部前に進むために使いたい。その結果、転ぶことがあってもいい。 後ずさりして尻餅つくより、前に駆け出して顔打つほうがましだって。
やっぱ人にゃあ分相応ってもんがあらあ。江戸っ子は見栄っぱりだが、自分で見栄と知ってるから張るのよ。その見栄が自覚できなくなって、てめえの分ってやつを忘れていい気になっちまったら、そりゃあ野暮ってもんだ。