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"学習する組織"のチーム形態、目的への会議スタンス、組織のリーダーシップとは、などを小説仕立てで描いた。終盤があっけないが、ビジネス書が立ち位置としっかり見据え、枝葉にこだわらない分、すっきり読めた。
理想論ではある。だからこそ、面白くも読めた。しかしこの手の会議の序盤には、どうしても青臭い理想論が必要なのだろうか。その点が、いまひとつ腑に落ちない。
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まちこさんも登録していましたが、杉浦も読みました。
ダーウィン好き(大学で進化論の勉強をしました)だったので「組織も進化する」という考え方に共感しました。淘汰されないために組織がどのように学習し、進化するかのヒントが書かれています。
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ストーリーが破綻無くつづられていて感動。これはタメになる本です。さらにリーダーとは引っ張っていくものではない!とか勉強になった。さりげなく、ファシリテーションとか、ダイアローグのやり方も入っていて高度な内容でした。
私の手帳にも書き込みましたがこちらにも再掲。
●学び、進化する組織の5つの原則
1何を実現したいのか(個人のビジョン、生きがい)
2誰と実現するのか(共有ビジョン、仲間)
3どう学ぶか(チーム学習、問題解決)
4自分は世界をどう理解しているか(メンタルモデル→メタモデル?、世界観)
5自分は何を解決したいか(システム思考、複雑な世界の仕組みを理解する)
チームで仕事してないからなあ〜。2でつまづく…。部下を持ったら生かせそうだけど、
部下を持つ日は来るのか?
●学習する組織
1パーソナルマスタリー(自分で考え行動する)
2チーム学習(ダイアローグ:対話)
3メンタルモデル(いわゆるメタモデル?色眼鏡、判断の違い→これらをどちらが正しいかの議論はしない)
4システム思考(俯瞰でみる、全体的)
5共有ビジョン
組織論、学ぶところはいろいろあります。
が自分の身に置き換えるとなると難しいのかも?
チームで進化するよりも、自分のブランディングが急ぎの課題?
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ゲラを読んでもらった書店さんのコメントです。
「私はこの本にもっと早く出会いたかった!という気持ちでいっぱいです。
テンポ良く白熱していくストーリーに引き込まれっぱなしで、自分もいつの間にかチーム・ダーウィンの一員として、課題について考えさせられていました。
リアルな臨場感にあふれており、ビジネススキルを身に付けていくとともに企業小説としても楽しめました。
本書は、個人のレベルの差は全く関係なく、「チームは対話を繰り返しお互いの理解を深めていくことによって強化されていく」ことを共有する事ができます。
難しいビジネス書を読まなくたって、この本さえ読めば間違いなくチームはメキメキと力をつけることができるのです。私は読んでいるだけで、今の自
分にできることは何かというビジョンが明確になりました。
そして、仕事に対して好奇心と勇気を与えられました。
まさに「何のために働くのか」というところに還らせてくれるビジネス書です。」
「手元において、ノートのように、必要なときに振り返っていただきたいビジネス書。
ビジネススキル向上のためのヒントが至る所に散りばめられたすばらしい本です。どれか一つに焦点を絞ったビジネススキル書とは違い、読み終わった後、総合的な視点に立たせてくれます。
まさに現代のビジネスパーソンに必要な力ではないでしょうか。
そして、この物語には「特別な」人は登場せず、読んでいる自分を含め誰もが何かを成し遂げることができる可能性を秘めているのだと気づかされます。
この本はとても読みやすいですが、若手社員だけでなく、あらゆる年代・ポジションの方に読んでいただきたいです。難しい組織論を読むより、よほど血となり肉となる気がします。
入門書としてだけでなく、バイブルになりうるビジネス書だと思います。
ちなみに、この本には英治出版様に関わりが深い「キーワード」がいくつか散りばめられていますので、ぜひ「お膝元」の恵比寿有隣堂でご購入いただきたい一冊です。」
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「学習する組織」をベースとした小説形式のビジネス書。
私は小説をほとんど読まないのですが、この本には夢中になりました。
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学習する組織について小説仕立てでかかれた本。
コンセプトそのものにはすごく共感。
小説としては、ぎこちないので読むのがつらくなった。
むしろ説明されたほうが分かりやすいかも
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学習する組織とは?ということを小説で読んで学べちゃうぞ☆という素敵アイテム。
読みやすい。ストーリーは至極まっとうでひねりはないけど学習する組織入門としていいかも。
どうこの本を使うか、によって評価分かれそう。
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社員一人ひとりが主体的に考えて行動することの大切さ、会社は一人では成り立たないことを理解して周りと協力する姿勢を忘れない事、モチベーション高く仕事に取り組めるような人間関係を築いていく事、諦めない前向さを持つ大切さ、など、感じる事や刺激になることが沢山あったので読んでみて良かった。すんなりと理解できる内容だから、いい意味で再読はないだろうけど、一人でただ仕事に打ち込むのではなくて、人それぞれ皆違うからこそ、まずは相手を認めること、コレが大切なんだと思う。
人を動かすのって、本当に難しい。だけど、ダーウィン喫茶のマスターみたいな人が身近に一人いると違うのかな?と思ってしまった。自身の仕事の取り組み方や姿勢、また周囲に与える影響なんかを見直しつつ、また明日からの仕事を頑張ろうと思う。
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本日ご紹介する本は、
会社の危機を脱するために、
会社を変えていくステップを
物語としてわかりやすく読める1冊。
ポイントは
「相互理解」です。
メンバーそれぞれが何を思っているか。
将来の方向は共有されているか。
個々の強みが活かされているか。
会社の環境が順調なときは、
個人の力量さえあれば、なんとか成り立ちますが、
新たなことに取り組むには、
組織としての力が不可欠です。
そのためには、まずはみんなが普段何を考えているのか、
お互いに理解し、ベクトルを合わせていく必要があります。
毎日顔をみているので、お互いにわかっているつもりでも
かなり意識してコミュニケーションを取らないと
本当にわかり合うことは難しいことです。
「学生症候群」
学生が夏休みの宿題を、休みの終わりギリギリに
あわててやるのと同じように、
仕事も、納期ギリギりまで手を付けずに
納期直前にあわてて間に合わせる人は
多いのではないでしょうか。
私もそのひとりです。
本当の納期ではなく、自分だけの前倒しの納期
を設定して、余裕を持って取り組みたいものです。
「お客様に投資してもらう」
我々が、日々開発をしているのは
どのような意味があるでしょうか。
お客様から言われたことを実現する。
その代わりに、代金をそのお客様からいただく。
これが、ごく普通の考え方です。
でも、我々はもっと多くの人に
広く役立つ技術を開発するべきです。
そう考えれば、”商品を売っている”のではなく、
役立つ技術を日々開発するために、
お客様から投資してもらっている。
という考え方もできます。
また、そのような考えで
日々取り組むことが大切です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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タイムマシンに乗って、明日、半年後、3年後、5年後に行ってみる
すぐ近くにいる人のことを、私たちはぜんぜんわかっていない
これまでのやり方では無理=いままでと違うやり方で何かを見つける
1人1人が、どんな考え方のクセを持っているのかひもとかないと、理解するのは不可能
前提が本当に正しいかどうかなんて考えたことなど滅多にない
会議の進行をバランスよく舵取りするには、一歩引いて、傍観者の視点を持たなくてはならない
何から何まで自前で開発する必要はない。コアの部分を追求すればいい
言葉を見るな、言葉の背後にある意図を読め。
商品を売るつもりはない。役立つ技術を開発するために、お客様から開発費を投資してもらうだけだ
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◆目次◆
第1章 星占いは、ほんとうに外れたのか
第2章 意思決定を���らせたいなら、会議をすればいい
第3章 誰もが洞窟の中にいることに気づかない
第4章 ヒントは、いつも目の前にぶらさがっている
第5章 ばらばらのピースだけが、絵を完成できる
第6章 強く育つ麦は、踏まれることを好む
第7章 すべての道は、どこかでつながっている
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/c4d30b22dd6a6c19.png
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チームビルディングをテーマにした小説。学習する組織とはどのようなものなのか、気づき、対話、相互作用、価値の創造、アラインメント、意思決定などについて書いてある。チームリーダー必読でしょう(^o^)
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「学習する組織」についての解説本。小説として書かれているため読みやすい。小説の後にポイントが凝縮して解説されているのも分かりやすかった。
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・プロジェクト・チームの立上げ&運営のHOW TO小説。
・プロジェクト内容がエコ住宅というのも、最近の震災後の節電ブームに合致していて、なかなかグッド。
・立ちはだかるトラブル、都合よく差し伸べられる救いの手、ほんとにあんなふうにプロジェクトが進んだら、気持ち良いだろうなー、でも現実は…。まあ、そこは小説ですから^^;
・話の展開も面白いし、さくさく読めて、結構良かった。
◆本文中に出てきた名言ぽい言葉
・誰もが、真っ暗な洞窟の中に住んでいる。その中で光を求めて右往左往している。だが一番の問題は、洞窟の中にいる事すら自覚していない事だ。洞窟から出なければ、洞窟の中にいる事すら理解できない。
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チームをいかにまとめていくかを語っている小説。
「最強組織の法則」という本をわかりやすくしたもの。
物語の中に、実際にどのようにまとめるかを記載してあるので、活用しやすい。
家でご飯を食べるときは文句を言わないのに毎日同じ食堂だと文句を言う。
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ピーター・センゲの「学習する組織」をストーリー仕立てで学べる本。
ビジネスものとしては、確かに面白いし、一気に読んでしまったのだが、「学習する組織」の入門書としてはどうなのかなと思った。
つまり、ヴィジョンやリーダーシップ、ファシリテーション、チームビルディングなどについては語られているのだが、「学習する組織」のコア概念であるシステムシンキング的な要素についてはあまりない。
そのへんについて、書き始めると分かりやすい入門書じゃなくなってしまうんだろうなー、とは思ったけど、例えば、「自分は正しい、悪いのは他の部署だ」と思っているメンバーが、「自分も大きな問題の一部なのだと気付く」みたいなシーンがあっても良かったのかな。
あと、プロジェクトチームでの検討がどのように会社に受け入れられていくのか、というところについては、水戸黄門的な感じで、最後は心ある経営者の英断になっちゃうところがどうかと思った。これは、森時彦氏の「ザ・ファシリテーター」を読んだときにも感じたことなのだけど、最後はやっぱり経営者の問題なのかな。
でも、そうなると経営者が駄目な企業は何をやっても駄目ということになってしまう。(実際、この本のあとがきで著者はそういったニュアンスのことを書いている)
多くの会社においては、企業変革をになうチームは、経営者のリーダーシップというかスポンサーシップが得られないなかでどうするかと悩んでいるのではないか、と思うのだが、本当にどうにもならないものだろうか。
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本書を一言で表すならば、「もしドラ」のセンゲ版。ドラッカーも難しいが、センゲも難しい。それを子供にも分かるレベルで説明する試みは、単純化しすぎて空振りと言わざるを得ない。2匹目のドジョウはそう簡単には見つかりません。