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この巻に至って、表現手法に違いが出てくる。
いわゆる三人称ではなく、一人称でつづるというもの。
こういう読者を飽きさせない工夫も必要なのだろう。
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今回は、狂四郎様の過去の話も出てきて、一段と狂四郎様のこと知れる巻となっております(*^^*)
お園さんとの関係は切ないなぁ~(T-T)
辰野おばばの強烈なこと!!笑
ただ、狂四郎様、旅出過ぎでしょ!!笑
美保代と、新太郎が可哀想だよ…(;_;)
金八、文字若が怒るのも仕方ない( ̄^ ̄)
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生まれと生業の不幸さに浸っている割にあちこちで女を犯しまくっている狂四郎に辟易していたが、『血汐歌麿』ではその辺に軽く言及されたし、『白珠賊』の美保代関連の記述は素直に同情できてよかった。
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鬼平とは違った意味にで人を引き付ける魅力がある。ひねくれているが情に厚いところがある。剣が強いところは共通。女性にもてるところも。人を羨むところもある意味共感が持てる。