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【読了】
タイトル通り忍者はすごかったということがわかる一冊。
ですが、テレビや漫画に出てくる「それ」ではなくて。忍びの心得等が記述された歴史書物から、忍者の一面を解説している本でした。
う〜ん、どことなく「自己啓発」的な本なのかなぁ。
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<目次>
第1章 忍びの情報学
第2章 忍びのコミュニケーション
第3章 忍びと禁欲
第4章 忍びの使命
第5章 忍びの洞察力
第6章 忍びの精神
第7章 忍びとは何か
<内容>
見かけと違った。もっと「忍者」を推してくるかと思ったら、古文書の史料を使って、「忍び」は宮仕えで、主君のために私利私欲を捨て、ずっと耐えて役目を果たす、という古き良きサラリーマンと同じだよ、という話でした。通じるところもありますが、現代にはどうなのか?
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忍とはどういうものだったのか。
これを読むと、少しイメージが変わる人もいるかもしれない。
皆のイメージするものよりも、どちらかといえばスパイのような。
多方面の知識を多量に持ち合わせ、コミュニケーション能力が高く、敵を騙しつつも忠を忘れず、肉体の強化も怠らず、欲を出さない。
経営者のあるべき姿のような部分もあったりして面白かった。
結局はコミュニケーション能力なのだなぁ。
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忍者って奥深い
並み外れた身体能力だけでなく、臨機応援な対応力、記憶力そしてコミュニケーション能力が必要とは。