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中巻読了。
地下鉄サリン事件、警察庁長官狙撃事件、村井秀夫刺殺事件をベースに書かれているが、どちらかというと事件当時の警察内部での状況を中心に描かれている。事件に関しての描写は当事者の名前こそ違えフィクション性はほどんどない。
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中盤に突入。そして恐れていたあの事件が勃発する。地下鉄サリン事件。
現場の騒然とした風景が目に見えてくる。一方でこの事件の発生は警察の敗北を意味した。屈辱に滲む警察組織の裏側も赤裸々に伝わってくる。
平成を代表するこの凶悪犯罪に警察はどう立ち向かうのか、最終巻に続く。
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中巻読了。
まさしく「地下鉄サリン事件」の渦中が舞台。
フィクションではあるが、登場人物にはおそらく一人一人に実在のモデルがいるのだろうと思われる。
(教団側だけでなく、警察側にも)
それにしても・・・教団信者たちの言い分・・・。
組織内での階級であったり、「教祖の言葉は絶対だ」的な言動であったりは、カルトか否かを問わず多くの新興宗教では普通なのだろうと想像はできるのだが、ここのはねぇ。。
「アメリカが毒ガス攻撃をしてくる」
とか…本気で信じていたのだろうかねぇ?実在の信者(「オウム」の)たちは。
ここで描かれる出家信者たちは、社会と完全に隔絶されていて・・・大人はまあいいとして、公教育も受けられない子供たち・・・小説はフィクションであっても、この実態は現実だったのだろうと考えると、彼らは今、どうしているのか?
95年当時にサティアンに隔離され公教育も受けていなかった子供たち、麻原が愛人に産ませた子供たち、、、、。
当に成人している彼ら・彼女らはまっとうな人生を送れているのだろうか。
★4つ、9ポイント。
2018.09.04.新。
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カルマと暴力団、そして北朝鮮。こういう風に描かれると納得してしまう。薬物や金、銃、そしてサリン、違法な物の流れが見えてきて、実際にあったことのように思えてしまう。
パチンコ業界が怖い。
事件はだいたい起きたので、どこまで描ききるのか下巻に期待。