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タイトル通りです。
32歳の自己愛だけで生きてる女性の半生と結末(?)かな。
まあ、彼女が歪んでいくのは、結局のところ両親であり家庭のせいなんだろうけどね。
「家族は愛憎を煮詰める大釜」ってジョナサン・ケラーマンの小説の一説がずっとぐるぐるしていたよ。
スポイルする父と祖父母ときっちりしようとする母親の間で歪んでいくのだけど、これって根本は父親と母親の不仲だよねと思う。もしかすると嫁姑の確執もあったのかもね。
ともあれ、中途半端に芸能事務所に所属いたせいで、外見だけに全力を注ぐ、注ぎすぎてほぼ拒食症になっているのだけど、本人はそれがダメだと気づけない。
うーん。
もしかすると、人は考えること、考えて自分の状況を変えること、が一番負担なのかもね。
なので、彼女はある意味一番楽な方向に流れていく。
自分の何がダメなのか、考えることはしない。
で、流れ着いた先は…。
なんか悲惨な結末だったけれど、もしかしたらこれは彼女が変わることができる機会になるのかもしれないと、微妙に光がある感じでした。
にしても、大石センセの好みのタイプはぶれないっすなぁww
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母親の自己中な暴力にイライラした。
自分で離婚決めて娘引き取って慰謝料も自分のちっさなプライドで断って生活苦。学生の娘に家事強要。ダイエットにも古臭い考えで年頃の女の子の母親とは思えない思考。もっと協力してくれたらあんな拒食症にはならなかっただろうなと思った。
着飾ってない女より、太ってようが、年を取っていようが自分を綺麗に魅せようと努力してる人は美しい。でも何より健康的が一番美しいのかな。
最後は想像したらちょっとグロかったな…。
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周りから見れば痩せすぎでも
それが美しいと思う女
彼女は自分を特別な存在であると思い生きてきたようです
そんな女のお話でした
この著者にしてはちょっと物足りなさを感じました