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この本に書かれてあることが本当に実現するのだろうか。
2025年になると、世界中で仕事消滅は現実の問題となるとか。
働くなくてよかった人類はどうなるのか。
毎日24時間が宴会という日々が続いたとしても盛り上げるトーク力を持った遊び人こそが、未来社会で最も華やかな生き方であることがわかる。
このような未来に生き抜くためには、芸術家、学究者、アスリート、趣味人、そして遊び人のいずれの場所に自分の居場所を見つけておくことが大切。
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AIはオモチャなのか?
デジカメのハシリが市場に出たときフィルムメーカーはオモチャと言ったとか。
その後の大企業の破産は論を待たずです。
インターネット企業も幻想と言われてた。
AIもオモチャなのか?
おそらく近い将来AIが生活の中心に来ると思われます。
アレクサとかグーグルホームはまだまだ使い勝手がわからないですがスマートキーやエアコンのオンオフやテレビの予約録画なんかは今でも可能やと思います。
怖いのはAIはその形状を問わないということなんですよね。
ロボットでも人型である必要がないように。
ロボットは製造のハードルがありますがAIは形が要らないので爆発的に普及しそうな気がします。
実際僕の仕事でも検索して最適解を見つけるだけならAIでもできそうな気がしますし。
将来に仕事がなくなる可能性が高いと思われます。
そうなると真剣にベーシックインカムの議論になるのかなと思います。
原資はAI利用税ですかね。
本書はロボットに給料払う分を国が徴収と書いてありました。
なんにせよソフトランディングが必要やと思いますね。
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半端なくショックでかいです。2014年にオックスフォードやマッキンゼーが「遠くない未来(少なくとも私はまだ存命。下手すると就労が必要な時代)に、半分以上の職業がAIとロボットに奪われて消滅する」というレポートを出しました。その時点では、消滅する職業は、職業運転手やパラリーガルなど、言葉は失礼ながら高額所得者でない職種が多かったです。
ところが2016年を皮切りにAIが予想を超える速度で発展しているため、その予想が大きく知的労働者の失業に針路を変えているようです。
例えば2035年には絵や音楽を書くアーティスト・デイトレーダー・弁護士・学者・診察と処方を中心にする臨床医、さらには勤務評定を行う上司などの管理職すら不要になるというのです。著者は自らの商業である経営コンサルもAIに人間が勝てなくなるのは間違いないと言っています。
例えば、AIが発達すると、人類が数百年かけても解けなかった高等数学の命題も次々と解明されるでしょう、数学者の存在意義がなくなります。ヒット曲の傾向も分析して若者に共感されやすい詩と曲とアレンジをAIが提供してくれます。
「そんなんありえんだろ?」とつい思ってしまいます。しかし技術の進歩はそれをいま生業にしている人の不都合など一顧だにしません。我々が経験しているのはカメラの現像屋です。かつてデジカメは画像が粗くでかいデータを保存するのに難儀したので、アナログフィルムが廃ることは当面ないと言われていたそうです、それが今やこの有様。インターネットだって登場してから30年間でここまで日常生活に欠かせないインフラになってしまうことは誰も予想していなかったのでは。
AIが人間の仕事を奪うのは、24時間仕事させても初期投資のみで済むから、人間よりも経済的で、企業が利益獲得にはこの導入を回避するはずがないからという当たり前の推測です。ラッダイト運動も一時的には人間により起こるだろうが時の流れを押しとどめるには至らないという意見にはわたくしも同意せざるを得ませんでした。
著者は人間が職業を奪われなくするための対策を提唱してはいますが、正直非現実的です。ということは、この流れは必須で、一部の超富裕層と、中間層のいない圧倒的多数の低所得層にAIの発展で分離することになります(というのが、AIの発展スピードほどロボット技術の発展は早くないので、細かい手作業などは依然人間の仕事として残るそうです。ただし、残る仕事に比べてあぶれた人間の数が圧倒的なので、ワークシェアの形を強制するにせよ、1人1人の収入は減らざるを得ないそうです)。
最近読んだ本の中ではまるでNHKスペシャルのようで、ピカイチに引き込まれました。
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近い未来、AIとロボットに人間の仕事が奪われることを経営戦略コンサルタントの視点から警鐘を鳴らしています。
面白い点を2点挙げます。
「2025年ドライバーの仕事がなくなる」などの予想を年表で描いており、興味がそそられました。
実際に年表に書かれている通りになるかという点については十分な根拠がなかったので感覚的に著者の予想より進展は遅くなるのではないかと感じました。しかし、遠からずその未来は訪れるという確信も同時に得ました。
そして仕事がなくなる事態の解決策としてAI/ロボットに給料を払うという素人には思いもよらない斬新な提案がされている点です。
著者の考える通りにいけば画期的な問題の解決策となるでしょう。ただし、世界中の国がそのルールに従うという前提条件があり、現実的ではないように思われました。
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ドライバーは減るが、宅急便屋は減らないとのことだが、確かに、ラストONEマイルの、家庭まで運ぶ人に関して今は自動運転で代替はできないかもしれないけど、ドローン配送など、全く違う技術が汎用されたら、クロネコの人達も経ってしまうのでは??とか思った。
未来の予測は当てにならないが、AIに代替されないよう、どう自分のキャリヤやスキルを創っていくのか考えるきっかけになった。
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[図書館]
読了:2018/7/9
学習可能な領域はすべてAIの得意領域である。科学や芸術の分野も例外ではない。
「この分野の仕事はなくなる」と断言しているけど根拠があまり書き込まれていないのでそこを知りたかったなぁ。
上司はAIになってくれたほうがありがたいかも…
p. 118 「判断する、人を評価する、人を動かす、の3つのうち、判断力と評価力は2035年前後にはAI化される。
会社で必要になるのは平社員の仕事だけになる。すると体力的にばりばり動ける若い従業員の給料が最も高くそこから40代、50代になるにしたがって給料は下がることになる。
長年上司の仕事に慣れた人は、部下の仕事を任されてもうまくこなすことはできずにまっさきに脱落していく。こうして多くの上司たちが没落貴族になる時代がやってくる。」
p. 94 「頭のいい人の仕事」の方が先にAIに置き換わり、「体力が自慢の人の仕事」はまだしばらくの間は生き残るのではないかと言われ始めている」
p. 115 「AIにはどうしてもできない仕事が、現場で起きている一次情報をかき集める仕事だ。(略)足で稼がないと発見できない情報は、ネット上には存在しない。そのため2035年の経営コンサルティング業界で必要な社員は、給料の低い使いっぱしりのコンサルタントだけという状況になる。情報さえ集まれば高給取りのボスは不要で、あとはAIが一番いい判断を下せるようになるのだ。」
p. 137 「1%の富裕層の富の再分配が実現できないのは、社会のピラミッドの頂点に立つ人間が富と権力欲から逃れられないから。再配分を名目に国に吸い上げられた税金は、セーフティネットに回る前に、高級官僚たちの財源として消えてしまう。」
p. 146 「ロボットに給料を払わないから経済がおかしくなる。どんな経済でも、ダンピングする競争相手が出て来たら競争にならない。」
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経営コンサルタントであり経済評論家でもある著者が2025年に訪れるであろうAIによる仕事消滅の現実とそれによる影響、対処法について書かれた一冊。
AIのディープラーニングなどによる発展や職業別の状況や失業の状況などを経済に精通する著者ならではの切り口で書かれており勉強になりました。
そして、本書では著者がAIによる失業に備えてロボットを国有化して給与を付与しそれを国民に循環するという提案をしており、一理あるという論点でもあり面白いものだと感じました。
ただ、AIに対して無限の可能性があることを前提に書かれているので実際に意思を持つことなどは可能なのか疑問には感じました。
そんな本書の中でも手と指がAIに勝てる要素であるというところは印象に残りました。
AIと仕事について経済の観点から書かれており、現在のAIやロボットの現況や今後について参考になりました。そして今後の仕事や生き方について真剣に考えるきっかけとなる一冊でした。
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今やっている仕事をどう自動化するか、では人手は減らない。
無駄な仕事を探し出す、ことで人手が減る。
まずドライバーがいらなくなる。次に頭を使う専門家の仕事、がなくなる。その後管理職、研究者、クリエイターがなくなる。
指先の起用さが有意性。マックジョブのような仕事が残る。
徐々にワークシェアが広まって仕事がなくなる。
頭脳労働のほうが仕事がなくなる。体力自慢の仕事が残る。
将来は年功序列の逆になる。若いほうが給料が高い。
イノベーションによる新しい仕事は30~40年単位の入れ替わり時間がかかる。
生活必需品しかない世界と贅沢品がある世界では、結果が違う。
贅沢品がある世界では、貧富の差が拡大し、統計上は経済は順調となる。
富裕層から富は奪えない。
ロボットに給料を払う。ロボットは国の所有物。その給料を国民に配る。
または、ロボットの働きに対して税金を取る。
ロボットに給料を払うのは、最低賃金制と同じ下限価格規制。
犬と猫が失業する=ロボットがその代替えをする。
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It was the right choice to leave the previous work. Let's do my best.
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2030年以降、AIの進化により知識(頭脳)労働の現場で起きるであろう「仕事消滅」について解説した本。
技術革新により人間を超えるAIが開発されれば、「AIに仕事を奪われる」事態が発生する可能性があります。そのとき、奪われる仕事は肉体労働型よりも知識労働型の仕事が多く消滅します。
AIが進化することで、社会のあり方はどう変わるのか。もし、自分の仕事がAIの代替が可能なことなら、今のうちからどう対処すべきかを、本書は説いています。
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「自動運転車による労働と生活の変化」
・トラック、タクシードライバーが失業したらどうなるか
・AIやロボットがもたらす労働による利益はどうするか
・上司・アドバイザーもAIの方が適任?
ベーシックインカムは徐々に現実味を帯びる
仕事をしなくてもよい生活が来たらどう生きるか…色んな生き方を考えさせられる