投稿元:
レビューを見る
脳の様々な機能に、それぞれ担う役割毎に「番地」を振り、各番地に合った訓練・刺激を加えることで、自分のありたい脳をデザインしてくいこう!といった趣旨の本。脳の役割を8つの系統に分け、各系統毎に具体的なトレーニング方法を66個提唱する。
脳を各パートごとに分け、それぞれに刺激を与えるという考え方はイメージし易いが、各パート毎のトレーニング内容に似通ったものが結構あって、違いがよくわからんものもあるかな。パートをまたがる訓練という括りの方がわかりやすいかもしれない。
ただ、個々のトレーニングはすぐにでも実践できる内容なので、さっそく試していきたいと思います。
以下、参考になった点、引用・自己解釈含む。
・脳を活性化させる4つのポイント
①日常の習慣を見直すことで脳に刺激を与えられる。
②共通する脳の4つの癖を理解する。褒められるとやる気をになる。数字で括ると理解がしやすい。デッドラインが設けられることで集中度が増す。睡眠を取らないと集中力が持たない。
③苦手意識を持たないこと。苦手意識の正体とは、未発達な脳神経。脳の癖として、ストレスを極力避けようとし、普段よく使う脳神経を使って物事を考えようとする。普段からよく使う脳の神経は高速道路のように、スムーズに思考が流れるので、ストレスなく判断が出来る。一方普段使ってない脳の神経は、未開拓なケモノ道のようなもの。ここを通そうとするとストレスがかかり、長続きがしない。しかし、未開拓なけもの道も、通り続ければ立派な道になっていく。やり続けて行くことで脳神経は発達していき、ストレスがかからなくなる。このケモノ道を道にする行為は誰でも出来ること。
④受動ではなく能動で物事を考える癖をつける。
●8つの脳番地と各トレーニング方法。
①思考系
・一日の目標を20文字以内でつくる
・身近な人の長所を3つ挙げる
・絶対ノー残業デーをつくる
・ゲームでわざと負ける
・自分の意見に対する反論を考えてみる
・寝る前に必ず3つのことを記録する
・休日の行動計画を他人に決めてもらう
・必ず10分間の昼寝をする
・足腰のツボをマッサージする
②感情系
・出かける前に何があっても怒らないと唱える
・楽しかったことベスト10を決める
・大好きなものを10日間断つ
・褒めノートをつくる
・新しい美容院を開拓する
・植物に話しかけてみる
・まわりの人にその日の印象を伝える
③伝達系
・創作料理を作ってみる
・団体競技のスポーツに参加する
・相手の話しに3秒間の間を空けて応じる
・選択肢を3つ考えながら話をする
・自分の目標を親にメールで伝える
・相手の口癖を探しながら話しを聞く
・カフェでお店の人に話しかけてみる
④理解系
・10年前に読んだ本を読み直す
・部屋の整理整頓・模様替えをする
・自分のプロフィールをつくる
・電車内で見かけた人の心理状態を推測する
・おしゃれな人の服装をまねてみる
・普段絶��に読まない本のタイトルを黙読してみる
・出かける前の10分間でカバンを整理する
・帰宅した直後に俳句をつくる
・地域ボランティアに参加する
・尊敬する人の発言行動をまねる
⑤運動系
・利き手と反対の手で歯を磨く
・カラオケを振り付きで歌う
・歌を歌いながら料理をする
・鉛筆をつかって日記を書く
・名画を模写する
・階段を1段飛ばして降りてみる
・頭が働かなくなったらひたすら歩く
⑥聴覚系
・ラジオを聴きながら寝る
・店で流れている有線を聴いて気に入ったフレーズを拾う
・会議中の発言を速記する
・ニュースを見ながらアナウンサーの発言を繰り返す
・自然の音に注意を払う
・遠くのテーブルの会話に耳をすませる
・特定の音を追いながら音楽を聴く
・あいづちのバリエーションを増やす
⑦視覚系
・雑踏の中を歩くとき、空きスペースを見つけながら進む
・電車の中から外の看板を見ながら5を探す
・オセロの対戦中に白と黒を交代する
・ファッション雑誌を切り抜いて自分の服装をコーディネートする
・自分の顔をデッサンする
・鏡を見ながら、10種類以上の表情を作る
・映画やドラマのキャラをまねてみる
・町ですれ違う人の背景を推測してみる
・公共スペースが汚れて行く過程を観察する
⑧記憶系
・無関係な知り合いの共通点を探す。
・1日20分の暗記タイムをもうける
・新語・造語を考えてみる
・論語を覚える
・洋楽の歌詞を聴いて口ずさんでみる
・前日に起きた出来事を3つ覚えておく
・日曜日に翌週の予定をシミュレーションしてみる
・その日のベスト発言・ワースト発言を選んでみる
・ガイドブックを持たずに旅行に行く。
投稿元:
レビューを見る
脳を強化するには脳番地をトレーニングするとよい。脳番地をトレーニングするとは、いわば普段と違うことをやってみる。まとめるとそうなる。
投稿元:
レビューを見る
・ 記憶力の低下を感じた場合、記憶力ではなく、「思考力」を高めることが有効。思考力が高まると、記憶力を低下させていた海馬の働きも回復し、元の状態に戻っていきます。よって、他の人とコミュニケーションを図るなどして情報交換の機会を増やし、思考力を強化すればよい。
・ 脳番地の枝ぶりを太くするには、たくさんの経験を積んで、使い込むことが必要。そのためには全く新しい問題に挑戦したほうがいい。
・ 苦手意識を持っている能力は休眠中なだけ。
・ 脳番地を鍛えるときには、「させられ思考」を「したい思考」に変えることが大事。そのためには情報に自主的にアクセスすることが大切。
・ 言語を理解する脳番地を鍛えたいのであれば、同じ本を何度も読む。
・ 「デッドライン」を設定するのは大事。
・ 聞き上手になるには、聴覚系脳番地を鍛える必要がある。寝る前に真っ暗な部屋でラジオを聞く、など、意識を耳に集中させる訓練をする。
・ ニュースを見ながら、アナウンサーの言葉を繰り返す。この作業を何度も繰り返していると、やがて「聴いた内容を正確に覚える」という行為が脳の中で習慣化されていき、一度聴いただけでも自然と人の話が覚えられるような回路ができていく。
・ 記憶系脳番地を鍛えるためには、記憶力をある程度高めることが必要。大事なのは計画的に覚えること。例えば、毎年10%ずつ覚えていき、10年で100%覚えようと計画すればよい。
投稿元:
レビューを見る
脳を鍛えるためには、まずどこの脳を鍛えたいかを考える必要がある。思考、感情、伝達、理解、etc。
脳が本格的に刺激を受け成長するのは、社会人になってから。情報を受け身で取るのではなく、主体的に探していくことが大事。
投稿元:
レビューを見る
脳のトレーニング方法をその機能別に記載した一冊。
比較的すぐ取り組めそうなものが多く、実践的な本だという印象を持った。
以下実践したい点
・寝る前にその日の出来事を三つ記録する
・10分間の昼寝をする
・足・腰マッサージを行う
・新しい美容院を開拓する
・部屋の整理整頓・模様替えを行う
・利き手と反対の手で歯磨きをする
・階段を一段飛ばしで降りる
・あいづちのバリエーションを増やす
・頭が働くなくなったら歩く
・日曜日に翌週のシミュレーションをしておく
(理想の形をイメージする)
以上
投稿元:
レビューを見る
思考系、感情系、伝達系、理解系、運動系、聴覚系、視覚系、記憶系という8つの脳番地ごとに、日常生活の中でできる脳トレーニングが紹介されている。
実際にどれだけ効果があり、あるいは必要なのかが分かりづらいし、日常生活の中でちょっとした場面でできるところもあると分かるので、真面目に取り組む感じはしない。
14-69
投稿元:
レビューを見る
脳の大きさは関係なく各種脳を繋ぐ幹を太くすることで脳は強化される。
脳には種類があり理解脳、感情脳など8つに分類される。
仕事によって使う脳は偏りがあり意識的に普段使わない脳が使われるようにすることでバランス良く脳機能が強化される。
概念はためになったがそれを強化する方法が本当かなと思うのとイマイチやってみようとは思えないところが残念。
投稿元:
レビューを見る
脳を物理的な番地に分けて、それぞれを強化する方法が描かれている。
たとえば海馬。記憶力が低下すると少し残念だけど、同じ海馬を使っている思考力を高めることで海馬を強化することが出来る。年をとったら思考力が伸びると言われているので、あきらめず考えることを続けると良い。
「伝達系番地」の強化策は面白い。カフェで知らない人に話しかけるというもの。知らない人を観察して、この人は何を話しかければ良いか、脳を総動員して考える。
脳の働きを高めるために、身近な人に行動計画を作ってもらうのも一興。いつもの行動に凝り固まっている自分だからこそ新鮮な刺激があるんじゃないかな。
本書を読んで実践しようと思ったことが2つ。
1)1日であった3つのことを思い出して書き出す。ポイントは楽しかった、大変だった、やり残したなど。
2)人と会った際に相手の体調や心理状態を一瞬で感じ取ってそれを相手に伝える。
前者は記憶力だし、後者は思考力を高めそうだ。
投稿元:
レビューを見る
脳番地をシフトしながら刺激していく。自分の脳の癖を意識してトレーニングする。
脳番地→思考系、感情系、伝達系、理解系、運動系、聴覚系、視覚系、記憶系。
C2034
投稿元:
レビューを見る
脳は場所によってその働きが異なっているので、それを意識し、脳トレをしようとする本。記憶力が落ちたからただ記憶をしようと努力をするのではなく、思考力を高めたりすることで結果的に記憶力が上がるという話が面白かった。
投稿元:
レビューを見る
本書には、脳を鍛える為のトレーニング方法が記載されている。それも、日常で使えるものばかりだ。
本書ではまず、脳がどんな役割を担っているかを「脳番地」というものに分けて説明している。
その中でも私が鍛えるべきだと感じたのは、思考系脳番地と理解系脳番地、それに感情系脳番地である。
なぜなら、この3つはどれも私に足りていない「地頭」を担う部分だと感じるからだ。
これらの脳を鍛えるには、電車内にいる人の性格を推測したり、なぜ?という疑問を常に掘り下げていくことだ。
その他にも様々なトレーニング法が紹介されていたが、注目すべきはどの脳番地も人間は活性化させられる点だ。
例えば、論理的に考えることが苦手な人は普段その部分の脳番地を使うことが少ないだけで、脳が休眠状態にあるだけである。
つまり、自分がどの分野を得意とし、での分野を苦手とするのかをしっかりと把握し、トレーニングに努めることが脳を鍛える最善の策なのである。
本書のトレーニングを少しでも実践し、常に若い脳を維持したい。
投稿元:
レビューを見る
脳は死ぬまで成長するというのが嬉しい。
ブログに感想書きました。http://mizetto.jp/?p=367
投稿元:
レビューを見る
ふーん。
ためになることが書かれてあるんだけど、イマイチ印象に残らず。
ダイジェストっぽく書かれてあるから頭に残らないのか、単に私がバカなのか?
思いの外、読むのに時間がかかった。
装丁は遊びゴコロがあって、手ざわりもよくて好きでした。
コンビニでジャケ買い本。
投稿元:
レビューを見る
脳を番地別に分類し、その特性と強化方法を見開き2ページで書いた本。
全体的に軽めであったけど、自分には知らない内容であったため、刺激を受けた。
強化方法についてたくさん書いてあったが、自分が参考になったのは、自分の脳の癖を知り、習慣を見直すこと、「させられ」ではく「したい」という思考でいること、このあたりを意識すれば、この先も脳は成長できると思った。
あっさりした内容だけど、とっかかりとしては良いと思う。
投稿元:
レビューを見る
人の長所3つ、10分間の昼寝、したい思考、怒らないと唱える、読まない本のタイトルを黙読、速記、ニュースをみながらアナウンサーの言葉をまねる、1日20分の暗記タイム、論語を覚える