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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳には、「○○したい」ということが大切なようで、日々の努力が大切なのだと分かった。なかなかできないような感じだが、少しずつ意識して行動したい。
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医師である著者は、研究者としてこれまどに、胎児から超高齢者まで1万人以上の脳を分析し、脳の活性化を計測する原理を発見したり、発達障害についての発見したりと多方面の研究を行っている。
前作の『脳の強化書』では、脳の働きを「感情系」や「運動系」等8つの分野に分けて、それぞれを鍛えるためのトレーニングを紹介されてあり、歳をとるにつれて衰えると考えられる脳も、適切な栄養と刺激を与えていけば、いくてになっても脳は成長する!と主張されていた。
今回の著書は、その脳の栄養や刺激でもある『欲求』についての解説とトレーニングだった。
脳を動かしているものは「欲求」であることが多く、アメリカの心理学者アブラハム・マズローによると、人の欲求は5つの段階に分けられ、ひとつの欲求が満たされると、次の欲求が現れるようになっているらしい。
そして、最初の生物であればもっている基本的な欲求は、生理的欲求である「食欲、睡眠欲、性欲」が満たされると、自分の身の安全を欲するようになり、どこかに所属していたい、だれかに愛されたいと望み、次は自分を認めてほしい欲求が現れ、自分の能力を発揮したい欲求が出てくる。
この欲求を育て、コントロールするには、現代の便利すぎる世の中はあまり適していない。
例えば、インターネットは欲求を満たす代わりに、脳の使い方のバランスが崩れたり、欲求をむげんに追求してしまいがちになりやすい。
「やりたい!」「したい!」と欲求を暴走させるのではなく、コントロールしながら、欲求を育てていけば、脳は衰えず、元気で魅力的な脳へと成長できる。
そのためのトレーニングも『欲求発見』『コミュニケーション系欲求育成』『感情系欲求育成』『右脳・左脳交流』のトレーニングを合わせて41個紹介してあって、お手軽でおもしろそうなので、ぜひやってみたいと思わせる内容のトレーニングだった。
例えば、「16歳だと思って生活する」とか「音を消してテレビを観る」「会話をしながら相手の目を手帳に描く」「いつもと違ったルートで出勤する」とかがあった。
どれも今日からでもできそうなことなので、いくつか生活に取り入れながら『脳』を活性化させて、人生最期まで元気にギラギラして生きていこうと思った。
まずは16歳として生きてみるか!
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前著「脳の強化書」の続編です。とはいっても、前著のテーマである「脳番地」についてはほとんど出てきません。新しいテーマとして「欲求」について書かれています。
欲求が無いと脳はどのようになってしまうのか。良い欲求、悪い欲求とは何なのか。欲求にはどんな分類があり、それを育てるには何をしたら良いのか。
欲求をテーマに、脳を8つのエリアに分けて、それぞれの鍛え方を、具体的に書かれています。心がけに近いものが多いので、今日からでも取りかかれるところもためになると思いました。
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前作を読んでいたのでそのまま購入。
今回は「欲求」の話がメイン。認知症の予防のためにも、欲求を忘れずに、そして刺激しましょう、的な内容。
が、トレーニングの内容がちょーっとぱっとしない感じでした。前作の方が面白かった。
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脳をきたえていないと、衰えてしまうので、常に刺激をして元気で輝いていましょうということ。
欲求があれば、常に元気でいれる。
欲求を正しく育てていくことが大事。またその欲求の探し方を示している
いつもと違うことや早く起きたり、ちょっといつもと違う習慣を身につけることで、脳は刺激され元気になる
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「妄想ノートをつくる」「別れ際に握手をする」「子どもの頃の思い出を絵に描いてみる」…。コミュニケーション・感情・感覚の3つのジャンルの欲求を引き出し、脳の8つのエリアを刺激する41のトレーニングメニューを紹介。
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欲求は脳のため、元気に生きていくために大切なもの。わー、もっとギラギラしてもいいんだ!暴走しない程度にね。
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悪くはなかったけど、そんなに良くもなかった。
前回の脳の強化書1から見て革新的な物がなかったのが物足りなさに繋がったのだと思う。
しかし気になるところはあった。
それを抜粋します。
・「嫌だなー」と思う時というのは、脳の動きとして2つ考えられる。
それは1つ目が、過去に起きた嫌な記憶が呼び覚まされている。
2つ目が、普段あまり使ってない場所を動かすことになる。
これ聞くと嫌なこともやってみたいと言う気持ちになる。
・脳はあることを「してもいい」という指令を出すと、将来実現されたことを保証されたと考え、時間までその欲求を発動しない。
このことから抑圧し切ることは良くないと言うのが分かる。
時間(ゴール)を決めて頑張ることが大切。
・利き手でない方の手を使って2週間生活してみた人が、攻撃的な感情をコントロール出来るようになってた。
これは前部帯状回(大脳辺緑系の一部)と言う脳の部分が活発になっていたらしい。
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前書と同様に軽い気持ちで読み切れる。脳に負荷をかけることと、適度のストレスが重要…って、色々な脳科学者の本にも書かれているようなことばかり。それでも、実生活の中で実践できるちょっとしたことが書かれているのが良い。自分自身、脳の使い方に偏りがあると感じたので、時々そういう意識を持つことも重要だと思う。
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「なるほど、そうかも」と身に覚えがある部分がいろいろあって楽しめました。日常生活で気軽に取り入れられるトレーニングもあって、なかなか長く楽しめます。
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五感で得た情報を分析・理解する超頭頂野の成長ピークは40代、実行力や判断力を司る超前頭野が成長するのは50を過ぎてから。脳の欲求に応えるべくどんどんチャレンジしましょう。
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日常の動きは惰性で行っている。いつもとちょっと違う動きをしてみたり、違うことを考えたりすることで、脳を活性化させようというような感じかな。
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2015年の40冊目です。
脳を生き生きと保つためには、「欲求」を失わないことと書いています。
妄想ノートをつけるというテクニックも紹介している。
私はオジサンになって、もうXXXだけど、まだ〇○なことは、いっぱい考えています。
だから妄想は尽きませんよ。
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昨今、認知症が話題であるが、予防という観点からも読めるのかな。欲や好奇心が歳をとらない秘訣。41のトレーニングが紹介されているが、どれもハードルが低い。あ、お経を唱える以外は(笑)実践していきましょう。
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第一弾の「脳の強化書」に続く第二弾。
どんな内容なのかと思っていたら、「人間が人間らしく喰い続ける為には”欲求”が必要」、ということで、欲求を強化する為の脳科学的な視点とサンプル行動集。
前作もそうだったが、「問題集」ではない。
言い換えれば、「一度解いてしまったら使えない本」とは真逆だ(クイズ本の類が、これに相当するだろうか...)。
自分の生活や嗜好に応じて、各章の趣旨を理解して応用し、続けていく事が要旨、なのかな。
全部やるのは到底無理なので、自分で「重要かな、これが課題かな、これならやれそうかな」とイメージ出来たものから順に、毎週2つづつとかやるだけでも面白そう。
中には生活習慣に根付くものも出て来るだろうし。