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前作にも増して、素晴しい企業が紹介され、それらの企業に共通した要素であり共感を得る力となる「社員重視の経営」に原点を感じます。
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大企業でなくても
社会への貢献
なにより
働く社員への感謝を
忘れなければ
会社は反映していく
なぜなら会社の成長を
担うのは
そこで働く社員なのだから
今回紹介された5社も
方法は違えど
様々な形で社員への
思いやりを表して
いました
会社としてだけでなく
人間として
見習いたい部分です
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内容紹介
33万人が涙を流し、各メディアが絶賛した前作から2年。
読者の熱いご要望にこたえて続編を発売いたしました。
日本にはまだまだ素晴らしい会社がたくさんあるんです。
6300社のフィールドワークで見出した、「日本一」価値ある企業とは。
【著者のコメント】
前作『日本でいちばん大切にしたい会社』が発売されて以後、私は大変な数のメールや手紙、あるいは電話をいただきました。
しかもその方々は経営者一般社員や学生、主婦、そしてリタイアした中高年齢者など、多岐にわたる層でした。
とりわけ一般社員や学生、主婦、そしてリタイアした中高年齢者の方々からのメールや手紙の多くは、
無視できない叫びのようなものでした。
その内容を読ませていただくたび、「この国は捨てたものではない。
経営者をはじめとしたリーダーさえしっかりしていれば、必ず再生できる」とつくづく思い知らされました。
こんなにも一生懸命生きている人々、生きようとする人々がいるのかと思わずにはいられませんでした。
学者の一人として、こうした人々の叫びに真摯に応えるためには、
『日本でいちばん大切にしたい会社』を書き続けるしかない。
このことが、前著に続く本書を書いた最大の理由です。
本書が経営者やリーダーだけでなく、今を生きるすべての人々の、仕事への取り組み姿勢、
心のもち方、生き方に何らかの示唆を与えることができるなら、望外の喜びです。
【担当編集者のコメント】
33万部を超えるベストセラー、『日本でいちばん大切にしたい会社』出版後、
数多くの読者の方から感動のメールやお手紙をいただくとともに、
第2弾の出版を待ち望む声をたくさんいただきました。
そうした皆さんの声に応えるために、著者である坂本先生とお打ち合わせをし、
準備に入りましたが、坂本先生の多忙さはまさに想像を絶するほどでした。
それも当然です。もともと大学教授としての日々のお仕事に加え、
多様な役職に就いておられるため公務も多く、ただでさえ忙しい毎日を送っていた先生です。
それが、『日本でいちばん大切にしたい会社』出版後は
セミナーや講演の依頼が引きも切らず、お身体が心配になるほどで、
原稿を執筆するまとまった時間をとることはほとんど不可能な状態でした。
このなか、無理を押して、2009年11月にようやく脱稿してくださいました。
前作から2年後、予定の1年遅れの出版となりました。
第2弾も、前作に増して示唆深い内容が多く含まれていると思います。
仕事というものを、会社というものを考える際の指標にしてくださればと切に思います。
いい会社ってたくさんあるんだなぁ・・・
自分らが知ってるだけでないいい会社って。。。
そんな所で働いてみたい気持ちも多々あります。
そんな会社を作ってみたい気もします。。。
いい刺激になりますね。
今は、そんな仕事をしたいです♪
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1程のインパクトはなかったけれど、世の中にはこんな会社があるんだ、という気付きをもらえます。
経営者の想いや考えに対し、社員の人達はどう感じているのか、
っていう視点ももう少し知りたいなと思いました。
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21世紀は本格的なポスト資本主義時代。株主利益偏重の会社ではなく、この本で紹介されているような会社が勝ち残っていくのだと思います。日本にもいい会社がたくさんあるのがわかって、ちょっと希望が湧いてきます。
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Part1もそうだが、もっと売れて然るべき。このような活動をしている企業は広く知られてほしいし、経営者の方に読んでもらいたい。
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一気に読み終えました。読後感は爽快。ただ自分の現在の立場で何がどのように変えられるのかは、疑問。独立するのであれば、ここに出てくる経営者のようにできれば、最高。
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日本にある、輝く会社たち。
続編をある所で見つけ、手に取った次第である。
前書の記憶が微かなため、また現在の状況と踏まえて全く新たな気持ちで読む事が出来た。
著者の6300社の会社訪問の中から、これぞ、という会社を8社紹介している。
中小企業に焦点を絞った前書と少し趣向を変え、大企業の子会社、医療機関も紹介している。
根本にあるのは、「”5人”に対する使命と責任を果たすための活動」を営んでいる企業を紹介する事。
”5人”とは、社員とその家族、社外社員とその家族、現在顧客と未来顧客、地域住民(とりわけ障害者や高齢者)、株主・出資者・関係機関のことである。特に前者4人の幸福追求が重要である。
昨今の社会情勢ではなかなか有り得ない話と思われそうだが、確かにこの5人を大切にしている企業はある。そして、その企業は成長している。
その事を示すために本書を上梓した、との事だ。
ある総合病院では、
期待価値:当然のごとく期待する価値
願望価値:こうあればいいな、と思う価値
予想外価値:予想しない喜びや感動を生む価値
の3つの価値を追求している。
命を助ける、という究極のサービス業である病院がこのような方針で運営されれば顧客(患者)はどれほど安心できるだろう。
また、カプセル内視鏡の開発会社が、元々医療機器は小児を想定して作るのが望ましい、と言ったことも印象深い。
より弱者である小児が苦痛なく治療を受けれる事こそ大切で、小児用の物を大人用に改良するほうがその逆よりずっと楽なのだ。
この会社では大学院も創設している。その目的は、後世の教育はもちろん、社員に学歴をプレゼントする、ということにある。医療関係者には高学歴が多く、情けないが、中には学歴で人を判断する人もいる。高卒や中退の社員が肩身の狭い思いをしないように、学歴をプレゼントする事を思い付いたのだそうだ。
他にも、若手社員が、3人で1台機械を導入したい、と申し出ると「3人で1台ではダメだ、1人1台にしなさい」ということになり、結果その3人は使いこなすために自主的に猛勉強した。
ホウレンソウは禁止、自分で考えるように。
などと興味深いエピソードが多くある。
本書で挙げられた会社はどれも社員、地域の住人を大切にしている。
一見利益とは直結しないような動きだが、結果として黒字を生み出している。
理想論のような観念や心温まるエピソードには事欠かないが、そこから利益に繋がる具体的な道筋が見えないのが残念。
また、どのような企業にも欠点はあると思うのだが、そこが取り上げられていなかったのも残念。
多くの企業を紹介したい、という著者の気持ちも分かるが、これだけだと都合の良い美談以上にならないような気がしてしまう。
こんな会社をぜひ訪れてみたい。
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著者が全国6000を超える中小企業を回って見つけ出した「大切にしたい会社」の話です。「よい会社」とはどういう会社かを考えさせてくれます。本年(2010年)1月「日本でいちばん大切にしたい会社2」が出版されました。(吉川薫先生)
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110209bySBnetML 同作者の本ほか多数興味深く・・・
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●はじめに
●プロローグ 会社がほんとうに大事にしなければならないこと
●大切にしたい会社1 株式会社富士メガネ(北海道)
「困っている人を助けたい」――世界の難民や
中国残留孤児に「視力」を贈る感動のメガネ店
●大切にしたい会社2 医療法人鉄蕉会亀田総合病院(千葉県)
「もう一度入院したい」と患者が言う病院のモットーは
「Always say YES!」
●大切にしたい会社3 株式会社埼玉種畜牧場「サイボクハム」(埼玉県)
「日本人の食料不足をなんとかしよう」――使命感に
燃えて牧場を経営、「農業のディズニーランド」を実現する
●大切にしたい会社4 株式会社アールエフ(長野県)
「小さな命をもっと救いたい」――世界が驚くカプセル
内視鏡を開発。「人間の幸せ」を追い求める中小企業
●大切にしたい会社5 株式会社樹研工業(愛知県)
社員は先着順で採用。
給料は「年齢序列」の不思議な会社
●大切にしたい会社6 未来工業株式会社(岐阜県)
「日本でいちばん休みの多い会社」だから、
不況知らずの会社になれる
●大切にしたい会社7 ネッツトヨタ南国株式会社(高知県)
全盲の方と行く四国巡礼の旅で、
人の本当のやさしさを学んでもらう
●大切にしたい会社8 株式会社沖縄教育出版(沖縄県)
本当に世の中に役立つ事業をしたい。
一人ひとりの命が輝く会社になりたい
●エピローグ みなさんに伝えたい読者の方々からの手紙
●おわりに
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さっそくここに書かれているような会社を発掘して、履歴書送らねば。。。
それより、今いる会社を「日本でいちばん大切にしたい会社3」にのせていただけるような会社にできればいいのだけど。。。
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大切にしたい会社とは、その事業が顧客に必要とされ、なおかつその事業に対する「想い」がある会社なんだと思う。 どちらが欠けても会社、組織として成立しない。紹介されている会社はそれが出来ている。自分もこのような組織を作り出し続けたいと思う。
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本作では、日本の中小企業で素晴らしい経営をされている8社をピックアップし、足で稼いで
現場で感じたことを紹介しているため、リアリティがあり非常に感動しました。
8社の共通点は、従業員を大切にしていること、経営層の筋の通った想いが染み渡っていること。
こんな企業が増えていけばいいなと思う。
【紹介されている企業】
・ 「富士メガネ」(北海道)
・ 「亀田総合病院」(千葉)
・ 「埼玉種畜牧場サイボクハム」(埼玉)
・ 「アールエフ」(長野)
・ 「樹研工業」(愛知)
・ 「未来工業」(岐阜)
・ 「ネッツトヨタ南国」(高知)
・ 「沖縄教育出版」(沖縄)
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1に続いて読みました!これからも続編の予定があるのも楽しみですね!ある病院が登場しますが、その病院に入院したくなりました(笑)
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泣けるビジネス書第2弾。今回もグッとくる話が満載で、会社経営の本質は感動なのだと気づかせてくれる。すべての人が読むべき本。
霊安室を見晴らしのよい最上階に置く「亀田総合病院」(千葉・鴨川)。その理由は「ここが天国にいちばん近いからです」。それを知った末期がんの患者は「この病院で死にたい。そして、死んだら、ここに置いてほしい」と語ったという。
「樹研工業」(愛知・豊橋)は世界で一番小さな歯車を作るメーカー。がんで入院した社員に3年半、ほかと変わらぬ給料を払い続けた。同社の人事は変わっている。採用は先着順。給料は年功序列ではなく、年齢序列。年をとった人が最も働くからだという。会社の方針は役員会議ではなく、全体会議で決定。誰もが経営に参画できる。同社には定年はない。辞めたい時が定年だという。
私が最も感銘を受けたのは「未来工業」(岐阜)。ここは日本一休みの多い会社として有名だ。年間140日、残業はない。それでも、給料は県内トップレベル。
経営理念は「常に考える」。会社のイロハである「ホウレンソウ」も禁止。自分で考えろ、というわけだ。提案書なるものを出すと、内容のいかんは問わず、500円がもらえる、という。
さぞかし活気のある会社かと思いきや、社内は文字とおり、薄暗い。目下、電力危機で、日本中が節電に務めているが、同社では既に節電を実施。使い終わったら必ず消すが習慣になっている。
徹底した節約を図っているが、単なるケチではない。努力によってコストを落とし、人件費は削らない。使うべきところはきっちり使う。それを証拠に、5年に1度は海外への社員旅行も実施。2011年の今年、同社はこの社員旅行をやめて、東日本大震災の被災地へ1億円を寄付した。これも、社員側からの提案で実現した。阪神大震災の時も、取引先の債権1億6000万円を放棄している。
「日本でいちばん大切にしたい会社」は、まず社員の幸せを考える。同書で取り上げられている会社の共通項である。
ネッツトヨタ南国株式会社の横田会長の言葉。
「私たちは車を売ることを目的としてはいません。より大切なことは社員が幸せに働ける会社をつくることです。そうすればお客様にとっても、自然に満足度の高い会社になるのです」
ほかにも、いろんな「気づき」があり、繰り返しページを開きたくなる。この本に載るような会社にしたい、と思った。