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祖父が死んだ日がリセットされる、少しずつ真相が、明らかになるのが面白かった!
反復される日、ミステリー系だったらちょっと嫌だけど、自分だったらやり直したい日とか経験したいかも、と不思議な感覚。疲れそうだけど。笑
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ループモノ、あまりにあっさりと友理さんが受け入れたことに物足りなさがある。でも、よくできている。ネタがわかった時に足元が崩れ落ちるようなカタストロフィは心地よい、伏線がうまく機能している。ストーリーを忘れた頃に読めばまた心地よくなれるに違いない。
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自分では繰り返す日を選べないとは言え、1日を9回繰り返せるのは、少し羨ましくもあり、遠慮したくもあり…
そこは、繰り返す日 の(主人公は反復落とし穴と言っている)出来事によるだろうけど。
既視感のある設定だが、それがこんなに面白くなるなんて!最後はそんなあっさり納得しちゃうのか…?と思わなくもなかったが、ちょっとずつあった違和感も解決して楽しい読書だった。
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主人公の久太郎は、同じ1日を9回経験する「反復落とし穴」にはまる体質を持っている、という設定。
だれが祖父をころしたのか、を推理するのではなく、祖父は何故「反復落とし穴」の最中にころされてしまったのか、を推理する。
ころされたのが、二日目ではなく、三日目だとすると話があうな、というところまでは、おそらく誰も気が付く。その先の、なぜ普通の服に着替えたのにジャージにもどっているのか、とか、「赤の折り紙がない」云々のやりとりがなぜ繰り返されるのか、といったあたりの謎解きは、ちょっとこじつけが過ぎるか。
仮に三日目だとすると反復の数が合わない、についての謎解きは、あざやか。
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ドタバタSF恋愛コメディミステリー?
人は死にますがコメディタッチな文章や設定で明るい気持ちで、それでいて物語に秘められた謎が気になってざくざく読めます
にゃ
あとがきにもありましたが探偵でもない素人主人公が事件を推理していく過程がその主人公の特異体質という設定によって違和感無いものになってるのが良かったです
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青春ミステリ。帯に「ライトミステリに多大な影響を与えた」とある。登場人物に癖があり個性が際立っていて、彼らのやりとりやドタバタがほとんどを占めている。
遺産相続をめぐる罵り合い・喧嘩の大騒ぎがなんども繰り返される。そこをコメディチックに書いてはいるが負の感情ばかりで読んでいて気分はよくない。遺産相続のドロドロが楽しめるか否かで大分違うんじゃないだろうか。
ループによって祖父を助けなければと躍起になっているが、結局一緒に酒盛りに付き合えば死なないんでしょということが気になって、それほど真剣に死を回避しようというサスペンス要素は感じられなかった。酒盛りをしたくないのは酔いたくないから、というだけの理由だし。
ループの設定は非常に良く出来ていて実際自分もこうなったらどうしようかなあなんていう妄想が膨らむ。
SF設定につられて自分の推理もSF方面によってしまい、全く検討は当たらなかった。
恋愛は要素は非常によい。もうちょっとほしいなというぐらいが丁度いいのかも。
作者があとがきに書いているが読点が全然ない文章は非常に読みにくい。悪文近い。
面白いとこもたくさんあるが欠点もかなりあるという小説でした。
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感情移入せずさくさく読めて、エンターテインメントとして楽しめました。登場人物がクズだったり、そうはならないだろ…という部分もコミカルに描写してあるため、途中からは気にせず読み進めることが出来ました。ただ、合わない人は合わないかもなーという印象。
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タイムリープ物は小説や映画の題材としては定番ですね。本作は体質で一日を9回繰り返してしまう少年が、誰かに殺害された祖父の死を回避しようとする物語です。
基本的にドタバタコメディータッチのミステリーで登場人物多いのですが、キャラがはっきりしているので、一瞬で読み分けできました。
本格ミステリーに分類されると思うのですが、本格ミステリーが苦手な僕もこれは非常に面白く読めました。謎解きが長い本はとても辛いのですが、これはお話として面白かったというのがライトユーザーとしての正直な意見です。
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面白い。SFミステリーといつやつ。最後のトリックは全く予想がつかなかったが、聞いてみると納得できるものであった。人物描写の緻密さもなかなか良い。あとがきを読むとずいぶん自己評価の低い作家であり、本作のようなジャンルは所詮変化球だと言っているが、あと数冊はその変化球を読みたいという気になった。
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1月13日、読了。いやぁ、素晴らしかった!
この作家さんは、こういうのが得意なんですね。とても、面白かった!思わず笑ってしまうような設定ですが…ちゃんと「本格」でした。この歳まで出会わなかった自分の不運を、嘆きたくなります。
ラストも、なんだか笑ってしまいました。
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設定も面白いし、キャラもしっかり立っており、かなり読みやすかった。
ひっくり返ったというほどではないが、設定を活かしたトリックで良い。
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初めて西澤さんの小説を読んで見ました!
SFな推理小説+恋愛も少々って感じの作品ですね〜
この小説で登場する“反復落とし穴”は主人公の能力ではなく
体質という部分がSFチックですね。
9週目で本当の翌日になる設定が良い!
しかも被害者は少ないので、推理もある程度絞れて
予想しながら、読み進めることが楽しくできました。
登場するキャラクターも個性的でクセもあって
修羅場シーンは幾つかあって良かったです。
今回も、見事に予想が外れましたが笑
トモリさんの論理的解説は納得しておりますが、
本当かどうかは未確定な部分がありますね!
なので、色んな想像が出来てしまう。
実はヒサタロウと同じ体質を持った人がいるとか!
そんな事を考えながら読んでました!
僕は小学生の頃、反復横跳びは得意でした笑
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久しぶりに、最高かっ!!と思える作品に出会えました。
基本SFは好きではないのですが、これはホント読み始めからグイグイハマり、あっという間に読み終えました。
しっかしホントによく出来てるなぁ...と。
こういう話ってムダにややこしくさせる傾向にあるけど、キュータローの視点で読みやすく書かれていたおかげで、最後の伏線回収までバッチリ理解してあースッキリ!
以前読んだ西澤氏の作品がそこまでではなかったので、この作品に出会えてホント良かった。
自分史上ベスト10に入る作品だと思います!
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最初から最後まで面白くて一気読み
ループ殺人もの?を初めて読んだが、ループものって面白いのねと気づけた
最近自分の推理というか勘が鋭くなってきているなーと思っていたのだが、全然鋭くなっていないことがこの作品を読んでわかった
祖父も友理さんも主人公と同じ体質を持っているんだろうな
きっと祖父は主人公が自分を助けるかどうかで後継者にするか決めるんじゃないかなと思っていたのだけど
全然違った笑
ループが9回あるって大変だ、数を数えるといってもノートに書いても翌ループには白紙になっているだろうし
頭の中で数を数えるって…相当記憶力が良くないと難しそうだなと思った
時間をあけてもう一度読みたい
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作者自身があとがきで読点が少ないって書いてたけど、言われるまで気づかなかったくらい読みやすかった。
でも、仲の悪さ故なのか登場人物たちに愛着はあまりわかなかったかも。
ループしながら毎回死ぬのを防ごうとする設定は面白いし、最後の謎明かしも主人公と一緒にんん?って一瞬わけわかんなくなったし、おお!なるほど!ってなった。