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東大に考える力を伸ばすための授業がありとても人気があるそうです。
この本ではその授業内容を紹介しながら考える力のつけ方を解説。
なるほどと思える内容が多く大変勉強になりました。
アイデアのひらめきもちゃんとその土台をつくっておくことが大事ですね。
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「アイデアとは、自分のものではなく、みんなのものだ」「新しい組み合わせを見つけることがアイデアだ」とのコメント、「いいえ」→「代わりに…」「いいね!」→「だったら…」のペア・コミュニケーション、乃木坂46の「初対面の人と接するこために、握手会から学んだこと」①自分の印象をよくする地…笑顔、目を見る、相槌を打つ、②相手のことを読み取る力…相手の好みを予想する、共通点を見つける、③相手に合わせる力…相手の雰囲気に合わせる、相手との壁を取り払う、④相手に質問したする力…返答に困らない質問をする、相手に喜んでもらう、⑤次につなげる力…次に会う約束を交わす、プロトタイピングの5つの手法、①アイデアスケッチ…4コマ展開で使用シーンを絵にしてみる、②ラピッドプロトタイピング…ラピッド(簡易)プロトタイプを制作し、アイデアの検証を行う、③モックアップ…原寸大の模型をつくってみることで、スケール感や実物大で初めてわかる使い勝手を検証、④顧客体験シナリオ…動画やスケッチを駆使し、使用実感をストーリー形式で紹介し、反応を検証する、⑤スキット(寸劇)…商品・サービスの提供者とユーザーに分かれ、即興演劇を行い、リアルな反応を得る、が参考になった。
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東大教養学部での人気授業の様子が分かる。
新しいものを生み出すための考え方のフレームであるリボン思考を構成するインプット、コンセプト、アウトプットの取り組み方を実例を交えて紹介する。
グループやチームで取り組む内容なので、一人では使い勝手が悪く感じたことと、チームワークやチームとしての方向性からクリエイティブにするためのヒントがなかった点がきになった。
18-15
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リボン思考
インプット 創造的な事実発見
→コンセプト 創造的な統合解釈
→アウトプット 想像的な具体化
・コンセプトを作る時
ポジティブ・アプローチ
ネガティブ・アプローチ
ギャップ・アプローチ
ビジョン・アプローチ
・視点の見つけ方
軸を切る
時系列で整理
因果・抽象度で整理
・4つの思考モード
俯瞰する
分類する
掘り下げる
混合する
デザイン思考
アート思考
創造的な「問い」を発する
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考える力というかアイデア出しの方法といったほうがふさわしいかも。リボン思考、大変参考になるがいざ実践となるとどうしていいかわからないというのが正直なところです。
井の頭線のエピソードで”電車に乗らない”選択をした点については非常に興味深く読みました。一方のグループが電車に乗る(=現場直行)を選択したのに、こちらのグループは乗らない選択をした、前者はこの時点で最終的にいきつく結論が狭められてしまう可能性が高く(現場にいくことでもっと見えてくるものもあるかもしれないが)、後者のグループのように俯瞰的に考えることで考える幅を広げることになることがあるということでしょう。さりとて”現場に直行”が悪いことではないでしょうから、なかなか難しいところです。
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アイデアを出せるようになるためにどうすべきか、リボン思考というものを提案。もちろんこの考え方にめ捉われないでくれと。
インプット、コンセプト、アウトプットの3つに分ける。インプットではどんな材料を取り入れるか、どのようかを発想。コンセプトではインプットを統合し、アウトプットをどのようにするかを簡潔に表せるような概念作り。アウトプットでは絞り込んだコンセプトを広げて具体的な形にしていく。
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東大が博報堂と組んで行なっている授業、答えをいち早く導きだすことに優れている東大生に答えのない問題をチームで解かせる授業。実社会でそのまま通用する、というか実社会で行われている運用方法なのだろうと思う。とてもいい経験になる気がする。教育もどんどん変わっているし、もっと破壊的に変えていかなければ、「良い奇人」を産み出すことは難しいし、どんどん世界から取り残されていってしまうと思う。
自分も実社会に居ながら、このような経験をほぼしてきていないので遅まきながら色々と出て行って経験を積むことをやっていこう、40歳でもまだ間に合うさ。
千3つ思考=千個アイデアを出して使えるのは3つくらい。それくらいの確率だからどんどん出せ。
プロトタイピング=精度はともかく、早くつくってみて失敗から学ぶ。
「考えながら作り、作りながら考える。」
「守破離」=最初はその流派の教えを受け継いで守りながら、次の段階ではその流派を否定するようにフレームを外す、そして最後はまた新たな流派を打ち立てる。茶道の言葉らしい。
色々と勉強になったけどいずれまた忘れるので、読む、読み続けてアウトプットし続けよう。
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東京大学でブランドデザインスタジオを運営し、そこで教えているリボン思考というフレームワークを使って様々なアイデアを出す技術を解説した一冊。
インプット、コンセプト、アウトプットという3つのプロセスを経てアイデアを具体的なものにする手法が紹介されており勉強になりました。
調査の手法やコンセプトの掘り下げ方の手法なども種別に紹介されており、参考になりました。
また、乃木坂46や東大生のBranCoなどでの実践的なリボン思考を使ったアイデアの紹介も本書の内容をより深く理解することができました。
とにかく量を出すこと、アイデアを否定しないこと
、制限や常識に囚われないこと、枠組みそのものを新たに創造することなどアイデアを出す際に大事な多くのことを本書で学ぶことができました。
そんな本書の中でもすぐれたコンセプトの特徴は印象に残りました。
チームで色々な意見を出しあって魅力的なアイデアを出すために考える方法を考えるということを楽しんでいきたいと読んで感じた一冊でした。
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意見を出し合いるような打ち合わせがある場では、誰でも対等に肯定しながら意見を言い合えたら、本書のような効果を発揮できるのだろうと思った。
残念ながら、会社の仕組みでは、後輩は大人しくする、意見を言うと否定される。
自分にできる事は、
★良い回答が欲しければ、良い質問を考える
★誰かの真似だけでは差がつかない、+ αの新しい発想で独自のコンセプトを見出す
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■目的
自身の生産性向上として、何か参考になるノウハウがあれば取り入れたい
■所感
・どちらかというと、デザイン思考というかアイデア創出のためのアイデアを紹介している
・サマると、思考系のビジネス書で既に述べられていることは多かったです
・とても読みやすいので、ビジネス書に慣れていない方にもオススメ
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請求記号 141.5-ミヤ
資料番号 300671385
新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC)
https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000127497&opkey=B158834873228972&start=1&totalnum=239&listnum=12&place=&list_disp=50&list_sort=6&fc_val=datatype%23%40%2310&cmode=0&chk_st=0&check=00000000000000000000000000000000000000000000000000
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思考の幅を広げたい人におすすめ。
【概要】
●リボン思考のフレームとは、
インプット、コンセプト、アウトプット
●上記を、共創力で考える。
【感想】
●新しいアイデアを出すための手順が書かれている。
●「コンセプト」において方向性を指し示すことが重要だと認識した。優れたコンセプトとはどのようなものか、そのコンセプトを考える方法、これらが参考になる。
●現状の延長線とは全然違う領域で新しいアイデアを出すためには、創造的な「問い」を発するアート思考が必要だとわかった。
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「改善はできても、新しいものは生み出せない」という、日本が抱える大きなジレンマ。
博報堂が創った思考法「リボン思考」を用いて、新しい考えを生み出せるようになろうということを説いた本です。
リボン思考のフレームは、インプット、コンセプト、アウトプットの3つです。
それぞれについて事例を出して説明してくれていますが、いかんせん、日本一の大学東大の教養学部で講義されたものだけあって、私にはなかなか難解でした。
ただ、為になることはたくさんありました。
私がインプット、コンセプト、アウトプットの全ての過程をたどるような仕事をすることは、めったにないので、流れとして使いこなす必要はなく、要所要所で活かしていければ楽しいなぁと思います。
以下心に残ったこと
・アイデアの質は、量に比例する。
(1000個のアイデアのうち、3ついいものがある程度だと言われる)
・アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。 ジェームス・w・ヤング
・平均よりも極端を大切にすると、面白い発見がある。
・同業他社や業界内のケースを調べても、アウトプットの同質化を招くだけ。
・同業は反面教師する。異業種のケーススタディは◎。
・全く関係のない2つ以上のものに、無理矢理似たところがないか探してみる。
・秀逸なコンセプトは、意外性と納得性を兼ね備えている。そういうコンセプトを作り出すのに有効なのが、「だから/なのに」思考法。
例)「SNSだから写真投稿できる」けれど「SNSなのに写真が残らない」
・チェックリスト法
人の視点、時間空間、カタチ、意味などを変えてみる。すると新たに面白い考え方が生まれる。
・プロトタイピング
精度はともかく早く作ってみて失敗から学ぶ
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東大のブランドデザインスタジオの授業の書籍化。どうやって新しいコンセプトを創造し、アウトプットするかの解説と、その際に作り出された面白いアウトプットの紹介。面白いアウトプットが本当に斬新で、しかも空想ではなく実現可能なものばかりで、実際の授業を受けたいと思わせるものだった。素晴らしい。
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今は仕事自体がクリエイティブな発想を必要としない部署なため、この本で紹介されている発想法を使ってディスカッションをすることはないけれど、思考の分類や発想法の種類など、知識として知っておきたい事柄もあったので読んで良かった。
本書でも言及されていたが、これからはクリエイティブでない仕事はAIに取って代わられてしまう可能性もあるので、早くこの本の内容を実践できるような部署や立場にいければいいなと思う。