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不思議系作品、完結。最後は錯覚と何かと……昭和的なストーリー展開ではあったけど、それなりに楽しめました。鏡だらけの部屋みたいなお話だったなあ。
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買いそびれたので、ちょっと本屋を探した。
(2)を読み終えたときは、え、まだ続くのと思ったが。
前半はエッシャーのだまし絵のような錯視空間で物語りが展開していく。
そして、最後のクライマックスで魔物少女とキョウコのスリリングなやり取り。そして、読後の大きな喪失感。
全般に渡り、一遍ごとにクイズがあったりで、チョット脱力する部分と本編のギャップがモロ☆先生らしい。
読み始める前は、こんな凄い作品と思わなかった。
モロ☆先生の作品を初めて読んだのは、僕が中学の頃だから40年以上前。そう考えたら、もう大作は望めないかなと思っていた。だけど、本作のこのエネルギーに圧倒されて、妖猿伝や海神記の完成を期待したくなった。
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最高に面白いマンガ。しみじみレジェンドだと実感。サービス精神も満点で、全3巻というボリュームも丁度いい。大オチの安定感が異常。普通こんな(全体の作劇のバランスを鑑みて全く過不足がないという意味で)腑に落ちる結末描けないよ。キャラクターの扱い方も尋常じゃないほど巧み。