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卒論のテーマとして扱った本。ダイジェスト版として携行には便利ですが専門書としては少々物足りない。趣味として読むなら問題ありませんが。
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『呂氏春秋』十二紀からの抜粋。一三三の話しを集めている。主として、春は医学、夏は学問・音楽、秋は刑罰・軍事、冬は葬礼や死節を扱う。解説にもあるように、「時令」の思想を軸にした編集である。また、解説には『呂氏春秋』の成立について論じられており、基礎知識が得られる。
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言わずと知れた、戦国時代の書物です。
戦国末期の思想は、本当に色鮮やか!
訳も原文も読み下し文もあって、しかも文庫なんて素敵!!
それにしても面白いなぁ。
「長く生きるためには、自然に、無理なくやり過ぎないように」みたいな??
こんな風に穏やかに生きられたらねぇ、いいんですけどねぇ。
難しいお話から説話まで書いてあります。
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歳時記をより深く研究しようとすると、ルーツとして中国の書籍に当たる必要が出てくる。その中でも有用なものの一つが、呂氏春秋になる。漢文そのものが読めない者にとって、手軽な入門書がこの本になる。
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『呂氏春秋』の「十二紀」諸篇から説話を摘録。Amazonのレビューで評価が悪かったが、個人的には面白かった。
町田三郎さんの本文の前に付けている要約(タイトル)が絶妙。また、訳も大変読みやすい。