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『独学をシステムとして捉えることの意味』
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」の著者・山口周氏による独学についての本。独学をシステムとして捉え、4つのモジュールに分解して考察しています。戦略・インプット・抽象化/構造化・ストックの4モジュール。
最後には11分野でおすすめの名著も紹介されています。
■ 独学のやり方がわからない!
■ もっと多領域で強い人間になりたい!
■ 知的戦闘力を高めたい!
そんな人はこの本を読み込んでみましょう。
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そんなに目新しい話はありません。「知的戦闘力」というのは、要するに仕事に役に立つ知恵のことのようです。
この手の本では珍しく「アウトプット」については述べられていません。
長期的に仕事に役に立ちそうな知識を得たい方向け。手っ取り早く仕事に役に立つ情報を求めている方には向きません。
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独学のための戦略を学ぶ。
テーマを決めること、
クロスオーバ-を意識すること。
古典を繰り返し読むことなど
重要な示唆を得られました。
本の選び方、読み方、記録の仕方
試してみます。
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・得意×興味があるでユニークな掛け算をつくる戦略
・ブリコラージュ 何の役に立つか分からないけど何かある気がする
・深く鋭く読むべき本を見つけるために、大量の本を浅く流し読みする
・メトニミー的展開 初学者用の本から専門書へ
・本のプレイリストを作るつもりで読書ノートをたまに眺め返してみる
・良い戦略、良い事業プランは、全体として美しい音楽のような調和を持っている
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覚えることを目指さず、アウトプットの知的戦闘力を高めることが目的。変化の激しい現代において、固定化された記憶は陳腐化してしまう。一度インプットした情報を自分なりに抽象化・構造化して、デジタル情報として整理・ストックする。
「知る」ということは、時代遅れになりつつある
一昔前のビジネススクールでは、古典的なマーケティングのフレームワークを教えていたが、時代遅れになっている。
過去に学んだことを償却しながら、新しい知識を仕入れていく必要がある。
(知識の不良資産化)
イノベーションにより、それに取り残された産業はなくなってしまう。
(産業蒸発の時代)
企業の旬の寿命が短くなってきている。ざっくり言って10年くらい。一方で現役労働期間は長期化する傾向にある。つまり多くのビジネスパーソンは、仕事人生の中で大きなドメインの変更を体験することになる。
(人生三毛作)
イノベーションは常に新しい結合によって成し遂げられる。深い複数の専門性と領域横断型の広範な知識も求められる。
(クロスオーバー型人材)
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自分のインプットの質を上げるためのヒント探しで書店で見つけて購入。
3章に書かれているように、informationをintelligenceに変えるためには抽象化と構造化が必要であり、先人たちや、最近では前田氏のメモの魔力と同様の内容が記述されていて、この部分は本質を捉えたものなのだと再認識できる。
2章、4章ではインプットの質を向上させるための方法論も紹介されているが、自分なりの試行錯誤とアレンジが必要だろう。
ただし、知識を使える状況にするには以下2点は必須かと感じた
・関連書籍の固め読み
・知識の構造化
この部分は意識していきたい。
最終章は教養の各分野の名著を紹介しているので、興味がある本を片っ端から読むことにする。
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・無目的に興味の主に赴くままみ、ひたすらインプットする時期がないと、長い期間にわたって継続するような真にユニークな知的戦闘力は身に付けられない。
人生において、他社からアウトプットを求められない時期、インプットのための機会費用の小さい時期にしか、大量かつ無節操なインプットはできない。
・リベラルアーツを学ぶ意味
①イノベーションを起こす武器となる。
②キャリアを守る武器となる。
③コミュニケーションの武器となる。
④領域横断の武器となる。
⑤世界を変える武器となる。
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既存のシステムや方法論を前提とした思考パターンに陥っていたらイノベーションは起こせない、イノベーションを起こすためには独学が必要、というのがおそらく本書のメインテーマ。自分でイノベーションを起こさなくても、新しいシステムや価値観についていくためには独学が必要なんでしょう。
目的もを持ってインプットすることは今までも意識していたが、さらにアンダーラインの引き方(迷ったらアンダーラインを引いておく)、読書メモの取り方(事実、示唆・洞察、示唆・洞察から得られる行動の指針)については早速取り入れてみたいと思う。
取り上げられているエピソードが著者の他の本と同じものが複数あったのが少し残念。同じようなテーマの本だから仕方ないのかもしれないけど。
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独学をシステムとして捉え、説明していることが特徴的な書籍。
戦略
インプット
抽象化・構造化
ストック
この4つを構築して、知的生産システムとする。
ジャンル別にお勧めの書籍9冊ずつ紹介されている。
まずは、学ぶべきテーマを何にするのかを思い浮かべて、いくつかのジャンルから書籍を選んぶことから始めてみてはいかがだろう?
人生100年の時代、社会と関わり続けるかぎり、学び続けないと変化に取り残される。何より、学ぶことは楽しいこと。楽しみ方の一つの方法を本書で学べる。
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要するに、目的意識を持って独習せよ、しかし、絞りすぎることなく、関連性のある限り広く独習せよ、ということ。そのほか、ちょっとしたtipsが散りばめられている。たとえばらKindleはマークした箇所をまとめて吸い上げてくれるので、簡単にまとめノートが作れるという。何それ、超欲しい。
すべてがビジネスのためにある、という思考が通底しているように感じた。少し斜に構えてしまう。
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知識は人生における武器です。学生時代を過ぎれば知識は自力で得るもの,すなわち独学の技法を学ぶことは人生に大きな意味をもたらします。より汎用性の高い知識獲得スキルを身につけることを目的としたこの本で,独学の基本を学んでみませんか。
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したたかに生き抜くための知的戦闘力を高めるための戦略(何を強みとするのか)を明確にするべし。
戦略に基づいたインプット、抽象化・構造化、ストック(引き出せるように)
情報に基づいた、示唆・洞察にこと意味がある。
考えるだけで、学ばないと意味がない。
問いのない学びなど存在しない。
知識を使える武器に変える〜本質をつかみ生きた知恵に変換する抽象化・構造化
抽象化は場数を踏むしかない。
イケスに入れた情報をどうやって自分の血肉化していつでも取り出せるかどうかを常にアップデートし続ける。
アクションとして、身近な問いをみつけるようにし、仮設・抽象化・構造化を心掛ける。
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自分の至らなさを改めて感じる。
本書で触れられている、本は読んでいるけど教養のなさそうな人、すなわち私であると思い知る。もっと一冊と向き合って、思ったことを言葉にする。
10年上の視点で考える。
改めて思い返せば、入社時はできていたが、今はできていないかもしれない。
オススメの本のうち、読んだことのあるものから、もう一度読んでみよう。
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内容的には同じ著者の「読書を仕事につなげる技術」とほぼ同じ内容であり、この本を読んだことがある人なら復習として流し読みできる。
本書にもブックガイドはあるが、「読書を仕事につなげる技術」の方は初学者を対象にしたチャートがついておりこれが活用しやすい。
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これからの時代、一度学んだらおしまいというわけではなく、常にアップデートが必要。特に私が置かれている業界では、新しい技術がどんどんでて過去の常識がほとんど通用しない。その状況の中で、限られた時間の中で学んで行く必要があり、独学はすごく重要。質の高い学びを得るためのヒントを得られた。