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短編集。かなり抽象的な話が多いですが、感覚としては掴めます。日常という回転木馬に、乗せられているのか踊らされているのか。
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長篇における世界観の断片がところどころに見える気がする。特に前半部の数篇は面白かった。しかし、最後の話「ハンティング・ナイフ」だけがどうもわからなかった。(06/1/9)
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事実に即したスケッチのようなもの、と著者は言っているが、それでも小説のように不思議で面白い。
こういったことの積み重ねが長編小説につながっているのだな、と感じた。
この人の目や感受性や人に「話したい」と思わせる力は、他の人と違うものをもっているのだな、と思わせる。
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冒頭にある「話の中に奇妙な点や不自然な点があるとしたら、それは事実だからである」というのが印象に残った。
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実話を元に書かれた短編集。今は無き王妃〜の話、なんか好きですね。過去のクラスの中心人物や人気者は今、どうなっているのかな。
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現代の奇妙な空間―都会を上手く表現している。
また都会に暮らす人々のどこか狂っている人生をたとえるなら、それはメリー・ゴーラウンド。
人はメリー・ゴーラウンドに乗って、日々デッド・ヒートを繰りひろげる。
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人から聞いた話を村上春樹がまとめたもの。彼がまとめるとやぱり不思議なかんじが滲み出てるわけでもちろん好き。類は友を呼ぶのかな。
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村上春樹の短編です。
ただ、実際の出来事を書いたもの。
村上春樹の詳細な自分物描写は好きです。
非日常な出来事をリアルに書いてあるので読んだ後いつもしーんとした感じになるのでしょうかね。
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タクシーに乗った男とハンティングナイフが好き。タイトルが秀逸だと思います。本当に回転木馬がデットヒートしてるよ
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村上春樹作品は、あまり後に残らず、まるでマッサージを受けているみたいに読んでいるそのときが心地良い。僕はそう感じます。だから後になってこの短編集のどれがよかったか思い出すのは難しい(僕の記憶力が悪いだけかもしれないが)。それでももう一度読んでみたいと思える作品です。心のマッサージのために。
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(2007.2.21)読み始め。(2007.3.31)読み終わり。はいコレ村上春樹って言う人です。知ってる?ここに毎回出てくる人ですよー。これから読み始めてみまーす
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作者が実際に聞いた話を(恐らくは多少の誇張を交えて)小説タッチに文章化した短編集。85年の文章だがけっこう後々の作品のモチーフになっている気がする。「スプートニク」の窃視と分裂とか。
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読みやすい短編集。個人的にはレーザーホーゼンがお気に入り。不思議な体験をノンフィクションで書いてある。不思議な締めくくり方をするのはやはり村上春樹だなと感じた。
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実のところ、村上春樹の作品ではいちばん好き。暗くてすっきりしなくて不気味だけど、それこそこの書き手らしさだと思ってる。今でもよく読み返す短編集。
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スケッチブックを模した、村上春樹の「小説にはなりきれなかった人間観察の文章」がまとめられた一冊。
鋭いナイフが痛みもなく身体の中に侵入するかのような、淡々とした文体が描く出来事が気が付けば頭の中に飛び込んでくる、そんな迫力に満ちた文章だ。
バブル華やかなころ、『今はなき王女のための』と同じような体験をした人、多いんじゃないか?