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LGBT+とは何か、という疑問に答えてくれる+にはLGBTには包括しきれない別のセクシュアリティが存在するという意味がある作者が伝えたいメッセージは性的指向は無数にあるから不安にならなくても良いってことなのかなと勝手に解釈したジェンダーはスペクトラム(白黒つけられない、グラデーション的な意味合い)なものということを理解する必要がある約40名のLGBT+の方のインタビューとそれぞれ用語について解説が載っている
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頭使ったーーー。
AND JUST LIKE THATをみてても思ったけど、日本語っていいな。表現の幅がある美しい言語だと思う。日本人でよかった。
日本語で気になるのは姉妹と兄弟くらい?でも、きょうだいで全部を表してるような気もするからからひらがな表記にすればいいのかななんて思ったり。
これを読んで思ったことは7つ。
・誰でも何かに対して社会に適合できない生きづらさを感じているということ。
・その生きづらさは、言語化してカテゴライズされると楽になる。なぜなら、自分がひとりじゃないと実感出来るから。
・宗教の問題とちょっと似てる気がする。
・世の中は少し恋愛に対して期待を抱かせすぎたということ。
・誰かが誰を好きになろうと、好きになれなかろうと、愛そうと、愛せなかろうと、それが人の欠点にはなり得ないということ。
・結局大事なのは、どういう人間であるのかを対話で理解し合っていくこと。
・なんならだれでもマイノリティー。
これだけ細分化されているのであれば、LGBTQIA +の問題なのではなく、いかにその人をその人として受け入れるかっていう問題だと思う。
1冊しか本を読んでないし考えてないけど、私のスタンスは「へー、そうなんだ」だと思った。ジェンダーがどうであれその人がその人であることは変わりない。それが人を受け入れることだと思う。
ただ、不用意な発言で傷つけることをなるべく減らすために、恋話とかする相手は選んで言葉を選べるような人になろうと思った。
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最近クィアとかクワ~ということばが気になって図書館より拝借。とにかくすんごくたくさんのことばがあふれていて、知らなかったことを知ることができただけでも読んだ価値がありました。
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LGBTやフェミニズムに興味があり
いろいろ読んでいるが
理解するには、この本は最もベストに近い
と思える。
「うーん、そんなに単純じゃないの。
新しいジェンダーが毎日のように
発見されて、受け止められているから。
終わりがないし、いつも変化する」(P39)
この姿勢がいい。
2023年11月29日朝日新聞「
LGBT法に見た希望」で看護学者・
藤井ひろみが言っている。
「差別の怖さは、『悪い人』だからする
わけではない点にあります。
大好きな学校の先生から揶揄される。
大好きなお母さんが『気持ち悪い』と言う。
本当にいい人、温かい人たちの振る舞いの
中に差別や偏見が温存されている」
「自分はみんなと違う」ではない、
実感は「みんなは私とは違う」。
「どうしていつも自分たちが中心で、
マイノリティの側が『みんなと違う』と
悩んでいると思っているのか。
マジョリティにーに都合がいいストーリー
ばかり流布される」
「性的少数者として生きてみると、
寛容というか、『自分』がグラデーションに
なるんです。
決まり切った型にはまらない。
だから、世の中の『当たり前』や、
物事の境界線を攪乱することになる。
それが多数派に恐れられ、忌み嫌われてきた
面もあるんだろうなと思います」