投稿元:
レビューを見る
ヤベー、自転車乗りたくなってきた!巻末に書いてあったけど、ストレートな書き方で、難解じゃなくて、そこがいい。途中のH描写は要らないけど…、個人的には。
投稿元:
レビューを見る
ロードバイクに乗る自分にとってもヒルクライムの楽しさが理解出来ずにいたので、そのアンサーを探す為に読みました。読み始めるとテンポ良く進む裏読みの少ない純なストーリーが心地良いい作品です。
投稿元:
レビューを見る
なぜわざわざ苦しい思いまでして坂道を自転車で登るのか?身内にいる坂バカの気持ちが少しだけわかりました。と、同時に自転車乗ろうかな、緩い坂から、という気持ちになります。大作のお嬢さんの気持ちの埋め方は別の方法だったら息子にも即読ませられたのに、残念。
投稿元:
レビューを見る
ヒルクライム小説。
赤城山ヒルクライムはこの小説が元ネタと言う訳で
読んでみました。とりあえず1日で一気読み。
私自信、自転車好きなので、納得したり
感心したりしながら読み終えました。
やっぱり著者が自転車乗りだけあって
リアルに面白かったです。
ただ全体的な感想を言えば
小説そのものを純粋に楽しんだとは言えないので
評価の星は控えめです。
あ、文庫のあとがきの追記はなかなか良いですね!
投稿元:
レビューを見る
死んだ友人の残した自転車で、マラソンをやめてしまった隙間を埋めて生きる意味を取り戻していく話
夏・風・ライダーを思い出す。
サラっと書いてはいるが、主人公の来歴は結構複雑で、それが自転車にのることで、何がしかを得る。
周囲の人々も、自転車好きばかりが集まる。集団になると、異常性が見えにくくなるが、普通に考えるとのめり込み過ぎだ。
それでも、それで良いじゃないか。そういう生き方も幸せじゃないか、といって終わる。
作者もずいぶんのめり込んだようだし。
まあ、全てを掴めるわけではなし、やりがいのある人生は素晴らしい。
投稿元:
レビューを見る
キャラがたっていて、本当にワクワクします。この本を読んだせいでヒルクライムにチャレンジして、あえなく撃沈してしまいました。いつかは、きっと...です。
投稿元:
レビューを見る
自転車競技の一つ、ひらすら急な坂を登る「ヒルクライム」の主題にした、分かり易いストレートな内容です。
私自身、自転車が趣味なので読んだのですが、思いがけず身につまされる内容でした。
自転車競技に没頭するあまり、それが無くては日常生活において、バランスが取れない主人公と仲間達。仕事以外の全て時間を自転車競技のために費やします。
もう一点は、主人公と娘の関係。とその娘の心の埋め方。娘を2人持つ父親として、予想しなかった内容にドキリとしました。
この部分の演出は、もっと違う書き方をして欲しかった。突然、作者が「こう言うのも書けるんだよ」と言わんばかり。
ココの描写は本書に必要だったかな?と疑問が残ります。これのせいで、読者層が狭められてる気がする。
最後は、○○が○○になって話が閉じます。
この小説が執筆されたとき、分中に登場する「赤城山ヒルクライム」は架空のものだったそうです。それが2011年、文庫化と同年の9/11に開催されました。
http://www.akg-hc.jp/index.html
すごい事ですね。開催に至るまでの話が、また小説になるのでは?
続編が書けそうだし、冒頭で主人公が初心者からイキナリSBのエースになってしまった。このSBエースになるまでの話も、もう一本書けるんじゃないでしょうか?
(と言う手法は近藤 史恵さんが良く使う手ですが・・・)
投稿元:
レビューを見る
自転車の話なのでそれなりに楽しめました。
ただあえてそう書いてるんでしょうが説明くさかったのが気になった。
投稿元:
レビューを見る
実は「銀輪の風」に著者が出演した時のプレゼントに何気なく応募したら当選してしまった直筆サイン入りです。
著者にTwitterでつぶやいたら、「早っ」って返事を頂きました。宝物なので袋から出せません。
投稿元:
レビューを見る
自転車で坂を登りたくはなる。
だが、本の内容はお粗末の一言である。
さんざん話を盛り上げておいて、話を膨らませておいて、消化不良で終わる物語。
主人公の自転車への思い、何もかも犠牲にして坂登りに懸けた父クライマーの思い、その父と自転車が嫌いな娘の思い、すべてを描き切れず終わってしまった。終わりよければすべてよし、の悪い見本。
投稿元:
レビューを見る
家庭を顧みず、ヒルクライムに没頭する大作。
マラソンをやめ、大学をやめた礼二。
坂バカ集団が2人を中心に物語を進めていく。
大作の娘あかりは、父親に反発していたものの、礼二と付き合い出す。一見軽い付き合いに見えるが、本気らしい。
人間ドラマが大半。もっともっと自転車のことを深く描いて欲しかった。
投稿元:
レビューを見る
爽快感満載の良い小説だと思う。
もっと描いても良かったのに端折ってしまった点が幾つかあるのは残念だ。
投稿元:
レビューを見る
結局作者は何を書きたかったのだろう?
登場人物たちの自転車への思いなんだろうか?
登場人物たちの立ち位置も、微妙に意味がありそでなさそう。
そして彼らの気持ちも描写不良?
「で、だからなによ」って感想が常に付きまとい、結末までなくならなかった。かといって読み終えたからと言って納得できたわけでもない。
なんかこの読了感、同じ作者の「夏・風・ライダー」という古い作品を思い起こさせる。そういう意味ではそれがこの作者の作風か、成長がないというのか。
投稿元:
レビューを見る
近藤史恵の著作に、
『サクリファイス(http://booklog.jp/item/1/4101312613)』
『エデン(http://booklog.jp/item/1/410305252X)』
『サヴァイヴ(http://booklog.jp/item/1/4103052538)』
と言う、自転車レース三部作がありますが、
これも、それと同系統の自転車レースモノ。
もっとも、近藤史恵の作品の場合、
サスペンス的要素も含まれていたりしますが、
こちらの作品にサスペンス要素は含まれていません。
全般的なストーリーとしては、
有りがちなストーリーではあります。
それ自体をどうこう言うつもりはあまり有りませんが、
主人公の言葉使いにかなり違和感を覚えました。
ほぼ初対面のに他人に対する言葉使いじゃ無いと思います。
それと、主人公の彼女。
大学生くらいになっているんだったらいいけど、
女子高生という設定で、“アレ”はちょっとマズイと思う。
“イマドキの”と言う言葉で括られてしまうのかもしれませんが、
これも、違和感を覚えました。
投稿元:
レビューを見る
自転車小説。正確には登攀自転車小説。
ロードバイクの競技のうちのひとつ、ヒルクライムを題材にした非常に珍しい小説。設定などなどが、自転車を愛する筆者だけに説得力がある。が、話として俯瞰すると構成が残念。勿体ない。