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古今東西、50を超える「寓話」を紹介し、そこから導かれる命題を解説する本。
寓話には非常に有名なものからマイナーなものまである。自分自身が知っていたのは10個ぐらいだった。
まさに「広く浅く」の本だと言える。
たしかにある教訓や命題が寓話(という名のよく練られた具体的エピソード)に紐付いているのでその納得感は一定あるが、そもそもの命題の内容が浅いので全体として軽薄なものになっている。
ただ、なるほどな。と感じたものも幾つかあった。著者の知識も広く、引用されている原書の知識もつくので、その点では有用な本だと思う。
「教訓は苦く、真理は激しいので、そのままでは食べられない。楽しい寓話で包み込むことで届けやすくなる。」本文引用
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大きな岩と小さな岩と言う話があり、その教訓として「大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地はその後二度とないと言うこと。」と問いかける場面があり、自分にとって大きな岩とは何かと言うことを考える大切さを説いていた。
また3人の煉瓦職人と言う様々な場面でよく例に出される嵐があった。結局ここで言いたい事は、人間の行為は必ず何かのために何かをすると言う構造を持ってると言う事。つまり目的と手段の連鎖があり、上位の目的が街の目的を決めてコントロールをしていると言うことを話としている。
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めんどくさいっていう自分の気持ちとの戦い
顕在需要がなくても潜在需要があれば良い
他の人はともかくとして自分一人でもやる。そういう気持ちが誰かからでてきたときにこそ、現場は動き始める
快楽の奴隷になるな。快楽の園主人となれ。
効率的な人生とは味気ない人生
生きぐことは人生を楽しむことではなく死に急ぐこと
回り道こそ豊かな人生
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けっこうすき
何事においても腑に落ちないと動けない自分にはぴったりとも言うべき様な本で、ものの捉え方を再確認できた
楽しみながら読みました
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私は、「北風と太陽」の話が大好きですが、本書は、そうした古今東西の寓話を取り上げ、そこにひそむ教訓や真理を、筆者が説くというスタイルになっています。
教養を高めるという意味で、お得感のある本でした。