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家族、友情、そしてネコ。どれも欠けがえのない存在であり、暫く会ってなかった友達に出会いたいなと思える作品。
野良猫のナナからひとを見る視点が楽しい。人間に取って良いことが、必ずしもネコに取っても良いことではないらしい。薄型テレビとブラウン管テレビの話など。
最後にたどり着いた札幌の叔母の元。不器用ながらもナナと飼い主のサトルに向き合おうとする姿が微笑ましいのと、辛いのが共有してしまいました。
すべてのひとには、必然的な出会いがある。本でも、ひとでも、そしてネコでも犬でも。
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いや、泣くでしょこれは。
僕はいついつまでも永遠にサトルの猫。
僕らは旅の思い出を数えながら、次の旅へと向かう。
名作。
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最初から動物好きには涙腺が崩壊します。
そして、どんなつらい現実も耐えて、受け入れ、しかしながら周りの人たちへの感謝は忘れない。
最後は…。
あまりにもつらすぎる。電車の中で読んでいて、困ってしまいました。
ペットも含めた周りの人たちへの深い愛情を感じる作品でした。
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2017/2/26
週刊文春に連載されてた頃からポツポツと読んではいたものの、通してしっかりとストーリーを読んでいたわけじゃなかったから、今回文庫本が発売になっていたので買って読んでみた。有川浩といえばラブストーリー?みたいなイメージがあったけど、これは少し悲しい話だなあと思う。また、今までの作風とは少し違ったような感じがする。どちらかというと、ストーリーセラーの話に近いというか展開が似ているというかそんな感じ。ストーリーに出てきた人物たちが必ず最後には一点で繋がっていく展開は阪急電車のようで先や続きの展開が読んでて繋がっていくのが楽しかった。猫の視点からの物語と飼い主のサトルからの立場からの物語が交互に繰り返され、そこに登場人物たちが上手に絡んでくるのですごく読みやすい話だと思う。自分は動物を実際に飼ったことがないから動物がどのように考えてるのかはわからないけど、きっとこんなんだろうかという内容も猫の視点から面白く描かれているら、
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久しぶりに読む有川作品。
悲しい結末ではあるけれど、心温まるストーリーで癒されます。
猫の気持ちってこんな感じなのかなぁ⁇
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公共の場で読んでいたので、涙が溢れてきたのをごまかすのに苦労した。先が気になって仕方ないけれど、旅の終わりまで読み進めたくない…煩悶しながら読み終えた。
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しゃべる猫がキャラ立ちしていて面白い。
視点、立ち位置の違いから、絶妙な距離感を感じる。
悲しい話になりがちなネタだが、猫のおかげか、ほっこりする。
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ストーリーの起承転結は予想も出来て、しかし予想出来るからと感じる印象は薄まらないのだった。
野良猫だったナナの感じ方と動き方が悟の生い立ちと溶け合って、そこから改めてふたりの旅が始まったように思う。
心に痛みを感じたとしても、それを佳い生き方として発露する、このふたりのようになれたらなあと思う。
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タイトルに「猫」とあったので何の気なしに手に取った本ですが、読みやすくて、語り手が猫のところも猫のことをよくわかってるなーという感じで癒やされながら読みました。
日頃、サスペンスとかなんとなく平和ではない、こわいような内容のものを読むことが多いので(好きで読んでいるんですが)、この本はすごく心が癒されるお話で、よかったです(笑)
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読了するまでに、今回もかなり時間がかかっちゃった。
なんとなく本屋で手に取った小説。
猫ちゃんとのほんわかした物語りかと思い、読み進めていったんだけど
中盤から様子がおかしくなり、
なんだか哀しげなお話に変貌していったのにはやられました。
後半食いつき型小説(俺ルール)
最後は、やっぱ哀しいのか、それとも幸せなのか
なんとも不思議な気持ちになった物語でありました。
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愛猫と別れの旅をする話。この設定で外れようがないと思ったのだけれど、文体が性に合わず、安直な真相にトドメを刺されて興醒めしてしまった。セカチュー系譜のインスタントお涙頂戴本だったか。読者は不感症だから単純で強い刺激でなければ伝わるまい、と著者に馬鹿にされた気分。
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有川浩の印象が大きく変わった一冊。表紙とタイトルに騙され、猫目線のちょっと変わった旅行記なのかなあと思って読み始めたが最後。最初こそ生意気な猫ナナの語りに思わずニヤニヤしてしまうが、なぜ悟がナナを連れて旅に出たのかが次第に明かされていくうちに予想できる結末がどうか覆ってほしいと願わずにいられない。ちょっとひねくれたナナが悟のためにとる行動、誰にも心配させまいと友人たちにも病気のことを隠していた悟がナナだけに語った「そばにいてほしい」という本音。旅で出会う友人、動物、伯母の法子、それぞれが事情を抱えながらも温かい。悟の秘密かわ病気だけにとどまらないことにも驚かされた。何度読み返しても涙なしには読めない作品。有川浩が描く愛の形は恋愛だけでないと証明してくれた。
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2017.319 読了
再読。
待ちに待った文庫!
さっそく買って 一気読み!
やっぱり いい!!
始まってすぐから 号泣。。。
何回 泣いたか。。。
ラストは 大号泣。
嗚咽まで出る。。。
絶対 外では読めません。
私の読書人生のなかで 一番好きな本です。
あえて 内容は語りませんが、
騙されたと思って 読んでみてほしい!
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猫好きさんにはたまらないと思う。
猫の旅レポ。
ご主人との絆。
最後にもう一捻り欲しかったかな?
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ネコ目線だったり人目線だったひののんびりストーリー。中盤以降は予想してなかったシリアス展開。
よく考えたら主人公目線はなかったな。読みながら、将来ネコも飼ってみたいと思いました。