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道真の精神的な迷いと成長が見られる巻でした。
自分は知識をただひけらかしているだけで自身で考えているわけではない。
家におごり業平にすら「つまらん」と言われてしまう始末。
この事態を経て成長するとすれば次の段階に歴史が動きそうですね。
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「道真が“学問とは。真の知識とは。”という命題に真摯に向き合う」の巻。次は一皮むけて成長した道真が見られるのでしょうか。
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青年道真、多い悩む、の8巻。努力をしていない訳じゃない。しかし、人が生まれながらに与えられたものはそれぞれで恵まれていても、いなくても、それは誰にも選べない。業平様の登場は少なかったけど面白かった。 #応天の門
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なんだか苦しい読後感の第8巻。
別に道真が悪い事一つもないんだけどね。恵まれている人間は恵まれている事に自覚的でないと他人を無意識に傷付けるね。でもカンニングは駄目だぁ…。
業平様は今回癒し枠でした(笑)。良い部下に恵まれている。
「素敵な業平様が素敵にかわいいものを」って大興奮の白梅がもうわかりみありすぎて笑うしか無い。天国だよね!
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知識や才能があっても正しく使わず転落する生き様を目の当たりにしたとき、そこで得た才を正しく使う生き方が大事と悟る菅原道真。この転機がのちに藤原氏との対決になるのでしょうね。次回は謎の比丘尼が登場。大きな力はしばらく影を潜めています。
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学問とは?
常識だと思っていた正義が通用しない歯痒さ。
道真君ももう子供じゃないんだな。
此処から自分との闘いが始まる。うちの子も丁度ココだな。
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絵が好き。事件的には大掛かりでも難しくないけれど、本編にそっているお題目に対して挟む、本郷和人という人のラフい平安解説が凄く好きで、楽しみにしています。絵プラス解説のおかげで学校で習ってうっすら記憶の片隅にあるような歴史ワードや古典ワードが、しっかりと生活感のある息づいた世界に変わりだし、ちょっと平安時代のライフスタイルや文化に詳しい本を読みたい気分。
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「では学問とは誰の為にあるのだ」
生まれ持った才能と地位は本人の意志とは関係なしに活かすべきなのか?そんなテーマの今巻。道真の転機が訪れてるのかも。
なんかこんなテーマの映画あったな。
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こちらも既に続巻出てるのに積み状態だった…ヤング菅原道真が、学問と自分の在り方について悩む、という、極めて近代的なテーマに挑んでおります。合間でいろいろ事件も起きてますが、今までの巻みたいな、宮中での陰惨な権力闘争とか、妖が絡んでくるのとは一味違う、アイデンティティの確立を巡る懊悩ぶりが何とも言えず、胸をしめつけてきます。そして女好きでお人好しのイケメンちょいワルオヤジな在原業平が、この巻ではなんだか「大人」の立ち位置で、飄々と学問の本質を突いたりするし。ついでにちと旅にでも出てみるか、な展開が好ましい。
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いいねぇ、こういう内に入っていく感じの話好きだわぁ。
平安時代に生きている道真は正しい意味で、ノブレスオブリージュ的なものに悩むわけね。現代人とは感覚違うわなこのへんは。
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学問とは、に向き合う道真。
立て続けに、才に恵まれながらも環境に恵まれず罪を犯すとこまでいってしまった人から投げつけられると…道真は悪くないけれど悩むな。
しかし大学寮は陰陽寮と何か確執があるんだろうか?道真が陰陽寮に用があると言うと、是善父さんも言道先生も広見先生も「マジで!?そっちに進むのか!?!?」みたいにめっちゃ言ってくる。。
悩む回でも、是則の言葉には救われました。この人ほんと良い人。。
大師回も始まりました。大師は宝塚版でもとても綺麗だった……
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道真が「馬鹿に興味がない」とはっきり言うところに笑ってしまう。
才能があっても使い方を間違えれば無能より悪いと思っているのも彼らしい。
その才能があればもっと、と思ってしまうのが若さなのだろう。
いちいち聞こえるように悪口を言うのは道真でなくとも
軽蔑するのは当たり前だ。
「頭が悪いといらぬ恥をかく」
「陰口しか能のない馬鹿は帰っていいですよ」
とはっきり言うのが正直気分が良い。
角は立つとは思うが。
しかし言われた時はしーんとしていた癖にまたすぐ悪口を言い始める有象無象、本当に不愉快。
「本当に学が必要なときはいつだって急に来る」
は全くそのとおりだ。いざというときの為に常日頃から準備しておくのが学というものだろう。
有兼の気持ちもわからないとまでは言わないが
真っ直ぐなだけに「残念」と思っている道真も気の毒に思う。