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粘着質な文章、後味の悪さ、岡山弁がチャーミングなのが救い。あと水道橋博士の解説が読める。これのほうがある意味怖い。
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エッセイ集……なのだけれど、半ば恐怖小説と化してるぞこれっ! さすがは岩井さん。可笑しくて笑える部分がほとんどのはずなのだけど、やっぱり怖い。あっけらかんとしているはずなのに、なぜかどんよりじめじめ。正直「ぼっけえ、きょうてえ」よりもこの本のほうがきょうてえと思ってしまったのは、はたして私だけなのでしょうか?
というわけで、岩井志麻子さんファン度がアップ……はっ、まさか私も「ヤバイ人誘蛾灯」に引き寄せられてるんじゃっ!?
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東京のオカヤマ人の志麻子先生のエッセイのような・・・短編集。
事実あり、妄想あり、脚色あり、少し怖くて、少しエロイ。志麻子先生によってくる、変な人達。
おばけなんかより、生きてる人間がいちばん きょぉてぇぜ・・・
水道橋博士のあとがきもオモロイです。
志麻子の存在が気味悪く、 せっかくもらったサイン本をほかすほどのきょぉてぇ志麻子先生への熱いメッセージ。水道橋博士いわく、志麻子先生の初対面の印象は 実写版 貞子・・
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岡山出身の作家、岩井志麻子のエッセイ集。岩井氏の書く小説の、暗くてじめじめとした感じとか禍々しさとか、人間(特に女)のどす黒い部分が描かれている感じが結構好きです。ときどき無性に読みたくなる。ぼっけぇきょうてぇもハマった。
この本はエッセイのようで、岩井氏の周りの少し異質な人たちのエピソードに着想を得て書かれた短編小説のようにもなってます。
面白く読んだけど、やっぱり小説のほうが好きかな。