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読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。
2018.5.5作成
1,2章が総括で、それ以降が業界別に解説しています。2章まで読みました、そこまでで気になったポイントです。
・日本の企業は、過去の延長線上のモノや組織であふれかえっていないだろうか、あるいは創業者が掲げた「理想」「社会的意義」「職業倫理」を忘れてしまってはいないだろうか(p4)
・中堅、中小企業経営者の年齢のピークは66歳、この値は20年間で19歳上昇した。経営者年齢は若返っていない(p4)
・1980年頃から多くの企業が生まれ、あらゆる業界で企業が増えた、同じようなビジネスモデル、似たような商品であっても国内市場が成長している間は、それで良かった。しかし市場が成熟した今は、国内での消耗のため、本当に必要なサービスを提供できていない(p17)
・業界再編の動きには3つあり、1)旧態依然とした業界が変わる、2)業界、部署、技術に境界線がなくなっていき、いかに連携するかが大事になる。3)自らの顧客を定義しプラットフォームを作り上げることがますます重要になる(p32)
・業界再編とは、業界全体を考える優良企業が集まって業界構造を変え、新しいビジネスに挑戦し、ビジネスを進化させること(p42)
・業界再編が避けられない理由として、1)人口減少により労働者の減少、2)成熟期を迎え次へ向かう必要がある、3)インターネット普及によりデータベースの構築が必要となった(p46)
・業界再編の法則、1)どの業界も大手4つに集約、2)上位10社のシェア10%(成長期)、50%(成熟期)、70%(衰退期)、90%になると再編終了、3)国内の活動拠点は6万拠点、4)業界ナンバーワンであっても、10%の商品は首位が交代する、5)一人勝ちのビジネスの増加(p61まで)
2018年5月5日作成