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ふらっと買ったよしもとばななの「すぐそこのたからもの」。
シンプルな子育てエッセイなんだけど、詩集のような、子供のレンズで見た世界を再構築するような、うつくしく切ない世界観に2度ほどグッときて泣きそうに。
限られた時間ならではの感性のうつくしさとと、いつかそれを失っていく予感に満ちた、よしもとさんの願いのような祈りのような本。
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2018.2月。
吉本ばななさんの子育てエッセイ。なんて優しい。そう。今って宝物みたいな時間なんだ。かけがえのないもの。いずれ終わってしまう今だけの眩しい夢のような。バタバタしたりイライラきたりクヨクヨすることも多い毎日だけど、そういう時間を今特別に過ごさせてもらってるんだということをちゃんと心に置いておこう。この本がそう教えてくれた。
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母からもらった本。
8歳の息子との日々のやりとりを記したエッセイ。
「お母さん」と無条件で甘えてくる存在がいることの奇跡、素晴らしさを改めて感じることができた。
普段は時間に追われて、余裕がないけれど、ふとした子どもとの会話の中で確かに感じる、この気持ち。
このあったかい気持ちを、とてもよく書き表していると思う。
子育て真っ只中の人はもちろん、ひと段落した人も、これからお母さんになる人にも読んでもらいたい。
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あっという間に読了。
チビちゃん天才!!
表紙も挿絵も白黒なのに、文章読んでると脳内がまぶしいくらいに色鮮やかでキラキラモードになる。
子どもってみんなあんなに天才なの?!笑
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こちらも、小平奈緒選手がTwitterで紹介していた本。
小平選手が吉本ばななさん好きと知ってから、私もまたばななさんを読むようになってきた。
こちらは、ばななさんのエッセイ。「チビちゃん」なる息子くんとのほっこりエピソード。
とにかく可愛らしいし、癒される。
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働きながらの3歳との時間は、ともすると楽になる日を心の片隅で待ち望みながら、本当にあっというまに時間が過ぎていくけれど、芸術家の感性でとらえた家族との時間にふれることで、自分自身の感性もすこし拡張されたように思う。
この時間の貴重さ。切実さ。ただ忙しくやりすごすには、あまりにももったいないということに気付かされる。若かりし日の敏感さをなんとか掘り起こして、解像度高く、あますことなく、感じておきたい。受け止めておきたい。すべてに気付いていたい。忘れていたことを思い出した。
芸術家の子育てエッセイは、こういう役割があるんだなと思い、もっと読もうと思った。
よしものばななの本は若い頃何冊か読んでそのあとなにもなかった…が本当に読んで良かった。もっと読んでみよう。
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子供との愛しい時間
寒い午後だったけれど、つないでいる手が温かかった。
離す日がくるのはわかっているから、もう少しだけつないでいようと思った。
甘くて、かけがえのない、愛しい時間。
目を閉じれば、その姿、手の小ささ、甘い声が聞こえてくるよう。
それをしっかりと思い出させてくれた。
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子育て中の、ばななさんの沁みる
言葉満載の、育児エッセイ。
息子である、チビちゃんの感性豊かな言葉使い…
全く、バナナさんの分身の言葉でした。
子どもが、赤ちゃん 幼児の頃は、あっという間で、吐き出される、
ダイヤモンドの様な「言葉」たちは、
心して書き留めておかなければ、
覚えておかなければ、
消えて、無くなってしまうのですね。
1日の中の、ほんの短い時間でも、
じっくり、その子供だけに向き合えば、
絆は、深まってゆく、かもしれませんね。
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ばななさんのお子さん・チビちゃんへの愛情がいっぱい感じられるエッセイ♪
チビちゃんの大人びた物言いや大人が「ハッ」とするような発言の数々。どのエピソードも微笑ましくて幸せな気持ちになった。
子どもの直感や感性ってすごいなぁ。読後、我が子をギュッと抱き締めたくなりました。
可愛いエピソードに自然と優しい気持ちになる。「いつのまにか」、「チビちゃんのホテル」、「かわいい声で」、が特に好きでした。
もう二度と訪れない子どもとの愛おしい瞬間が詰まった一冊。
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ばななさんのお子さん、チビちゃん何気ない言葉や、チビちゃんを通してばななさんの感じる言葉が、人として大切なことばかりだなとシンプルに感じて、疲れた心身に染みわたるようでした。
カバーイラストと挿絵もとても素敵でした。