電子書籍
つづきが楽しみ
2022/05/25 15:15
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投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
るなだけ見えるちいさこ、テン。ママにひどいこと言われて、ふたりで家出するのかな。絵がとてもきれいです。ちいさこという言い方初めてでしたが、コロボックルとか、かりぐらしってことだろう。小沢真理さんのルウルウがすごく好きで、私はアリエッティよりそっちがまず思い浮かぶけど、佐藤さとるのお話もこどものころ読んでた。こういうお話が好きなのは小さな子どもが自分より小さな友を守ろうとするのがぐっとくるからだろうし、小さきものを無視して忘れてると世界が輝きを失うって真理だろうなと思うから。
紙の本
可愛い短編。
2019/04/04 15:59
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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういうほっこり出来るお話をたまに読みたくなる。
安心して読める作品だと思う。
戦国時代の話が好きだった。
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やるせないことがあって、書店のマンガコーナーをうろうろ。
新刊コーナーで見つけて、帯にひかれて購入。
手のひらサイズの「ちいさこ」は、恋を知らない者、死を迎えようとしている者が、見ることができる。
秘密の庭のテン、山の世話焼きイグナ、ルンダの青い石、四百年の庭、トコヨモリ、5つの短編。
おもしろかったです。
やさしいおはなしたちだ。
小人や精霊の話は色々あるけれど、こんな風に恋愛要素を加えるとキュンとしてしまう。
異類恋愛譚、イグナと王子と、切ない。
トコヨモリの最後がなんとも言えない感じですが、きっと、トコヨモリはある。
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『ちいさいひと』のお話が大好きなので、とても読みたいと思っていました。人間は “恋をすると見られなくなる” という“ちいさこ”。『garden5 トコヨモリ』では泣いてしまいました。私も“ちいさこ”に会いたいなぁ。
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感動した。大人になると見えなくなってしまう妖精の話って古今東西ありがちパターンだけど、とにかくどの話も良かった。ラストには落涙するほど。ひとに薦めたい。
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日本帰国中に友人からもらったもの。ほっこりしていて、ちょっとほろりとするそんな短編が何作か入った本だった。小玉ユキのはこれで3冊目だけれど、どれもそんな感じで良い。
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コロボックルだー!! この間、コロボックル王国シリーズ読んだばかり何だよね。こっちの方がファンタジーなんだけど、いや、むこうもファンタジーなんだけど、あっちのほうがリアルな感じがする。夢の世界はとても素敵なエピソード。
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やさしい、大人向の童話って感じ。
1巻完結なのはよく考えられてるなぁ。
余韻引き摺って、自分の空想に続けられるのがすてきな本でした。
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アリエッティ…!ではなくて“ちいさこ”。
どのちいさこも人間に寄り添ってくれて幸せな物語。イケメン王子のちいさこがかっこ良かったので、こてこてのファンタジーも描いてほしいなぁ
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坂道のアポロンの作者小玉ユキによる短編集。
単巻なのでこれ一冊で楽しめる。
ある条件を満たす人だけが見ることができる「ちいさこ」という存在。
彼らと人間の心の物語。
緩やかなつながりがあるものとないもの4編が収録されており、どれもきれいで暖かい。
自分にはちいさこが見えるだろうかとふと考えた。
ちいさこの声については最初警察24時で出てくる合成音声で脳内再生されてしまって笑ったのだが、その解釈で合ってるのだろうか(合ってないと思う)。
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恋を知らないか死を迎えようとする者にしか見えない長寿の小人「ちいさこ」。
ここに出てくる小人たちは、離れた人間関係を結びつけるような役割で出てくる。
また話の並び順が秀逸。
1話目・絵本の中にしかいないと思っていたちいさこと女の子の交流
2話目・ちいさこが見える大人たちの話
3話目・ちいさこと少年の話
4話目・最初に出てきたちいさこの昔の話
5話目・絵本の作者の話
子供と小人という単純でわかりやすい話から始まるが、恋をすると見えなくなるという設定が生かされる話しになっていく。
2話目の恋に落ちていく過程の話も良かったが、4話目の恋心を抱き始めたからこそ相手が見えなくなっていくのも切なくて良い。
そして最終話。作者がちいさこの絵本を描くきっかけとなった出会いと、描いたからこその再会。
恋未満が恋になっていく過程の甘酸っぱさと、別れと出会いの切なさが詰まった短編集。
小人と人間の交流ものが好きな人だけでなく、爽やかな恋物語が好きな人にもおすすめしたい。
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悲しい話じゃなくて良かった。ちいさい人たちは大体長生きだから、あちらからヒトを見るのはヒトが犬や猫を見るのに近いのかなあ。すぐ死んじゃうとかさ(´;ω;`)この庭がずっと残りますように。
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先日、一気読みした『青の花 器の森』の小玉ユキさん。他の作品も読んでみたくて、まずは評価の高い単巻のこちらを手にとってみました。
5篇からなるファンタジー・オムニバスです。
「ちいさこ」と人間とのちょっと不思議な出会いと交流が描かれています。ちいさこが見える人の条件に最初はちょっと違和感あったんですが、うまくお話に絡んでました。5篇それぞれの繋がりも素敵で、どのお話もほっこりするしうるっとするし、すっごく良かったです!めちゃめちゃ好きでした!
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『狼の娘』(小玉ユキ)を読んだ時に紹介されていた『ちいさこの庭』。
小人の話は『借りぐらしのアリエッティ』(宮崎駿)、『ONE PIECE』(尾田栄一郎)以来かな。
本書で語られる小人は妖精のような存在で、
「恋をするとその存在は見えず、その先見える事はない」とされています。
恋をした事がない子ども、大人、それぞれの視点で見ていると、
中には切ないものもあって、久々に泣きました。
小人の話はゆかいか切ないかのどちらかに分かれるね。