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なぜ投資家が未来予測を?
という疑問はあったのだが、なぜ著者が本を記すに至ったのか、その背景を知るにつれ、納得。
予測されたいくつかのうちは実現するのだろうし、いくつかは実現しないだろう。
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著者は机上の評論家ではなく、投資家として100億円の資産家だとか。プロの投資家が未来を予測したのだが、どうなるのか。
★世界を観察する3つの切り口。
金融経済
情報技術
社会システム
★行政手続きの電子化で士業は廃業ラッシュ
司法書士、行政書士、不動産鑑定士の仕事はまったくなくなる。
★日本の新しい基幹産業
・植物工場
・建設機材の輸出
・自動運転用のインフラ設備
・製薬
・宇宙開発
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2025年日本経済はバブル期を超えて繁栄している筈だ、ただしこんなことを実現しないとなりませんが、という本。
著者の運用は主に不動産市場で行われていたようで、2025年には首都圏の不動産価格は高騰していると言う。
しかし・・・
高能力移民の大量受入(良い政策だが、日本では困難だと思う)による地価高騰は良いとして、その子女が飲食系アルバイトをするから、日本人バイトはいなくなるとか、株式時価総額の増加は(付加価値を企業が生み出すからではなく)、極端に言えば全体ではゼロサム的なものであるとか、?な記述が多い。
タイトルの「予測する日本の未来」像が、例えば既に中国で行われているアリババによる、全ての経済活動をスコアリングする与信形態とか、既に他の国で実施されているものが多く(後書にはそう書かれてはいるが)オリジナリティが少ない。
私はこの本の中身にかなり懐疑的ではあるが、著者の言うとおりに日本が繁栄したとしたら、ごめんなさいと頭を垂れるしかない。
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「日本の未来」を非常にポジティブに書いていて、楽観的といえばそれまでなんだけど、なんか、そうだったらいいなぁ~とか安易に思ってしまった。
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2018年2月に出版された、2025年の近未来予測の本。
・東京都心の優位は揺らがない。
・アジア人富裕の受入増加による都心不動産価格の押し上げ
(70㎡のマンション価格は2018年時点で7,000万円→9,000万円まで上昇)
・レゴブロックのように均一的なデザインで安価に住宅が建てられるようになる。
・働き方は"1億総契約社員"として時間も場所も自由に働く代わりに自己責任の成果報酬制になる。
・アジアの優秀な若者が日本に来て仕事を獲得していく。
本書ではデータ論拠に乏しいが、裏を返せば著者の率直な思いが自由に述べられている印象。
色々と述べられているが、どれも程度問題でありどこまでドラスティックになるのだろうか?とも感じるが、
参考にし頭に置いておこうと思った。