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小松美羽さんの芸術家としての視点、まなざし、日々の暮らし、全てが新鮮で面白かった。色んな分野の人の価値観とか考えとか生き様をこれからも知りたいから、色んな分野の人の伝記とかエッセイをどんどん読みたくなった。綾瀬はるかが、「論語を今読んでいるけど内容が全く入ってこない。でも読み終えた先でわかるものが何かしらあるのではないかと思って読み進めている」と、日経ウーマンの特集で言っていたのを聞いて、その考え方はいいなあと思ったので、私も粘り強く読んでいきたい。
小松さんは感受性がすごく豊かで、鋭いなあと思った。魂の色が見えることとか、言葉のつむぎ方とか。今回の小松さんの本の中で、ぎゅっとくる言葉とかこれからの自分の人生の指針にしていきたいなと思う言葉がすごく沢山あって、「表現」とか「人の心を動かす/伝える」のプロである小松さんだからこそ、言葉の選び方、つむぎ方がすごく卓越しているのかなと思った。茨木のりこさんの詩「自分の感受性くらい」の最後の三つのフレーズが心に突き刺さった。頰をぱしりと張られたような衝撃が私にも鋭く残った。茨木さんはもうなくなってしまっているけど、作品を通して茨木さんの生き様とか魂のぬくもりは残っていて感じられた。詩もすごくいいもんだなと思った。
小松さんの「神社のようなアート」を見てみたいから個展にもいきたいなと思った。あと、小松さんが美術館で作品とか見るときに、魂とかスピリットが宿った作品とからっぽの作品があると聞いて、へ〜そうなんだとすごく面白かった。
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小松美羽さんの考え方、過去の出来事も細かく綴られていて、人となりと一つ一つの作品ができるまでの経緯がよくわかりました。私の制作活動の支えになりそうな本です。自分を蔑みそうになった時、美羽さんのこの本を、言葉を思い出していきたいなと思いました。
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狛犬の話、長野の実家の話、伊勢神宮、出雲大社、とても神秘的ではあるが、アートの考え方が他のアーティストとは違う何かがあるように思いました。美意識とはこういうことかもしれません。
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読む手止まらなかった一気読みした
「こうなれたら」って憧れることすら畏れ多いほど本物の人読み終わってフリーズするしかなかった
同じ時代生きてるだけで救われるくらいの存在
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著者小松美羽さんの感受性や仕事への向き合い方が素敵だった。うまく言葉で言い表せないが、見えないものを見ようとしているのか、見えないものも実際に見てなんでも自分に吸収しようとしているのか、自然に没頭してやっているのか。言葉の選び方も素敵だし個展でもあれば実際に絵を見てみたい。
最後の3行がもっとも印象深かった。
絵のレベルをあげるのではなく
祈りのレベルをあげていく
そんな自分であり続ける
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アート思考の本(ハウ・トゥ アート・シンキング)を読んで、図書館で手に取った本。
著者の小松さんは全然知りませんでしたが、
有名な現代アートの作者のようです。
※ハウ・トゥ アート・シンキング
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4408338974#comment
「ハウ・トゥ アート・シンキング」を読んで、
アーティストというのがどういうものなのかを何となく理解できていたので、
小松さんの本の内容もスーッと入ってきましたが、
この前提知識がなかったら、
著者の言っていることが理解できなかったと思います。
著者のキャリアを辿ることで、
著者が有名になった過程をたどるのは中々楽しかったです。
著者の作品を冒頭のカラー紙面で眺めたり、
画像検索で調べながら、読むのが一番。
本を読みながら、著者の哲学・価値観に触れることができる一冊です。
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自分の日常生活とアーティストさんの生活は決して交わらないと思っていたけれど、そうではないと気付きました。
総じて、生きることは自分の役割を見つけることだからです。小松美羽さんの場合、それは作品作りこによって達成されるのですが、私はなんだろうか?と問うことにもなりました。大感動の本です。
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友人に勧められて手に取った1冊。
ぶっちゃけ美術、芸術興味ゼロな私。
XperiaのCMにも出てた著者の小松美羽さん。
皆さんご存知ですか?私の周りは私以外みんな知ってた( ºωº )笑
それくらい興味のない分野だったんだけど素敵な1冊。
すごくスピリチュアルな方で、絵も独特。
ちょっと怖いけど惹かれるなにかがあるような…
内容もすごくスピリチュアルだけど、芸術の良さがわからない私にも響く言葉がたくさんあった。
生きる勇気、希望をもらえた1冊だった。
同じ出身県にこんな素敵な方がいたとは…笑
個展があればぜひ行ってみたい。
自分の中のまた新しい興味の扉を開けた1冊になった。
人におすすめしたい1冊。